今日のドン言

私の競馬ファイル。POGをはじめ競馬に関することを違和感感知カメラでとらえた世界です。他に社会問題、スポーツ、芸能etc

[2才馬診断] ・あの名牝の仔たち。

2009-06-06 | 競馬

  シーザリオの初仔は、父がキングカメハメハだ。 母父といいダービーを圧勝した配合になる。 母は日米のオークス連覇ということで、なんともスケール感はあるのだが、こういった馬が額面通り稼がないのが競馬の、というかPOGの傾向としてある。 でも実馬は、キンカメ、シーザリオ、スペシャル三者それぞれの面が窺える雰囲気。 別段心配なところもないように思う。 私の個人的な見方としては、走る(稼ぐ)可能性の方が高いとみている。 初仔ということもあって、あまり大きくはないようだが、動き易そうな感じで、頓挫さえなければ、デビューは年内なら充分勝負になると思う。
 アドマイヤグルーヴの初仔は、父クロフネで芦毛だね。 早くからこの世代のクロフネは、肌がいいので注目されている。 本馬もその1頭だろうが、エアグルーヴ産駒の期待外れが続いていて(私はあまり期待してなかったが) この系統自体がややトーンダウンしている印象だね。 なんというか頑迷さが特色としてあって、いい方に出れば勝負強さとか、デカイことをやってのけるけど、融通性に欠ける面もあって、特にクロフネだしね。 でも社台を代表する牝系の代がわりは注目なわけで、3位以降なら獲ってもいいのかな。
 トゥザヴィクトリーは引退してから年月経っているけど、JRAでのデビューは初となるトゥザグローリー(父キンカメ) だが、なんといっても550k以上といわれる大きさがポイントだろう。 ダービーが終ったばかりの世代でも、この時期アプレザンレーヴがやはりそれ位といわれていた。 どうしたって脚がもつか不安もある。 たしかに胴体部分は肉感たっぷりという感じではあるが、なんともいいバランスというか、雰囲気を持っている馬だね。 体内に内包している能力はかなりと推察する。 結構順調に乗り込んでいるらしいので、そんなに心配はないのかな、という気でいる。 早く走りが見てみたい馬の1頭だ。

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