どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

Perfume、プロデューサーの不在と、MIKIKO先生との関わり

2015年07月11日 20時10分00秒 | 音楽
OVERTURE No.003 (Town Mook)」なるアイドル雑誌を購入。

"これまでのアイドル誌とは異なるアプローチを試みた新しいアイドルカルチャー誌"なのだそうです(^_^;

特集は私立恵比寿中学。タモリ倶楽部のテツネタ系の時に顔出す、廣田あいかというO次郎みたいな声(笑)の娘がいるところ...その程度しか知りませんが(^_^ゞ

パラパラページをくっても皆同じようないわゆるアイドル顔した娘が次から次へと...という印象で(´д`)

なんで、そんな雑誌買ったのかというと、お目当てはコレ!

MIKIKO先生のインタビューでございます(^_^)

先生はじめ、コレオグラファーお三方の特集という形式。

で、MIKIKO先生は広島時代、Perfumeとの出会い、アミューズとの関わりと経緯、そして振り付けをする上での要点などを語っていらっしゃるのすが...

──BABYMETALも、アイドルの振り付けっていう意味では特殊ですよね。
MIKIKO ベビメタの場合は、KOBAMETALがかなり細かくコンセプトを作り込んでいるんですね。曲をもらう段階で、歌詞の横に「ここは全員でヘドバン」とか「ここで土下座ヘドバン」とかまで書かれていて、盛り上げる箇所のイメージができている。ファンの人が客席でどう盛り上がるのかが重要で、たとえば間奏部分にも振り付けを入れていたりすると、「いや、ここはヘドバンだけでいいです」って削げ落とすように言われたりします。

ここのところが強く印象的でした。

KOBAMETALは、BABYMETALの世界観を創出する強力なプロデューサーさんです。

彼の思想が、ヘヴィメタルへのオマージュ、楽曲、特濃で演劇的なステージ、そして神バンドの編成に至る、隅から隅まで緻密に作り込み支配しているワケです。

他のアイドルも、それぞれプロデューサーが付いていて、様々なコンセプトを作り出している。

先日、フジテレビのドキュメンタリー番組で、カタモミ女子なるグループを取り上げていましたけど、まぁ色んなこと考えてるんだなぁと(^_^;

で...逆に言うとですね、Perfumeにはそんな存在がいなかったんですよね。

何故いなかったのかはよく判りませんけど、まぁ...当時はアイドル氷河期とか言われ、予算をかける余裕もないし、アミューズ的にノウハウも無かったってところなのか。

Perfumeをどう扱って、売ればいいのかもわからず、極端な言い方すれば放置されていたみたいでね。

今日、チームPerfumeと言われるクリエーター群は、ドラクエのようなRPGさながらに、都度に出会い、パーティを組んでいったようなモノなんですね。

その中心にいるのが、あ~ちゃんで、彼女の思想が結果的にセルフプロデュースという形になっているという感じで。

小学生の時、スクールで習った新人のダンスの先生がMIKIKOさんで、その後振り付けやステージの構成演出までずっとやってるなんて普通あり得ませんよね(*^o^*)

3ページに渡るインタビュー、Perfumeについては一部しか語ってませんけど、印象的な言葉が多く含蓄のある内容でした。

その他には巻頭1ページのみ、BABYMETALの紹介ありという程度。


しかし、他のアイドルさん達と比べると、いかにBABYMETALという存在が特異なのかが判るような気がしますねぇ(^_^;




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