どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

真珠庵の襖絵を...

2018年05月09日 13時30分00秒 | 話題
現代を象徴する漫画・アニメ・ゲーム各界の絵師たちによって描くもので新調するという。

先月21日に、その工程を記録したNHK・BSプレミアムでのドキュメンタリーも見ましたが、意外と(失礼!)様になるもんだなぁと(^_^)

漫画家・北見けんいちさん、アニメ監督・山賀博之さん、ゲームアートディレクター・上国料勇さんがメインで、半年間寺にこもって作画していくワケです。

宿泊と食事などは恐らく無償なんでしょうけど、襖絵は奉納するものなのでノーギャラ。

大徳寺の住職・山田宗正さんも相当ユニークな人物で、繰り出す発想が面白い!座禅会などで親交を深めた方々を自ら選んで、依頼したらしいです。

個人的にアニメの山賀さんが一番親しみある人なんですけど、この人は描けることは描けるんだろうけど、絵描きは専門じゃないし大丈夫?(^_^;と思ったけど、なかなかどうして...墨絵風の力強い作品を仕上げていました(^_^)

その絵の一部には、おそらく「蒼きウル」に登場する戦闘機も描かれていて、番組のラストに「制作を決心しました」みたいなことをコメント。同作は「王立宇宙軍・オネアミスの翼」続編で、これまで何度も作ると言っては頓挫を繰り返してきた曰く付きの作品です(^_^;

ガイナックスのページに「この六月からは劇場用アニメ大作「蒼きウル 英語題名 Uru in Blue」の制作を開始致しました」とあるので...まぁあまり過大な期待をせずに待ちたいと思います(^_^)

話しが反れましたけど、記事にある写真は真珠庵ど真ん中、担当は北見さんですが、南国・与論島を背景に多くの人が集う朗らかなもの。薄暗い印象の本堂をパーッと極彩色で明るくさせ、なかなか見事なものです。

本業に追われて、なかなか進まず、番組中も未完成で終わってましたが、9月の一般公開までにはなんとか...なるのかな(^_^;