スプリントはしんどいもの

　元プロの辻善光選手のブログで練習のヒントになる記事がありました。

　Zenko　緊急スプリント練習会
　https://ameblo.jp/teamzenko/entry-12337220344.html

　やった人は分かると思いますが、渾身のスプリントは一日の練習の中でそう何本もできるものではありません。自分もせいぜい3本くらいで、プロはこんな練習を何本もやっているんだろうなぁと凹んだりしました。

　記事で参考になる部分を引用します。

＞安全第一。レースではないので全力が出せない状況では攻めずに引くこと。
＞途中離脱、途中ゲロOKということで3種類の練習をしました。

＞2本終わった時点ですでに足がガクガク。
＞3本目で1名顔真っ青で離脱。
＞4本目は軽めにして
＞5.6本目は気力で耐えて
＞7本目はスカスカスプリントでした。

＞もがいたあとに視界が狭くなったのですぐに降りて横になりました。
＞たった7本と思われるかもしれませんが本数を増やすことが練習なのではなく、
＞身体を破壊することが目的なので、3本で離脱した方も正解なんです。

＞現役のときでも多くて8本。
＞8本した日は半日熱を出して寝込んでしまうくらいでした。
＞このような練習をしていては距離を走ることはできません。

＞湾岸クリテリウムで優勝したときは月間走行距離500kmでした。

　月間500kmでもJPTで勝てるのか！？というと、当然プロはそこに至るまでの下地があるんですが、この手の練習をしていて、且つロングも含めて月間3,000km走ってます！ではないということですね。辻選手は生粋のスプリンターなので、そういう練習内容だったわけです。