映画

2007年08月24日 | Weblog
最近は映画館であまり映画を見る機会がありません。
映画は好きなのですが、時間と手間をかけられない現状。ところが、この間、泊まったホテルは、自分で意識してそういう内容で予約したのではありませんが、どういうわけか専用ビデオルームがあり映画が見放題なのです。せっかく休息を取ろうとおもっていたのに思わず、「グリム兄弟」というのと「イルマーレ」(2006年・アメリカ)などという映画、その他を続けて見てしまい、夜中の一時過ぎになってしまいました。
グリム兄弟はまあ、面白い娯楽映画ですが、イルマーレは最後まで見入りました。
アメリカでは「ザ・レイクハウス」という題名のようですが、もともと韓国映画のリメーク版だそうです。もとの名前が「イルマーレ」だというわけ。
静かな湖のほとり、水の上に建てられたガラス張りの家が舞台。
この家に住んでいた女医のケイトがシカゴに転勤のために引っ越し。その後に住むようになった建築家のアレックスは郵便受けの中に遺されたメッセージをみて返事を出す。そこから、ややこしい話が始まります。この先、書くと長くなるので、はしょりますが、どういうわけか実は2人は住む時代が2年違い、日付が違っているのに郵便受けを通じてリアルタイムでやりとりできる。でも会えない。
タイムトンネルのような映画ですが、一気に何百年も飛ぶのではなく、時間のずれが問題なのです。タイムマシンという装置があれば、問題がないのですが、それがない。わずかな時間が違う世界に住んでいる同士で気持ちが行き交い、会いたくてたまらないのに会えない二人という設定。他の人たちは両方の世界にいるのに、当人同士は分身がない。何かおかしな話ですが、映画だから、まぁいいかッ。
日にちを合わせて(片方は2年以上あと)約束して同じ場所で落ち合おうとするのですが、会えない。それもそのはず、いつまで経っても会えないのは彼氏の方が、会う約束の日より前に事故死をしていたから。
結論です。それが、ついに例の湖の家で会えたのです。簡単に言うと、その事故死の歴史を書き換えるために、郵便受けを通じて、事故死をしたはずの2月14日のバレンタインデーに外出して会いに来ないように、2年先の彼女が2月14日を迎えて外出しかかっている彼氏にメッセージを出したというわけ。あぁ何だか、こうして書いているうちにワケが分からなくなり頭が痛くなってきた。
はしょるつもりが、結構長くなりました。
こんな馬鹿げたおとぎ話のような、と思いますが現代の物理学では、この世界に付随していくつもの世界や反世界という鏡像のような世界が実在しているとかいう。
何だか、物理学もおとぎ話のよう。
でも、私たちが一所懸命、御題目口唱に打ち込んでいると、知らない間に時空を超えて「本時の寂光」という永遠なる世界、永遠なる今(エターナル・ナウ)に入っていけると日蓮聖人がいわれています。
愛の世界もそういうことなのかな。長いのでもうおしまい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする