安田記念・紙一重の栄光と…。

単勝19倍のインディチャンプに◎はヒットなんだろうけど、ダービーに続いて実入りのない「いい予想」ヤダねったらヤダね。なんかむしろストレスたまる感。福永はアエロもさることながら、アーモンドが来るのを気にしていた素振りも。だから追い出しを遅らせて、見様によっては余裕にも。前走で馬も学習したのか、前目の競馬でもリラックスして走れたのだろう。　アエロリットはスムーズに行けたし、本来のスピード能力を出し切った。戸崎が先週のダービーで勝てる所を逃して、ツキがなくなったかも、と深読みしてしまった。私もまだ甘いね。クロフネの仔だっちゅうのに。　そしてアーモンドアイ。これは普通に慰めたいな。スタート直後のドタバタも大きかったろうけど、直線で捌きに時間が掛かってしまった。あれがスムーズなら勝ってた筈。3着といえども勝ち馬とは同タイムだからね。やはり大した馬だよ。ただ大事に使って行く感じなので、春はドバイとこれの2戦。今後は秋天ぶっつけが有力という話で、下半期も2戦ぐらいしか使わない雰囲気だね。これだけの馬、もう少し見たいよなァ。　サングレーザーは思ったより出して行った。それゆえ本来の反発力は半減したかな。掲示板に載ったのは良しとしても、勝てそうな形はなかった。
　新馬戦はまたも好素材が。府中の混合戦はサリオス。ルメのアブソルティスモがスローのマイペース。誰もが勝ちは決まったと思った筈。サリオスがアブソルに外から迫った瞬間、ルメが驚いたように顔を向けてた。おそらくルメも勝ちを確信していたのだろう。ビックリポン状態だった。まあハーツクライにサロミナという背景から、これも大きな期待で当然の馬。534kでまだ8分の雰囲気もあり、無事に行ってもらいたいね。　続く牝馬戦はルメ藤沢のリベンジでモーベット。こちらは対照的に出遅れから最後方の競馬。勝負態勢に入ってからは結構楽に抜けた。前日のリアアメリアほどのインパクトはないが、大事に使って行けばソコソコ走る。阪神はタイセイビジョン。仕上がり抜群という話だったが、道中の行きっぷりは凄かった。タートルボウルで母も奥行きはなかったから、早目勝負の馬という感じは否めないかな。まあ年内はソコソコ稼げるだろう。
　今週はエプソムC、マーメイドSとG3がふたつ。サラキア(サリオスの姉)とソウルスターリングはマーメイドでなくエプソムへ出る。先週美浦坂路一番時計のプロディガルサンはレーンの騎乗とか。妹のG1制覇もあったし、国枝厩舎としてはアーモンドの無念を晴らす機会になる。ソウルスターリングと合わせて個人的には府中へ行きたいが…、おっと私の参加するドラフト会議が日曜の3時から。真っ只中や。