80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

小松帯刀(幼名 肝付尚五郎)の偉業

2008年05月11日 | 本の情報
幕末、維新で活躍した人は、薩長土の志士で
大久保利通、西郷隆盛、木戸孝允、伊藤博文など
皆それぞれに高名で明治の元勲になった人も多いのですが、

どちらかと言えば無名に近い人で元勲以上に
立派な偉業をなした人が居たのです。


NHKの大河ドラマ「篤姫」をご覧の方は、
よくご存知ですが、篤姫に絡む幼名「肝付尚五郎」がその人です。

確かに篤姫と同時代の人ではありましたが、
史実ではドラマ程接触はなかったようです。

然し20歳から頭角を現し、斉彬、久光に取り立てられ
小松家の養子となって城代家老の重責を素晴しく成し遂げました。

そればかりか明治維新は彼が居なかったら
とても出来なかったであろうと言う活躍を見せたのです。


大久保利通、西郷隆盛を抜擢登用し、坂本龍馬を心酔させた態度言動。
徳川慶喜に大政奉還させた業績など、
数えるときりがありません。
 

どうしてそんな偉人が、後世殆ど無名になったのでしょうか?

全くの無私のそして、総ての顕彰叙勲を辞退し続けた謙虚な精神。
僅か35歳の若さで病死夭折した為でもあったでしょう。

この小松帯刀の業績をじっくりと読んでみたいと思います。