(承前)
その後、5年ぐらいして、再びこのホテルに宿泊する機会を持った。怖いもの見たさの気持ちもあり、2号室を希望はしないが、期待はした。
2号室ではなかったが、その隣の部屋で宿泊することになった。幾分期待してはいたものの、隣の部屋では何にも不思議なことは起こらなかった。隣の2号室は部屋番号も3桁に変わっていて、さらに、もはや使われなくなっていた。クレームがあまりにも多かったのだろう。
このホテルには監獄時代の地下室もあり、拷問している姿の蝋人形もある。昼間でもこの部屋の前は通りたくない。幽霊だかポルターガイストだか知らないが、拷問で死亡した囚人の怨念があるのだろうか。
このホテルは、メキシコのチャップリンと言われた名優マリオ・カンティンフラス(Mario Cantinflas)主演のハリウッド映画(1960)にもロケ地として使われているのである。その映画にまつわるエピソードについては次回のお楽しみ。映画は You Tube でも見られます。
https://www.youtube.com/watch?v=1cPXwMpkpdI
2分を過ぎたあたりからこのホテルが出てきます。
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