80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

花菖蒲を観て来ました

2009年06月22日 | 花の情報
19日(金)に花菖蒲を観に行って来ました。

都心での見所と言えば、やはり明治神宮の菖蒲田かと思います。
丁度6月中旬が見頃とありましたので、まさに最盛期です。


五月晴れ(さつきばれ=梅雨の晴れ間)の天気で、
白、紫各種の400種に及ぶ花菖蒲がとても美しかったです。 

画架を掛けて絵を描いて居られる方も散見されました。(写真参照)
固有名詞が付いているのも多いです。xx鳳凰とか、00昭君とか。

処であやめ科の花は見分けが付き難いですね。

「はなしょうぶ、いずれがあやめ、カキツバタ」と言うように
妍を競って、艶やかな美しさで、見分けが付かない譬えになっております。


いちはつ(=一初)、あやめ(=菖蒲)は陸生。
なはしょうぶ(=花菖蒲)、かきつばた(=杜若)は水湿地に生えます。

外に関連した事を挙げますと、
花札の5月があやめでしたネ。 10点札の八橋の付いた絵が艶やかです。

それに、能謡曲には「杜若」というお題があります。

「伊勢物語」の主人公、在原業平(ありわらのなりひら)の和歌に因んで、
業平の化身たる「杜若の精」が出て来てゆっくりと優雅に舞いますので、
観客は皆、夢幻の境地に誘い込まれてしまいます。
深みに引き込まれて、船を漕ぐ方もいらっしゃいます。 

先日新聞に、北海道では
ポニーがあやめ(=ヒオウギアヤメ)を守っていると言う記事がありました。
この種には毒があってポニーが食べず、他の雑草ばかりを食べてしまうので、
このあやめがよく育つのだそうです。

一般的に言って「あやめ」には毒性があるのかナ
聞いた事ないけど・・・・。
 




最新の画像もっと見る