どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

本来の聴力と補聴器

2019年06月12日 22時27分00秒 | 話題
母が使ってそろそろ4年になりますが...。

機械での補完はまだまだなんだなと日々感じています。

補聴器は単純に音を大きくするだけではなく、周波数を微調整して本人が聴きやすいようにカスタマイズするのですが、それでも会話していてもどかしいと感じる。「聴き取り」ができないんですね。

やはり聴覚神経と脳が直結している自然な感覚とは全く違うみたいで、無意識に取捨選択ができないとダメなんだなと...。

外部の機器装着では限界がある...体内に手術とかして神経を再生するような装置?の埋め込み技術...人工内耳というのが存在するみたいですけど、やろうと決心するにはかなりハードルが高そう(^_^;

視力を補完するメガネのようには...まだまだ困難な障壁があるなぁと...日常母と接して痛感させられています。



補聴器を買いに(3)

2015年09月16日 20時05分00秒 | その他のモノ
リオネット社の営業所で補聴器の試作を依頼していた物が、ほぼ予定通り一週間経った本日、受け取ってきました。

出来上がったもの...たはり第一印象は何とも言えない形状ですな(^_^;

早速、電池を仕込み、耳に入れてみます。

本人、おっかなびっくりで入れ方に苦戦し、コツを掴むまでにはもうちょっと慣れが必要そう...。中途半端になると効果発揮できませんしね。

試着後、一旦取り外し、専用のPCに接続(ケーブルが特殊ですが、おそらくUSBなんでしょうね)、可聴域の設定をします。



所内に設置してあるテスト用のテレビや電話を使って聴こえ心地を確かめ、調整をくりかえします。

耳型をとっているので、密着感が強く、自分の声が強く響くのが気になると。

その場合は低音域を下げて、いわゆるクリアボイス的に高域よりの音質にしていく感じなんですな。

聴きとりはまぁまぁな感じなんですが、所内には他のお客さんもいたので、ちょっと判りにくいようです。

とりあえず、4セット(音量大・中・小、そして指向性オフ)の組み合わせとして調整し、最後に遮音ブースでテストします。


計測した結果は、ある程度の効果はできている模様で、あとは自宅などの馴染みの環境で試行錯誤していくしかないワケですね。

とりあえず、10日間ほどこのまま試し、また来所の上、調整することとしました。

なんだかんだで2時間はかかりますね(^_^;



補聴器を買いに(2)

2015年09月08日 20時46分00秒 | その他のモノ
補聴器を買いに...ということで、試用機を二週間試したのですが、母の反応はイマイチ(^_^;

どうも手応えがなく(先週一度再調整したものの)、このまま購入を決めて良いのかどうか迷っていたので、別メーカーでもう一度試してみては?と提案。

オーティコン社の耳懸け式のは返却し、国産メーカーのリオネット社の営業所に行ってみました。

受付担当の女性にこれまでの経緯を話し、同じように遮音ブースに入って聴力測定。

やはり左耳が墜ちている計測結果。

リオネットでは、最初から耳穴(カナル)式を提案されました。試用前提で耳型をとって形状をカスタム可能(しかも最大4ヶ月試用可能!)ということで、その方向で決めました。

マイクも指向性をオンオフできるタイプの"HI-G8YF"をチョイス。指向性が必要ない場合は、試用後に別の機種も選べるという、なかなか細かい配慮が気に入りました(^_^)

ということで、両耳セットで試用機作成のため、型どりです。

練り歯磨きと同じチューブからニュニュ~っとアナの中にシリコン材を注入し、5分ほどで固形化完了です。

なんとも言えない形状ですよね(^_^;

これを元にカスタム補聴器を作成、一週間ほどでできるそうです。

試用は2週間~4ヶ月で、気に入ったらそのまま購入ということですな。

仕上がりと、本人の反応が楽しみです(^_^)



補聴器を買いに

2015年08月25日 21時00分00秒 | その他のモノ
もちろん私ではなく、母のです(^_^;(まぁその内お世話になるのかもですが...)

説明を聞いていると、やはり補聴器の世界はオーディオ用イヤホンと表裏となりあわせなんですねぇ。

電話ボックスみたいな遮音ブースに入って、本人の可聴域を測定・診断するのですが、結果は音圧(dB)と帯域(Hz)で示されます。

本人の知覚では左耳が特に聴きとり難いという話しですが、その通り、グラフの数値は中高音域で低いレベルになってました。

とは言え、正常レベルからは全体的に落ちているので、かなり聞こえてないんだなぁ...と実感しました。

さて、補聴器そのものについてですが、行った店が扱っているのは、デンマークのオーティコン社というメーカーです。

タイプは、耳あな型と耳かけ型の2種類ありますが、耳あな型は、オーディオ用のカスタムイヤモニと全く同じ概念で、耳のカタを取りますので、一番お高いものとなります(^_^;

へぇ~と思ったのは耳かけ型でも、耳のカタをとる点。

耳の穴そのものに挿入する部分であるイヤーピースの部分だけカスタマイズもできるんですね。これは知りませんでした。

そうすることによってスキマ無くピタッと装着できるので遮音性も抜群になると。

でもお店の人は、好みの問題で、そこまでは必要ないとの話しでした(^_^;

クオリティレベルも3段階あり、プレミアム・ミドルクラス・スタンダードで、プレミアムは音質が良いものだそうで、将来自分がお世話になる時はコレかな?と一人考えておりました(^o^ゞ

因みに母はミドルクラスの「Ria2 Pro」(ミニRITE)というモデルをセレクトしました。

試用機のため「DEMO」と記載されています。

このタイプは聴こえ具合のレベルを4種仕込んでおけるのですが、試用機のため1種のみなんだそうです。

保証金1万円を預けて、今日から2週間程度試聴して、購入判断をすることになります。

調整はいろいろできるとのことなので、チョイチョイ連絡しては店に通うことになりそうな...。