銀行レースといわれ、結果的にそうなったわけだけど、内容としては大方の読みとはちょっと違ったかな。 ウオッカは枠からいっても、ああいった形にはなるのだろうけど、直線での詰まり具合は派手だったね。 そこでディープスカイ四位が一気に仕掛けて、安全圏まで…という雰囲気だった。 でもようやくバラけたウオッカは正に一文字の差しだった。 父ギムレットのNHKマイルCを思い出したが、ギムレットはかなり後方で前後左右ロッキング状態だったから、先頭との距離は今回のウオッカの方がだいぶマシ。 だから鮮やかな逆転劇となったのだね。 ギムレットも最後の150mぐらいで、およそ10頭ほど抜いたんだけど、あまりに先団との差がありすぎた。
デイープスカイはたしかにやや太い印象はあった。 宝塚は本命になるのだろう。 そういえばウオッカの出走はどうなのだろう。 陣営としてはかつてのイヤなイメージもあるだろうし、中2週の競馬が続くわけで、慎重にならざるを得ない。 せっかくディープに完勝して、すぐに負けたんじゃ、というリスクは当然考えるだろう。 JRAとしては出てほしいところ。 それぞれの思惑がどういった結論になるか、まあ注目だね。
内田は勝ちまくって、全国リーディングを堅守。 肝心のオークス、ダービー、安田と完敗なんだけど、勝てるレースを勝つ、という雰囲気は出ている。 戸崎もロベリア賞勝って意地は見せたかな。