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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 3-2 The Sigh of Three その3

2014-01-18 01:10:05 | Sherlock S3E2
Sherlock Series 3 Episode 2

Written by Steve Thompson
Steven Moffat
Mark Gatiss
Directer by Colm Mccarthy

S3E2の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。

昨日、激情に駆られて思わず感想をがっと書いてしまいましたが、
世間ではE3の騒ぎも少しずつ落ち着いてきたようにも思いますが、ここではまだのろのろとE2です。
シャーロックのスピーチが始まると同時に私の作業スピードが急激にダウンしています。
速い!長い!難しい!の3重苦です。
でもPCの前で唸っていてもダメなものはダメなので、ここからはわからないところはバシバシすっ飛ばすことにして
その分妄想で埋めておきます(笑)
意味がわからなかったり解釈が間違っているところも多々あると思いますがお許しください。って、
それいつも言ってる事ですね・・・

それにしてもイギリス英語は本当に難しいですね。
特にホームズ兄弟が絡むと、遠回しに話してないで単刀直入に言ってよーと八つ当たりしたくなります。
それもこれも分不相応な事をしている自分が悪いのですが(笑)

そんな事より続きです。

パーティ会場。
「正直、最初は彼が頼んでいるんだという事がわかりませんでした。」とシャーロック。
「それが理解できたとき僕はとても驚きそして光栄に思った事を伝えました」
「そしてこの事は予期していなかったし少し怯んでしまいました」

221Bではまだまだ固まるシャーロックに「シャーロック」と呼び続けるジョン。
会場。
「僕はこの難しい仕事を必ずやり遂げる事を約束し僕を信頼し、とても親しい友人だと言ってくれた事に感謝しました」
221B
あまりにも固まってるシャーロックに「ちょっと怖いんですけど」とジョン。
S「つまり・・・」
J「うん」
S「僕は君の」
J「うん」
S「ベスト」
J「マン」S「フレンド?」
シャーロックの言葉に「もちろん、そうだよ。君は僕のベストフレンドだ」
それを聞いたシャーロックは固まりながら目玉の入ったお茶を飲むのでした。
「それどう?」と聞かれ「意外に大丈夫だ」

「もちろん君にはスピーチをしてもらわないと」と言われまたちょっと固まるシャーロック。

会場。
シャーロックが内ポケットから出したカードをめくりながら「これは終わった、これも言った」と呟いています。
その時、レストレードがすごく退屈そうに映ってたのを見逃しませんでしたよ、私(笑)
やっと顔を上げたシャーロックは「残念だけど、ジョン。僕は君の結婚を祝う事はできない」と言います。
このあたりちゃんと訳せてないので詳細は省きますが、結婚式なんて儀式はくだらないよね、てな感じの事を言って、
ゲストのヒンシュクを買っている雰囲気です。
そんな空気をちょっと読んだらしく「ジョンの事を話しましょう」と話を変えます。ジョンも「それ頼むよ」と。

ここからシャーロックのスピーチです。例の場面まで一気にいきます(笑)

「僕が僕の冒険に助手を求めたのは、感情や思いつきではなく素晴らしい資質を持っているからです。
彼は僕に熱中するあまりそれを見落としていますが。確かに僕の精神力や知力そして鋭さは実のところジョンが
無私無欲に提供してくれるものとは著しく対照的なところにあります。」
ここでジョン「ん?」な顔。

「事実、結婚式に親切に花嫁の世話をするのはことのほか地味なブライズメイドでこれらはいくらか類似性があります。」
ここでジャニーンが嫌そうな顔してますがよく考えるとジョンに対して超失礼な事を言ってますよねww

「そして対照的とは結局、神が自分の創造した作品の美しさを高めるための計画、もしくはバカな家族を就職させるための
チャンスを提供させるためのバカげたファンタジーだと思われます。」

このあたり何か意味不明になってるけど神様が絡むとそのあたりの知識がないのでほとんど直訳です(汗)

「問題は僕が最高に嫌な奴で無礼で、誰もが僕と会うと災難に見舞われたと思うようなあらゆる点で不快な人間だという事です。」

ここ、訳が間違っていなければジョンと出会った最初のエピソードでジョンに褒められて、初めて褒められた、
他の人はみんな怒ってあっちに行けって言うんだ。ってところを思い出します。
シャーロックは自分の性質が人を不快にさせてるって事をちゃんと自覚しているんですよね。
それを踏まえるとこのエピソード2のシャーロックはすごく哀しくてせつないです。

「僕は道徳に対して否定的で美しさにも気づかず、幸せに直面してもそれを理解できません。
僕がベストマンを頼まれた事を理解できなかったのは、誰かの親友になることなどまったく予期していなかったからです。」
ここでグレッグとモリーがちょっと顔を見合わせてせつなそうに微笑んでます。わかるわ~。

「とんでもなく勇気があり、親切で賢い人間が僕の親友になるなんてとても幸運です。」
このあたりからジョンがウルウルしてます。

「ジョン、僕は非常識な男です。
君の温かで誠実な友情によってのみ僕は救われました。
でも、どうやら僕は君の親友のようなので、僕は君の伴侶を選ぶ能力を祝福することはできないけど。」
シャーロック、ちょっと微笑んで。

「本当はできるんだ。
メアリー、この男は君にふさわしいと言う事が僕の最高の褒め言葉です。
ジョン、君は戦争で負傷に耐え、喪失を経験し・・最後の喪失に関しては本当にごめんなさい・・
今日、君は君の妻になる女性と君が救った男の間に座っています。つまり世界で最も君を愛する2人の人間の間です。
そして、僕はメアリーのためにも言います。
僕たちは君の期待を裏切りません。生涯にわたってそれを証明していきます。」

ジョンは今にも泣きそうだし、ハドソンさんやモリーちゃんは既に泣いています。
ここでジョンがメアリーに「僕が彼をハグしそうになったら止めてよ」と囁きますが、
「止めないわ」とメアリーさんあっさり。

当のシャーロックはみんなを感動させた事すら気づかず「そうそう、ジョンについての面白い話を・・・」と言いながら
あたりをみまわして「え?」な状態。
思わずジョンに「みんなどうしたの?ジョン?僕、間違っちゃった?」と可愛い事を言うので
「違うよ、間違ってないよ、おいで」とシャーロックをハグします。
いや、ここ私の妄想ではありませんよ(笑)
「No, you didn't. Come here」って言ってます。

ハグされながら「まだ終わってないよ、ジョン」ってここは感動の場面なのに状況がまるでわかってないシャーロックに
「分かってるよ」とジョン。でもまだジョンが離れないうちから「さて、面白い話をいくつか」とカードを読み始めるので、
「ちょっと僕が座るまで待ってよ」のジョンの言葉に頷きながら素直に待ってるシャーロック。

シャーロックは基本的にすごく真面目なんですよね。
しかもベストマンという初めての大役をこなすために苦手な場所でスピーチを頑張っている姿がとても健気だわ。

しかし
これタンブラーでもファンサイトのフィクションでもなく現実なんですよ(笑)

続きます。

2 コメント

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検索エンジンからお邪魔いたしました (黄梅)
2014-05-12 10:53:41
突然のコメントで失礼します。

シャーロックseason3英語版を見たのですが、イギリス英語版がさっぱりで絶望していたところ、こちらのブログで詳しく拝見することができ、とても助かりました!!


また、管理人様の文章や画像選択のセンス、視聴の際の着眼点に共感し、とても楽しく読ませていただきました。このような詳細な記事を公開してくださり、とても嬉しいです。重ねて御礼申しあげます。

ぜひまたお邪魔させてくださいませ。
とりいそぎ感想まで。
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RE.検索エンジンからお邪魔いたしました (dico360)
2014-05-12 22:21:15
黄梅さん、
初めまして、コメントありがとうございます!
わー、もうホントに褒めて頂いてかなり浮かれております。
なにぶん素人の拙訳なので誤訳が多いかと思いますが、
画像でごまかせればいいなーと(笑)
検索だとここまでたどり着くのにかなり長い旅路だったのではないかと思いますが、
少しでもお役に立てて嬉しいです。

どうぞいつでもまたおいでください。
そしてお気軽に感想など頂ければ嬉しいです。
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