3月7日のモーニングバードで、凄い報道がありました。こんな事実を世間には知らせないで、国民を危険な状態に置いておくことはどういう事なのか・・・・・・
原子力安全委員会の斑目春樹委員長が、今の安全基準はあてにならないと言っています。
安全基準の作り方に問題があったとのことです。斑目委員長は国会の事故調査委員会で次の様に発言。
「今まで発行してきた安全審査指針類に、いろいろな意味で瑕疵があったという事は、これはもう、ハッキリと認めざるを得ないということでございます。」
いま、原発再稼働するために、政府は、そのダメな基準に乗っかってストレステストをしている。
原発再稼働の3つのハードル(国会事故調査委員会 参考人聴取2月15日)
(1)安全基準
・一番低い安全基準を電力会社が提案するとなんとなくのんでしまっていた。
・30年前の技術かなんかで安全審査が行われている実情があります。
早急に直していかないといけないというふうに考えている。
・立地指針に書いてあることだと、仮想事故とか言いながらも非常に甘々な評価をして
強引な計算をしている。全面的な見直しがなされてしかるべき。
また、斑目原子力安全委員長は次のようにも話しています。
「安全審査指針に則っているから文句ありませんね」と事業者が言ってきたら「文句ありますよ」と答えようと思っています。
(2)ストレステスト
・ストレステスト1次評価だけでは総合的な安全確認が終わったとは言えない。(斑目委員長)
(3)政治からの独立
・IAEA(国際原子力機関)安全基準
規制機関は政府各部門の圧力のような如何なる不当な影響にも左右されないで、
独立した規制判断がなされなければならない。
政府が原発再稼働に向けて動いている中で、野党第1党の自民党はどう動くか?
このことに対して、元経済産業省官僚の古賀茂明さんは、次のように言っています。
「恐らく本気で自民党が攻めたら、もうこれ絶対に進まないです。
これだけ材料があります。攻める材料が満載ですよね。
だからぐーの音も出ないはずなんですけど・・・・。」
「ところが自民党も原発を動かしたいんです。
電力族とかそういう人たちがいて、とくに長老に多いんですけど・・。
その人たちが表には出ないんですけど、若い人たちを使って実は原発を動かそうという方に行っています。」
「ですから、これからの原発をどうしますか?」というのも「10年先送りみたいなことをやりましたね」この間・・・・・。
本来であれば民主党に対して「おかしいじゃないか!」と野党として厳しくチェックしていかなくちゃならないのに、それをちゃんとやらない。
だから、これだけ危ぶないという材料がそろっているのに、なかなか止まらないということになっているんです。
ところで、福島原発はもう収束したのか?・・今、4号機は大変危険な状態にあるようです・・・・・
4号機の上部に使用済み燃料プールがあり、そこには燃料1535本が(原子炉に入る燃料の2.8倍)入っています。
これは冷やし続けねばならない。(放射能の飛び出しを封じ込めるため)
このことに対して、京都大学原子炉実験所 小出裕章助教授は、次のように警告しています。
「もし、これから大きな余震でも起きて、ここの壁(4号機のプールの壁)が崩壊するようになればプールの水が抜けてしまいますので、使用済みの燃料を冷やすことが出来なくなる。そうするとどんどん更に溶けてしまうことになって、使用済み燃料がたぶん全部とけてしまうだろうと思います。そうなると使用済み燃料の中に含まれていた膨大な放射能が何の防壁もないまま、ここから外に吹き出してしまう。」
こうなると、東京あたりまではだめになるようです・・・・・・
それでは、その使用済み燃料を取り出したらどうかという事になるが・・・・
それについては、小出助教授は言っています。
「使用済み燃料を空中に吊り上げようとすると、使用済み燃料から膨大な放射能が飛び出してきていますので、周辺の人たちは死んでしまうしかないというくらいの強いのです。」
使用済み燃料は、水の中に入っているから、防御されています。空中には出せません。従って、今のプールから取り出すにしても、水の中での作業が必要だという事です。すなわち、プールの中に大きなタンクをクレーンで入れ、水中で使用済み燃料を、その容器に入れ、その後、蓋をしてタンクを取り出し、違う場所に移動するという事です。
しかし、昨年の爆発で建屋は崩壊しており、今ある備え付けのクレーンは使えません。
それについて小出助教授は、
「巨大な容器を入れそれをまた外に吊り上げるという事をやらなければならない。
そういうことを全部やろうとするとたぶん、何年と言う単位が必要になるであろうと思います。」と・・・・
(本日、東電が発表したスケジュールでは、早くて来年の12月だそうです・・・・?)
それに対して、インタビュアーは質問をしていました。
「何年と言う間に、4号機の建物を壊すような地震が来たら?」
小出助教授
「おしまいです・・・・・・・・・」
何という状況なんでしょうか!!!
いつ4号機の建屋が崩壊し、使用済み燃料が空中に出るかもしれない危険があるにもかかわらず、それをほったらかしておいて、再稼働がどうだとか、電気料金値上げだとか、補償問題は全く進んでいないとか・・・・・・デタラメなやつらは、死ぬまでデタラメなんですね・・・・・・・
いまの段階で、なぜ福島に帰ることができるんですかね?
20キロを超えた場所を除染しても、4号機の建屋が崩壊したら、そのあたりはみんな即死でしょう・・・・・
それを隠して黙っておいて、国民を危険な状態に戻すことを何とも思わない政治屋・官僚・東電・電力会社は、それこそ独裁者ですね・・・・・・完全にキチガイですね・・・・・
どこかのバカ総理大臣が収束宣言なんかを出していたが、それどころではなく、相当危機的な状況であることを私たちは認識しなければなりまんね。どちらにしても、自民党はダメだが、民主党はもっとダメ・・・・・・早く「大阪維新の会」と「みんなの党」で改革してくれー・・・・・
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原子力安全委員会の斑目春樹委員長が、今の安全基準はあてにならないと言っています。
安全基準の作り方に問題があったとのことです。斑目委員長は国会の事故調査委員会で次の様に発言。
「今まで発行してきた安全審査指針類に、いろいろな意味で瑕疵があったという事は、これはもう、ハッキリと認めざるを得ないということでございます。」
いま、原発再稼働するために、政府は、そのダメな基準に乗っかってストレステストをしている。
原発再稼働の3つのハードル(国会事故調査委員会 参考人聴取2月15日)
(1)安全基準
・一番低い安全基準を電力会社が提案するとなんとなくのんでしまっていた。
・30年前の技術かなんかで安全審査が行われている実情があります。
早急に直していかないといけないというふうに考えている。
・立地指針に書いてあることだと、仮想事故とか言いながらも非常に甘々な評価をして
強引な計算をしている。全面的な見直しがなされてしかるべき。
また、斑目原子力安全委員長は次のようにも話しています。
「安全審査指針に則っているから文句ありませんね」と事業者が言ってきたら「文句ありますよ」と答えようと思っています。
(2)ストレステスト
・ストレステスト1次評価だけでは総合的な安全確認が終わったとは言えない。(斑目委員長)
(3)政治からの独立
・IAEA(国際原子力機関)安全基準
規制機関は政府各部門の圧力のような如何なる不当な影響にも左右されないで、
独立した規制判断がなされなければならない。
政府が原発再稼働に向けて動いている中で、野党第1党の自民党はどう動くか?
このことに対して、元経済産業省官僚の古賀茂明さんは、次のように言っています。
「恐らく本気で自民党が攻めたら、もうこれ絶対に進まないです。
これだけ材料があります。攻める材料が満載ですよね。
だからぐーの音も出ないはずなんですけど・・・・。」
「ところが自民党も原発を動かしたいんです。
電力族とかそういう人たちがいて、とくに長老に多いんですけど・・。
その人たちが表には出ないんですけど、若い人たちを使って実は原発を動かそうという方に行っています。」
「ですから、これからの原発をどうしますか?」というのも「10年先送りみたいなことをやりましたね」この間・・・・・。
本来であれば民主党に対して「おかしいじゃないか!」と野党として厳しくチェックしていかなくちゃならないのに、それをちゃんとやらない。
だから、これだけ危ぶないという材料がそろっているのに、なかなか止まらないということになっているんです。
ところで、福島原発はもう収束したのか?・・今、4号機は大変危険な状態にあるようです・・・・・
4号機の上部に使用済み燃料プールがあり、そこには燃料1535本が(原子炉に入る燃料の2.8倍)入っています。
これは冷やし続けねばならない。(放射能の飛び出しを封じ込めるため)
このことに対して、京都大学原子炉実験所 小出裕章助教授は、次のように警告しています。
「もし、これから大きな余震でも起きて、ここの壁(4号機のプールの壁)が崩壊するようになればプールの水が抜けてしまいますので、使用済みの燃料を冷やすことが出来なくなる。そうするとどんどん更に溶けてしまうことになって、使用済み燃料がたぶん全部とけてしまうだろうと思います。そうなると使用済み燃料の中に含まれていた膨大な放射能が何の防壁もないまま、ここから外に吹き出してしまう。」
こうなると、東京あたりまではだめになるようです・・・・・・
それでは、その使用済み燃料を取り出したらどうかという事になるが・・・・
それについては、小出助教授は言っています。
「使用済み燃料を空中に吊り上げようとすると、使用済み燃料から膨大な放射能が飛び出してきていますので、周辺の人たちは死んでしまうしかないというくらいの強いのです。」
使用済み燃料は、水の中に入っているから、防御されています。空中には出せません。従って、今のプールから取り出すにしても、水の中での作業が必要だという事です。すなわち、プールの中に大きなタンクをクレーンで入れ、水中で使用済み燃料を、その容器に入れ、その後、蓋をしてタンクを取り出し、違う場所に移動するという事です。
しかし、昨年の爆発で建屋は崩壊しており、今ある備え付けのクレーンは使えません。
タンクを入れる | 燃料棒を入れる | タンクを持上げる | 外部に移動 |
それについて小出助教授は、
「巨大な容器を入れそれをまた外に吊り上げるという事をやらなければならない。
そういうことを全部やろうとするとたぶん、何年と言う単位が必要になるであろうと思います。」と・・・・
(本日、東電が発表したスケジュールでは、早くて来年の12月だそうです・・・・?)
それに対して、インタビュアーは質問をしていました。
「何年と言う間に、4号機の建物を壊すような地震が来たら?」
小出助教授
「おしまいです・・・・・・・・・」
何という状況なんでしょうか!!!
いつ4号機の建屋が崩壊し、使用済み燃料が空中に出るかもしれない危険があるにもかかわらず、それをほったらかしておいて、再稼働がどうだとか、電気料金値上げだとか、補償問題は全く進んでいないとか・・・・・・デタラメなやつらは、死ぬまでデタラメなんですね・・・・・・・
いまの段階で、なぜ福島に帰ることができるんですかね?
20キロを超えた場所を除染しても、4号機の建屋が崩壊したら、そのあたりはみんな即死でしょう・・・・・
それを隠して黙っておいて、国民を危険な状態に戻すことを何とも思わない政治屋・官僚・東電・電力会社は、それこそ独裁者ですね・・・・・・完全にキチガイですね・・・・・
どこかのバカ総理大臣が収束宣言なんかを出していたが、それどころではなく、相当危機的な状況であることを私たちは認識しなければなりまんね。どちらにしても、自民党はダメだが、民主党はもっとダメ・・・・・・早く「大阪維新の会」と「みんなの党」で改革してくれー・・・・・
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