どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

Perfume、Fan Service[bitter]

2015年02月08日 20時53分18秒 | 音楽
初ライブDVDにして基本!なんだかんだで一番繰り返し観ている映像です(^_^) 新たなライブ映像が出る度に指標・ベンチマーク的な作品ですね。


Perfumeファンにとっちゃ今さらですが、自分なりのレビューをまとめておきます。

2006年12月21日(もう9年近く経つのか...)、原宿アストロホールで行われた「Perfume presents ~Perfumeがいっぱいサンタ呼んじゃいました♪~」の模様を収録したものです。

前ポリリズム期の集大成、パワーが溢れてハチ切れそうなパフォーマンスを堪能できる一篇です。

かしゆかが言ってるように、それまで(記録用として)1~2台のカメラしか無かったのに、これでもかと言わんばかりに11台も仕込まれているというゴージャスぶり(^_^;

これらを最大限駆使して、物凄いハイテンションな映像を構築しています(やり過ぎというくらい!)。

もはやこの凄さを静止画で伝えるのは無理!どんなかなという味見としてYouTubeから一部をご紹介。

これ観て「スゲー!」と思った人は間違いなく買いです(^_^)

ハイテク最先端に彩られた今のPerfumeも見応えタップリですけど、ビデオスクリーンもない、レーザー光線もない、プロジェクションマッピングも勿論ないですが、素のPerfumeが己のパフォーマンスだけでどれだけ勝負できたのか、その技量・力量を存分に堪能することができます!2006年で既に完成されているのがわかるんです(*´д`*)

この年、Perfumeにとってはまさに崖っぷちの時期で、シングル3枚・アルバム1枚を出し切り、MIKIKO先生も不在、一定の人気は出始めてつつあったもののブレイクは未だ遠く、先行き不透明な状態でした。

しかし、既に活動して5~6年のキャリアは伊達ではなく、お仕着せの衣装もやめ、ステージの構成やMCも含めて自分達らしさを出し始めているのがよくわかります。

私もおそらく最初に触れたのはこの映像だったと思いますが、もう一見して、アイドルの枠でくくれない、ハードロックバンド的なテンションを感じ、一気に引き込まれてしまいました(^_^)

今となっては、こんな近くで見ることはできない...物凄く贅沢に感じてしまうステージ。ここにいる観客たちが羨ましくて仕方がない!

...(^_^;...ではそんなPerfumeのプロフェッショナルぶり見ていきましょう。

ではでは大好きなシーンをご紹介。

まずは「モノクロームエフェクト」を歌っている最中。あ~ちゃんだけが上手側をチラチラと見ていて...

後方に下がった時に、人差し指を立ててスタッフに合図を送っている仕草。

おそらくスタッフから「次のMCまであと何曲か?」と確認のサインがあり、パフォーマンスの合間をぬって「あと一曲」と返答しているみたいなんですね。

イヤモニもしていない時代、バックヤードとの連絡は何らかのサインを送り合うルールがあったと思うんですけど、冷静に対処するあ~ちゃんの様子に「プロだ~!カッコ良い~(*^o^*)」と感心してしまうんですよ。

次は中間に挟まれているメーキングドキュメンタリー的なモノクロ映像のところ。

アレンジャーの仕事に行き、主に「Perfumeメドレー」に関する調整の打ち合わせをしているようなんですが、曲の変わり目などにズバズバと意見をいれる様子がまた凄みを感じて...彼女たちが如何に主体性をもってライブを作ろうとしている姿勢が伝わってくるんです。

Perfumeには強力な主導権をもつプロデューサーはいなかったため、常に自分達で考え手作り的に対処するしかなかったのですが、それが結果的には良い方向に繋がり、他にない独特なステージを育ててきたか。もうこの時点でPerfumeの世界はできていた事が実感できるワケです。

それとは対照的に、くすぐられてしまうのはまだあどけない十代の無邪気な子供っぽさも同時に持ち合わせているところ!

BE-HIVEスタジオで遊ぶシーンが堪りません(*^m^*)

打ち合わせが終わったあと、深夜の路上で「わーわーキャーキャー」言って駆けっこするシーン...

当時の彼女達がおかれた状況と相まって、愛しさと切なさがこみあげてくる...作り物ではない素晴らしいシーンだと思います。

さて...ステージ後半でお気に入りのシーンをいくつか。

本編最後の曲「Perfume」、パ、パ、パ、パ、パ、パ、Perfume!ってヤツですね。

ライブ後追い組の私としちゃ、去年の代々木で生で味わえたのは至福でしたわ(*´д`*)

盛り上がりも最高潮で、テンション上がりきったのっちが勢いづいてあ~ちゃんと肩を組もうとします。

「いやいや、そりゃ違うじゃろ」と言ってる感じのあ~ちゃん。

自分パートで離れて歌っていたゆかちゃんも、「どしたん?」と二人の方を振り向く...。

「のっちってば、もうw」みたいな(*^o^*)


そしてアンコール...

通称「高島屋」と言われるこの衣装も、この時期のPerfumeを象徴しているような感じで大好きなデザインです(^_^)

「wonder2」...この曲、はじまると同時に寂しさ・切なさ・いとおしさがこみ上げ、涙腺がどんどん緩んで...。

エンドクレジットが重なる...

いつも、ここで涙腺崩壊(;_;)

ありがとう...君たちに出会えてほんとに良かったと思わせられる(泣)



ふ~...

これ書きながら、またウルウルきちゃってね...キモイっすねぇ...(^_^;

今の視点から見ると、翌年の「ポリリズム」を控えてブレイク寸前の時期でしたし、エネルギー120%状態になっている発射直前の波動砲のようです(^_^ゞ

今のPerfumeライブに繋がる原点的な作品だし、彼女らの魅力が全て詰まっている名作だと思います。ファンは必須ですね!


はい!え~いよいよ、今週末14日(土)21時から「Pa!と遊ぼうライブ!Vol.7」ですね(*^o^*)

1時間枠らしいけど、2時間はやるんでしょうね(笑)

ファンクラブである P.T.A.会員限定放送ですから、未加入で気になっている人は是非申し込みましょう!

今年のツアーはどうなるのか?サーカスみたいになるのか(爆)とてもワクワク!期待しております\(^o^)/