今日のドン言

私の競馬ファイル。POGをはじめ競馬に関することを違和感感知カメラでとらえた世界です。他に社会問題、スポーツ、芸能etc

こっちがマジックマンか。レーン有終の美!

2019-06-24 | 競馬
レーンは最終週だったが、土曜は府中で勝ち星量産。そしてグランプリまでサァーッとモノにした。マーフィーに驚いた余韻の中で参戦したレーン。世界は大きく広いゾ。
 リスグラシューでの番手戦は奇策のように映るかもだが、要はスタートで、マイル戦ならさすがに前へつけるのは困難だが、二二の中距離なら無理でもない。むしろレーンの口からは、ハナへ行くか一瞬迷った、というニュアンス。ま、それぐらい楽に進んでいる。脚が軽やかということだろう。よく追い込みタイプが先に行ってしまうと、本来の末脚を発揮できずに逆にバテる、ということもあるが、主に折り合いがポイントになる。レーンは馬の負担をなくし普通に「追い込み」のリスグラシューが単に前にいる、という状態。ならば直線はいつもの「追い込み脚」を発揮できる。圧勝は当然か。
 川田キセキはまたしてもスタートダッシュが甘かった。幸いだったのはスティッフェリオ、アルアインなどが、キセキの逃げを許諾していた感で、来るんだろうと待っていた雰囲気。ならばキセキもハナを切りに行く。あとはマイペースに持ち込んでのレースとなった。凱旋門を想定すれば勝てなかったのは痛恨だろうが、質実を尽くした形で川田も一応納得なのでは。 私が期待したスワーヴリチャードは、捲りどころか4番手追走となった。結局はメリハリをつけられずに流れ込んだ形での3着。6番人気なら健闘という解釈もあるが、個人的には膝を乗り出すシーンはなかった。馬券的には3連複なので当たりは当たりだが。
 良馬場とはいえ湿度高い日が続いて、ややヌメッとした状態のよう。切れ味を発揮する馬場ではなかったかも。それがアッサリとしたレースシーンとなった背景のひとつにはなるか。 それにしてもリスグラシューにディアドラ。5才の牝馬頑張っているね。当然この2頭もオークスには出ているが、リスが5着でディアが4着。その時圧勝したのはソウルスターリング。なんかもう懐かしいが勝っている。2頭がバリバリで奮闘しているのを見るにつけ、空疎な気持ちはある。ソウルの仔を早く見たい、正直そうでしょ。
 阪神の千八新馬。血統的にシルヴェリオが人気だったが、レッドベルジュールが勝つと断言していた人も結構多かった。結果はそうなったが、メイショウボサツとは際どいレース。DI産駒でも母系からはそんなに奥行きは、という気もするが、個体能力は当然優れている。メイショウは大健闘だったが、血統からはダートでも面白そう。体はあまりないけど。シルヴェリオは見せ場なく4着。一応直線半ばからは脚使ってるけど、着差を考えれば完敗。リラックスして走れれば上積みはありそうだが、母はもう高齢だし、シルバーステートほどのポテンシャルは疑問かな。この血統だから無事にが一番の願いだろう。
 ルメールは現時点でクラシックはブルトガングだな、って、まだ6月(笑)。それとブルトガングについて、府中でなけりゃみたいな話が多いけど、人間は見たことのイメージを殊更増幅してしまう。前半苦労して直線バカ伸びだから、コースを選ぶという解釈だろうが、むしろデビュー戦だからというバランスが高いとみている。レース慣れすればもっと構築したレースは出来る筈だし、何よりコースを選ぶようなレベルの馬ではないよ。チョイと失礼(笑)。それと次走については、いきなり東スポ杯(11.16)ではなく、アイビーSを使えばという声があった。私も一票。
 さて夏のローカル競馬が本格スタートする。福島・中京・函館。それぞれの趣を感じたいね。中京は栗東からも割と近いし、大物2才がデビューする可能性もある。たしかハープスターも7月中京デビューだったよね。早速ラインベックが登場の模様。父DI、母アパパネ。説明は必要ない。特にジナンボー(6戦4勝)が強さを発揮してきたので、ラインベックも母に迫る期待はあろう。みんな怖がって避けるのかなァ。ん、ここに私のPO馬アージオンがぶつけるらしい。福永ラインベックVSミルコ・アージオン。まあまともに行ったらラインには勝てそうもない。ミルコの奇策に期待するけどな。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする