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コスタリカのラジオ局(1)

2014-01-16 10:50:07 | コスタリカ
 1980年ごろのコスタリカでは、テレビは各家庭に1台が普通だった。カラーテレビもあったが、まだまだ白黒テレビの家も多かった。当時はインターネットも携帯もない。ワープロさえまだない。同じ内容の手紙を書くのにカーボン紙のお世話になったものだ。間違ったら書き直しで、面倒でも下書きする必要があった。オフィスにはスペイン語タイプライターとともに和文タイプライターが鎮座ましましていた。活字が2,000以上入っていて、結構重かった。一度ひっくり返してしまい、元通りにするのが一仕事だった。
 それはともかく、下宿の自分の部屋にある家電製品はラジオだけという状態である。一日中、ラジオをつけている家庭もあり、バスもサルサなどのにぎやかな音楽を運転手がかけていることがよくあった。客も誰も文句を言わない。日本では就業規則違反だろう。大きなラジカセを大音量で音楽をかけて持ち歩く若者もよく見かけたものだ。筆者も無聊を慰めるため、ラジオを聴いたり、カセットを聴いたりしていた。まだCDはない。それぐらいラジオが生活の中に溶け込んでいた。
 次回はラジオ番組の紹介をする。

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