9月9日、重陽(ちょうよう)の節供。
学校の教科書に載っていた菅原道真の話。
頃は延喜元年(901年)、讒言で大宰府に左遷された道真が、
重陽の夜、配所で月を眺めながら、宮中での月見の宴を思い出し、
醍醐天皇(第60代)から賜った御衣を押し頂いて、
ハラハラと涙を流す場面です。
(昨夜、川崎北部は生憎と曇り空で、お月まさは全く見えませんでした。)
「去年今夜侍清涼」= 去年の今夜、清涼に侍す
「秋思詩篇独断腸」= 秋思の詩篇、独り断腸
「恩賜御衣今在此」= 恩師の御衣、今此に在り
「捧持毎日拝余香」= 捧持して毎日、余香を拝す。
道真の無念の思いが伝わってきます。
2年後に道真は失意のまま寂しく亡くなるのですが、
その後、名誉を挽回し、天神さんとして祀られる事になります。
それにはストーリーがあるのですが、長くなりますので
また、明日・・・・。
結構有名な話なので、ご存じの方が多いと思いますが、
お許しを頂いてお読み下されば幸甚です。
学校の教科書に載っていた菅原道真の話。
頃は延喜元年(901年)、讒言で大宰府に左遷された道真が、
重陽の夜、配所で月を眺めながら、宮中での月見の宴を思い出し、
醍醐天皇(第60代)から賜った御衣を押し頂いて、
ハラハラと涙を流す場面です。
(昨夜、川崎北部は生憎と曇り空で、お月まさは全く見えませんでした。)
「去年今夜侍清涼」= 去年の今夜、清涼に侍す
「秋思詩篇独断腸」= 秋思の詩篇、独り断腸
「恩賜御衣今在此」= 恩師の御衣、今此に在り
「捧持毎日拝余香」= 捧持して毎日、余香を拝す。
道真の無念の思いが伝わってきます。
2年後に道真は失意のまま寂しく亡くなるのですが、
その後、名誉を挽回し、天神さんとして祀られる事になります。
それにはストーリーがあるのですが、長くなりますので
また、明日・・・・。
結構有名な話なので、ご存じの方が多いと思いますが、
お許しを頂いてお読み下されば幸甚です。