DJみならいのモデルガンブログ

20年近くだらだらと書いています。モデルガン、自転車などの記録。

旧マグのガス漏れを直す

2009-01-23 15:24:00 | _ ASG
 タナカ製ガスブローバックガンに付属するRtype以前のマガジンがガス漏れを起こしやすいのは有名な話で、シューシュー音を立てたりフルオート化した物を私も実際にいくつか持っています。そこで、某寝屋川の店員さんが行っていた方法の見よう見まねで直してみることにします。


 引っ張るほどのネタでもないので簡潔に書くと、マガジンをバラして四角いゴムパッキンを取り出し、固形のシリコングリスをたっぷり塗り込みながらもみしだくもみほぐします。適度に柔らかくできれば、段差のある側を上向きに元へ戻してお終い。どうですか、直りましたか?

 私は一般的なシリコンスプレーでもんだ後、AZのホワイトグリスを塗布して何とか直しました。パッキンに柔軟性を与えて、グリスで細部の隙間を埋めてしまうという原理でしょうか。旧型マガジンはガスを少量入れたまま保管するべきという説は、パッキンへ常時圧力をかけて硬化を防ぐ狙いがあるのかもしれません。当てずっぽう言ってますが。

 放出バルブにもこの方法が使えるのかどうかは分かりませんが、やってみる価値はありそうです。まぁガスガンは分解してしまえばみな似たり寄ったりですし、この辺は好き嫌いの分かれるところですね。

現在のスペック @SUB30

2009-01-21 17:45:00 | _ SUB30


・フレーム
New Evo/Aero 07 hydroformed alloy tubing w Evo D/O 700C
・フォーク
Straight alloy fork 700C, Pulo TL 316
・ヘッドセット
VP 42 semi integrated

・ハンドルバー
日東 B105 410mm クランプ径25.4mm
・ステム
Rocket Stem Eco Scott adjustable NVO

・RD
シマノ RD-6600G-SS ULTEGRA-SL 10s
・FD
シマノ FD-M770 XT トップスイングタイプ 66-69度
・シフター
シマノ SL-BS77 バーコン 9s

・ブレーキレバー
ダイアコンペ 287V
・ブレーキ
Tektro SCB-36 A V-Brakes

・クランクセット
スギノ TD2-700D DD 48/34
・BB
スギノ MB-608 68mm
・ペダル
三ヶ島 GR-9 / グランジ ハーフクリップ

・シートャXト
HL-SP 233 blk
・シート
Scott SUB

・ハブ フロント
SCO 31 QR 32Lblack
・ハブ リア
シマノ FH-RM 30-8 blk

・チェーン
シマノ CN-7701 XTR 9s
・カセット
シマノ CS-6500 ULTEGRA 12-21T

・スメ[ク
CN 2.0mm stainl.
・リム
Alex SUB 700C black 32H CNC
・チューブ
パナレーサー アーバンチューブ 28~32C
・タイヤ
パナレーサー RiBMo 700x28C


@今後
 ブレーキとヘッドパーツの交換は予算の都合上見送ります。カーボンフォークの装着は元より、ステムの短縮及びタイヤとチューブの見直しを図ってさらなる軽量化を。時間があればホイールの手組みも考えますが、たぶん無理。

リムの振れ取り

2009-01-15 14:35:00 | _ SUB30
@朝から心臓に悪い

 まさかこんな記事がメンテナンスのトップに来るとは思ってもみませんでした。Vブレーキの調整を行っていたところ、普段にも増してシューがリムに擦って下さいます。いかにテクトロとはいえさすがにおかしいかな?とホイールを回して観察してみると・・・僅かですが以前よりリムがうねっている気がします。リアディレイラー調整の際、何度かチェーンをスプロケットの内側へ落としてしまった所為か、スメ[クが根元で若干曲がっています。恐らく原因はこれでしょう。

 スメ[クは手で修正できたので問題ありません(バラしたら交換よ)が、リムは振れが出たまま。購入してから1度も弄っていない部分でしたので、とりあえず振れ取りを初めて実践してみることにします。生憎ニップル回しなんて器用な物は持っていないので、水道管うんぬん用に買ったレンチを使います。ペンチと異なり、回す対象の径に合わせてアームをスライドすることができ、何とかニップルにも対応しました。傷をつけないようガムテープを気休めに貼っています。


 クイックレバーが左になる向きに自転車を置いて、あさひのWebサイトを参考に作業を進めます。ニップルを回すと金属の共鳴のような音がして浮「んですが、少しずつ回すにつれ振れが徐々に小さくなっていくのが分かります。回転は本当に少しずつ、ディレイラーのアジャストボルトを触るよりまだ神経質になった方が良いと思います。4分の1回転以下でもかなり効果が出るように感じました。画像のステッカー付近を2つ、対角線上の反対側を2つ弄って作業は終了。縦振れが出た気もしますが、少なくとも横振れは収まりました。

 このくらいの調整なら、振れ取り台を使わずともブレーキシューの観察で事は足りました(というか持ってないので足らないと困る)。センター出しはどうか分かりませんが、やってみると案外簡単なものです。でもニップル回しは後日必ず買います(^_^;



コクサイ M66

2009-01-14 11:58:00 | _ ASG
・コクサイ M66 2.5in

 出始めのプラ製モデルガンは、どちらかというとニッケルふうの艶やかな仕上げだった。こちらはステンレス調の鍍金。個体差や保管条件によっては鍍金が浮いてしまい、剥離剤で樹脂が痛むため専門業者でも修復は難しい。他に、サイドプレート内ガスルートや、リアサイト上下調節ネジの破損といった弱点も。


 一方、M19の表面処理はメーカー曰く「耐衝撃性ABSガンブルー調仕上げ」である。物は言いよう、といった気がしないでもないが、現在このような外観を持つトイガンは少なくなり、ましてカート式のガスリボルバーは貴重な存在となった。

コクサイ M19

2009-01-07 18:27:00 | _ ASG
・コクサイ M19 2.5in

 艶のあるABSの地肌と鍍金パーツのコントラストが美しい。私は手が小さく、Kフレームもあまり満足に握れない。全く関係ないが、台湾製品になったクラウンのM19を手に入れた時、4inを買ったつもりが6inと間違えていて悲しかった。スナブノーズが好きなので、2.5inの発売を期待している。


 グリップ内のガスタンクと、シリンダーストップ/ロックのタイミングが再現されたコクサイ製S&Wアクションメカ。最近こそリボルバーのコクサイといった印象は強いが、初期のモデルガン(うん10年前)は他メーカーのコピーが多かったという。


 初期型のバネを使った作動は固い。後発の製品はこれが弱められ、ハンマーの打撃力が減少した分トリガープルは軽くなった。弾が銃口からャ鴻bと落ちる、などと言われるのはその所為か。今回紹介した物は意外としっかり弾が飛ぶ。


 カート式の醍醐味、これぞリボルバー。シリンダーを戻した後、ロッキングボルトピンを裏から押さねばトリガーを引くことができない特殊な安全装置を持つ。外観を壊さない反面、これを知らずに故障させたクレームもあっただろう。プラ製のリアサイトは上下左右の調整が可能だが、樹脂製のネジは破損しやすく要確認。


 S&Wメダル入りのグリップに対して、サイドプレートのロゴは何故アレンジされたのか。それも現行のモデルガンからは消えてしまった。フルサイズ(純正カートはまだ若干長い)のカートが装填できる旧型のシリンダーを備える。平行四辺形のレッドランプや楕円形のトリガーガードなど既出の粗はあるが、まるでナイフのような佇まい。