80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

「五右衛門風呂」って知ってる?

2009年11月16日 | シニア日記
言葉の由来は、もう良くご存知の通りですが、
秀吉時代、稀代の盗賊、石川五右衛門が捕らえられ、
釜茹での刑に処せられた通説から来ています。

戦時中の昭和18~20年頃、(もう半世紀以上の前の体験で恐縮ですが・・)
疎開先のお隣の農家に時々お風呂を借りに行きました。

其処が五右衛門風呂だったのです。

直径1mばかりの鉄製の壺の様なお釜に、すのこの木蓋が浮かんでいます。

温ければ直焚きしますし、熱ければバケツで水を汲んでうめるのです。
中央に浮かんでいる、木の蓋を踏み込んで入るのですが、
少しコツが要ります。 

巧く踏み込めないと蓋が引っくり返って又浮いて来ます。
ゆっくりとバランスを取って踏み沈めなければいけません。


縁の鉄に身体が触れてもそれ程熱くはありません。

下駄を履いて入ると言う手もあるらしいですけど、
 まるで弥次喜多道中の様になってしまいます。

もう余程の田舎家でないとお目に掛れないでしょうナ。
むしろ、温泉旅館でこのお風呂を使っている処がかなりある様です。


今日から関西の方に出掛けます。
ブログは2,3日、お休み致しますので、どうぞよろしく・・・・。
 


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