スパニッシュ・オデッセイ

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リマのバス

2014-12-09 08:21:45 | ペルー
  筆者は仕事柄、オフィスの車(運転手つき)にペルー人の相棒と一緒によく銀行や、税関に出かけたものである。車に乗れるのは金持ちだけで、一般庶民はとても自家用など持てない。ペルーは貧富の差が激しく、二極化していた。いわゆる中産階級があまりいない印象だった。メキシコ・シティの勤務先の学校の用務員でさえ、中古ではあるが、自家用車を持っていた。コスタリカは中産階級が多かった。
 さて、庶民の足はバスであるが、立派なバスにはお目にかからなかった。バスに限らず、車はぼろいのが多かった。ラッシュ時のバスはドアからはみ出して乗っている客もいる。

 これはペルーに限らず、途上国ではよく見られる光景らしいが、メキシコやコスタリカでは筆者は見ていない。これだけでも、ペルーよりメキシコやコスタリカの方が豊かなことが想像できる。
 また、幹線道路は片側3車線のところもあるが、いずれの車線も遅いバスやトラックが塞いでいるのを目にしたことがある。
 ちなみに、1993年ごろ、メキシコにも片側3車線のところがあったが、こんなことはなかったように思う。1980年ごろのコスタリカは片側3車線以上の道路はあるにはあったが、それは市街地の一方通行路で、一か所のみ。距離にしても1キロあるかどうかだった。2車線の道路は幹線道路のみで、ほとんどは1車線だった。

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