ワタシが大好きな女優は数えるほどしかいないのだが(いい男にはめちゃくちゃ甘いが、女には手厳しいワタシ)、ローラ・リニーはその数少ない女優の一人である。
「LOVE ACTUALLY」でお気に入りの女優になった。
ずっと片思いだった人と念願のベッドインという時に、病気の弟から電話があり、彼を残して弟のところに向かうという弟思いの姉を演じた。
ロドリゴも「LOVE ACTUALLY」で惚れたね(笑)。
というか「LOVE ACTUALLY」はいい男の宝庫だったよなあ。
あの中からいいの選んでいいよと言われたら(言われないって)困っちゃうよなあ~~。
う~ん、ヒューも捨てがたいけど(偉そう)でもやっぱり↓がいいなあ。
↑こんないい男を残していくサラ(ローラ・リニー)の気持ちはいかなるものだったのか。
涙をこらえ、弟にマフラーを巻いてあげるサラの姿にワタシは大泣きしたものだ。←すっかり自分に置き換えていた・・・だって相手はロドリゴだよ・・・(遠い目)。
はっ!!いかんいかん!!
本題に戻って「YOU CAN COUNT ON ME」。
2000年、アメリカ作品。
サラ(ローラ・リニー)は田舎町で息子と二人暮らしをしているシングルマザー。
地元の銀行に勤める、保守的だが美しい女性だ。
そんなサラには、別れて暮らしている弟がいた。
根無し草のような生活を送る弟テリー(マーク・ラファロ)は、サラとは全く性格が違ったが、幼い頃に事故で両親を亡くしてから、励ましあいながら生きてきた大切な肉親だ。
そのテリーが久しぶりに町に帰ってくるという。
嬉しさのあまり町中に「弟が帰ってくるのよ」とふれ回っていたサラだったが、戻ってきたテリーは「刑務所にぶち込まれていた」話をし、金の無心までしてサラを失望させる。
だが、サラの息子ルディ(ロリー・カルキン)は自分と同じ目線で物事をみるテリーに親近感を覚え、段々と心を通わせるようになってゆく。
親子のような二人の姿をほほえましく思っていたサラだったが、信仰心もなく人生の価値を見出すことも出来ないテリーが、ルディに悪影響を及ぼすのではないかという不安も多少感じていた。
そんなサラに恋人のボブがプロポーズをする。
突然のプロポーズに戸惑い、息がつまるような気がしてボブとの結婚に踏み切れないサラ。
そしていけないこととは思いながら、上司(マシュー・ブロデリック)との情事にのめりこんでいくのだった。
幼い頃に事故で両親を亡くしてから、別々の施設で暮らすことを余儀なくされた姉弟。
子供の頃から何に対しても責任を担ってきた、完璧主義者とも言える姉と、幼い頃両親を亡くしてしまった喪失感から、生きることに価値を見出せない弟との微妙な関係を、監督で脚本家のケネス・ロナーガンが優しい視線で描いている。
二人は全く異なる性格ではあるが、幼い頃に両親を亡くしたことから、それぞれストレスを抱えたまま大人になってしまい、ある部分成長がとまってしまっているのは同じ。
それぞれが今の自分を許すことが出来ず、苛立ちもがきながら生きているのだが、ふと隣を見た時に、同じように苦しみながら生きている、心許せる姉弟がいることに気づきく。
何があっても受け止めてくれる姉弟がいる。
どこにいても愛してくれる姉弟がいる。
大切なものに気づいた彼らはそれぞれの生活に戻っていくのだ。
最後に姉弟が別れるバス停のシーンは涙なしでは見れなかった。
姉に会いに来た時と、全く別の顔でバスに乗り去っていくテリーの表情がとってもいい。
特別なことがおこるわけでもない、シンプルな話だけど、見終わった後で「良質の映画をみたな」という気持ちにさせてくれる。
脚本がしっかり出来ていて登場人物がそれぞれ巧く描かれているということもあるが、キャスティングもよかったんだろうな。
やっぱりローラ・リニーはよかった。
監督が「温かみがあって、演技力があってなんでもできる女優。しかも美しいし」とベタ褒めしていたが、本当に彼女は映画によって色んな顔を使い分けることができる本物の女優だと思う。
その監督は自ら牧師の役で登場するのだが、困ったような表情に味があってとってもいい感じ。監督の温厚で几帳面そうな性格がにじみ出ている。
サラの弟のテリー役をマーク・ラファロがゆるく魅力的に演じている。「死ぬまでにしたい10のこと」の時より、こちらのマーク・ラファロの方が好き。
微妙な表現を要求される一番難しい役だと思うのだが、ごく自然で、しかもローラ・リニー同様不思議な温かみを感じさせる。
まだ売れる前のジョシュ・ルーカスもちょい役で登場するのだが、細くてかっこよかった♪ジョシュはこの頃から光っていたのね。まだ髪の毛も沢山ありました。
マシュー・ブロデリックは今まで「とっちゃんぼうや」みたく思っていたけど、今回はしっかり「男」だったわ(笑)。
「LOVE ACTUALLY」でお気に入りの女優になった。
ずっと片思いだった人と念願のベッドインという時に、病気の弟から電話があり、彼を残して弟のところに向かうという弟思いの姉を演じた。
ロドリゴも「LOVE ACTUALLY」で惚れたね(笑)。
というか「LOVE ACTUALLY」はいい男の宝庫だったよなあ。
あの中からいいの選んでいいよと言われたら(言われないって)困っちゃうよなあ~~。
う~ん、ヒューも捨てがたいけど(偉そう)でもやっぱり↓がいいなあ。
↑こんないい男を残していくサラ(ローラ・リニー)の気持ちはいかなるものだったのか。
涙をこらえ、弟にマフラーを巻いてあげるサラの姿にワタシは大泣きしたものだ。←すっかり自分に置き換えていた・・・だって相手はロドリゴだよ・・・(遠い目)。
はっ!!いかんいかん!!
本題に戻って「YOU CAN COUNT ON ME」。
2000年、アメリカ作品。
サラ(ローラ・リニー)は田舎町で息子と二人暮らしをしているシングルマザー。
地元の銀行に勤める、保守的だが美しい女性だ。
そんなサラには、別れて暮らしている弟がいた。
根無し草のような生活を送る弟テリー(マーク・ラファロ)は、サラとは全く性格が違ったが、幼い頃に事故で両親を亡くしてから、励ましあいながら生きてきた大切な肉親だ。
そのテリーが久しぶりに町に帰ってくるという。
嬉しさのあまり町中に「弟が帰ってくるのよ」とふれ回っていたサラだったが、戻ってきたテリーは「刑務所にぶち込まれていた」話をし、金の無心までしてサラを失望させる。
だが、サラの息子ルディ(ロリー・カルキン)は自分と同じ目線で物事をみるテリーに親近感を覚え、段々と心を通わせるようになってゆく。
親子のような二人の姿をほほえましく思っていたサラだったが、信仰心もなく人生の価値を見出すことも出来ないテリーが、ルディに悪影響を及ぼすのではないかという不安も多少感じていた。
そんなサラに恋人のボブがプロポーズをする。
突然のプロポーズに戸惑い、息がつまるような気がしてボブとの結婚に踏み切れないサラ。
そしていけないこととは思いながら、上司(マシュー・ブロデリック)との情事にのめりこんでいくのだった。
幼い頃に事故で両親を亡くしてから、別々の施設で暮らすことを余儀なくされた姉弟。
子供の頃から何に対しても責任を担ってきた、完璧主義者とも言える姉と、幼い頃両親を亡くしてしまった喪失感から、生きることに価値を見出せない弟との微妙な関係を、監督で脚本家のケネス・ロナーガンが優しい視線で描いている。
二人は全く異なる性格ではあるが、幼い頃に両親を亡くしたことから、それぞれストレスを抱えたまま大人になってしまい、ある部分成長がとまってしまっているのは同じ。
それぞれが今の自分を許すことが出来ず、苛立ちもがきながら生きているのだが、ふと隣を見た時に、同じように苦しみながら生きている、心許せる姉弟がいることに気づきく。
何があっても受け止めてくれる姉弟がいる。
どこにいても愛してくれる姉弟がいる。
大切なものに気づいた彼らはそれぞれの生活に戻っていくのだ。
最後に姉弟が別れるバス停のシーンは涙なしでは見れなかった。
姉に会いに来た時と、全く別の顔でバスに乗り去っていくテリーの表情がとってもいい。
特別なことがおこるわけでもない、シンプルな話だけど、見終わった後で「良質の映画をみたな」という気持ちにさせてくれる。
脚本がしっかり出来ていて登場人物がそれぞれ巧く描かれているということもあるが、キャスティングもよかったんだろうな。
やっぱりローラ・リニーはよかった。
監督が「温かみがあって、演技力があってなんでもできる女優。しかも美しいし」とベタ褒めしていたが、本当に彼女は映画によって色んな顔を使い分けることができる本物の女優だと思う。
その監督は自ら牧師の役で登場するのだが、困ったような表情に味があってとってもいい感じ。監督の温厚で几帳面そうな性格がにじみ出ている。
サラの弟のテリー役をマーク・ラファロがゆるく魅力的に演じている。「死ぬまでにしたい10のこと」の時より、こちらのマーク・ラファロの方が好き。
微妙な表現を要求される一番難しい役だと思うのだが、ごく自然で、しかもローラ・リニー同様不思議な温かみを感じさせる。
まだ売れる前のジョシュ・ルーカスもちょい役で登場するのだが、細くてかっこよかった♪ジョシュはこの頃から光っていたのね。まだ髪の毛も沢山ありました。
マシュー・ブロデリックは今まで「とっちゃんぼうや」みたく思っていたけど、今回はしっかり「男」だったわ(笑)。
いやー、dimさんってあのタイトルが大好きだったんですねー。申し訳ないことしましたね。ごめんなさい!
お!これねー、やっとDVDになったんですよねー。
いつ出るんだいつ出るんだと待っておりました。
これってビデオでも見ませんでしたけど、もしやDVDで初登場の作品ですかね?
ローラ・リニー、大好きな女優さんっす!
Amazonで予約したので明日あたり着くはずです。
楽しみだ!
そうなの、前のブログタイトル気にいっていたんですよ~。
でも今回のテンプレートは不思議系で面白いし、いいじゃないですか?ますますshit_headさんのブログが熱くなりそうで(笑)。
この映画よかったですよ~。
ローラ・リニー最高です(でも自分としては実は「LOVE ACTUALLY」の次に「エミリー・ローズ」が好きだったりするのですが)。
見終わった後でとっても優しい気持ちになれる映画でした。
お金をかけなくても脚本がしっかりしていて、いい俳優がいれば(まあそれだけじゃないけど)いい映画が出来るというお手本みたいな映画。
私も弟が二人いて、出来がいいとはいえない弟で、状況や関係性は全く違うのに、なぜか重ね合わせてしまう部分もあったりして・・・。
この映画すごくよかった。
けして華やかな話ではないけれど、大好きです。
私も、この映画で一層ローラ・リニーに注目するようになりました。
地味だけどホントにいい映画でしたね。ワタシもこういう話大好きです。
うちは嫁の尻にしかれる気が利かない兄貴と、仕事の鬼みたいなおやじっぽい妹しかいないので・・・自分と重ねあわせることは出来ませんでした(笑)。
こんな姉弟みたいな関係が築けたら、幸せですよね~。
ローラ・リニーもよかったけどマーク・ラファロもよかった。
キャスティングもばっちりでした。
そうですねー。最後のバス停の場面は、ウルウルしちゃいましたよ。
ローラ・リニーを堪能する映画ですね。
他の役者も、とにかく演技が半端じゃなくよい!
地味ですけど、好きだなぁ。
早速ご覧になったのですね。
でもいつものshit_head節ではないということは「すごくよかった」ワケではなく「まあまあよかった」ってとこでしょうか?
だってshit_headさんは「すごくいい」のと「すごくくだらない」のは、そらーもう何かがほとばしるくらいの勢いが感じられるもん(爆)。
ワタシとしてはローラ・リニーもよかったけど、あのマーク・ラファロのゆるゆる演技にやられました。