アレックス・ゲレーロ選手はキューバ出身である。キューバというと首都ハバナ(La Havana、ラ・アバーナ)ぐらいしか知らないが、ゲレーロ選手は東部のラス・トゥーナス州(Provincia de Las Tunas)の出である。
どんなところなのか、全然イメージが湧かないが、州の名前の意味は「ウチワサボテンの実」である。ウチワサボテンの実がよく収穫できるところから、この名前がついたものと推測される。
tuna というと、マグロ、ツナのことかとおもうが、こちらの方はスペイン語では atún という。英語の tuna のつづりをちょっと変えれば、atún になる。「西和中辞典」(小学館)によると、英語の tuna とスペイン語の atún は関連語である。
さて、サボテンにもいろんな種類があるが、ウチワサボテンは食用にもなる。筆者も一度メキシコで買って、調理したことがある。
【nopal ウチワサボテン】
このサボテンの実が tuna である。
これをジュースにして飲むと、結構おいしい。初めて、jugo de tuna (フゴ・デ・トゥナ)という言葉を聞いたとき、tuna はどうしても英語の「ツナ、マグロ」を連想してしまう(tuna juice かと思った)ので、そんな生臭いジュースが飲めるのかと、早合点したものだ。しかし、いくらなんでもそんなジュースをメキシコ人が飲むとも思えない。現物を見て、初めて納得したしだいである。
メキシコではポピュラーな飲み物である。キューバでも同様であろうか。
tuna を辞書で引くと、「ウチワサボテンの実」の他に、「1(伝統的な衣装でセレナーデを歌い歩く)学生の一団、2 怠惰な生活、3だらしのない(身持ちの悪い)女、4 酔い」という意味の別の言葉もあったが、こちらの方はなじみがない。
最後に、「ツナ缶」のことはスペイン語では lata de atún というが、これはおなじみの言葉である。
ウチワサボテンについてはウィキペディア「オプンティア」に詳しいので、興味のある方はご覧いただきたい。
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スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)
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このサボテンの実が tuna である。
これをジュースにして飲むと、結構おいしい。初めて、jugo de tuna (フゴ・デ・トゥナ)という言葉を聞いたとき、tuna はどうしても英語の「ツナ、マグロ」を連想してしまう(tuna juice かと思った)ので、そんな生臭いジュースが飲めるのかと、早合点したものだ。しかし、いくらなんでもそんなジュースをメキシコ人が飲むとも思えない。現物を見て、初めて納得したしだいである。
メキシコではポピュラーな飲み物である。キューバでも同様であろうか。
tuna を辞書で引くと、「ウチワサボテンの実」の他に、「1(伝統的な衣装でセレナーデを歌い歩く)学生の一団、2 怠惰な生活、3だらしのない(身持ちの悪い)女、4 酔い」という意味の別の言葉もあったが、こちらの方はなじみがない。
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