電話応対では電話番号を承ることもある。例えば、“362436”なら、日本式では“36-2436”と分け、「三十六の二よん三六」のように読むが、コスタリカでは“36-24-36”と分け、“treinta y seis, veinticuatro, treinta y seis”のように読む。ゆっくり言ってくれればいいが、早くなると追いつかない。タクシー会社のラジオCMで、会社の電話番号を連呼していたのを思い出す。1980年当時はまだ、回線に余裕があり、全国6ケタで済んでいた。市外局番というものはないが、最初の2ケタがその役割を果たしていたかと思う。今では、回線も増え、7ケタになっている。そうすると、読み方がちょっと変わる。
“634-5789”を例にとろう。この場合、“6-34-57-89”と分ける。読み方は、“seis, treinta y cuatro, cincuenta y siete, ochenta y nueve”である。
ちなみに、年号の読み方は日本語と同じである。例えば、1964年なら、“mil novecientos sesenta y cuatro”である。英語のように“19-64”のような読み方はしない。中国語では「いち・きゅう・ろく・よん」のように読む。
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