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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 3-2 The Sigh of Three その5

2014-01-20 07:46:02 | Sherlock S3E2
Sherlock Series 3 Episode 2

Written by Steve Thompson
Steven Moffat
Mark Gatiss
Directer by Colm Mccarthy

S3E2の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。

「ベインブリッジ2等兵に会いたいのですが」
「彼は今任務中ですが終わったらお伝えしますよ」


向かいの公園のベンチに座って待つふたり。
「なぜショルト少佐と会ってないんだ?彼は勲章をもらってるでしょ?戦争の英雄?」「誰にもってわけではないんだ。」
ショルト少佐はカラスチーム、新兵を連れて戦場に行きましたが、少佐を除いて全員死んでしまい、
そのためマスコミや家族からバッシングを受けていました。
「彼は君よりたくさんの死の脅迫を受けてるんだぞ」とジョン。
「それはどうかなあ」

「なんで突然他人に興味を持ったんだ?」
「会話しようと。」
「え?」って顔のジョンに「もうやらない」とシャーロック。
「話しは変わるけど、僕が結婚しても何も変わらないってわかってるよね?」
「そう。」
「もし心配してるなら」
「してないよ」
そしてジョンはちょっと真面目な顔をして続けます。
「メアリーは僕の人生を完全に変えたんだ。全てをね。でも数年前にそれをした人が2人いたんだよ。その一人は・・」
そう言いながら隣りを見るとシャーロックが消えていました。
「完璧な大馬鹿なんだけどね」

せっかくジョンが良い事を言おうとしてたのに、相変わらずドリフだよ(笑)

シャーロックは近衛兵のベアスキン帽をかぶり衛兵と行進するふりをしながら建物に忍び込みます。
この後ジョンと対峙する少佐の後ろの窓に衛兵と行進するシャーロックが通ります。

帽子脱いだ時に髪の毛くしゃくしゃっとする場面とその場を離れようとする場面がものすごく好きです。

衛兵の交代式が終わりペインブリッジ2等兵がロッカールームに戻りシャワーを浴びるために軍服を脱ぎ始めます。

シャーロックにおいていかれたジョンは正面から入り少佐と対峙します。
個人的な要件で私たちにコンタクトしてきたと説明するジョン。
自分の兵隊に個人的な懸念など無いと言う少佐は本当の目的は?とでも言いたげなので
正当な調査だと答えますが、「報道関係?」とバカにしたような口ぶりの少佐にジョンは
「自分はジョン・ワトソン大尉です。第5ノーザンバーランド・・・」
「退役しただろう」
ジョンの顔が怖くなってきます。

その頃シャワー室ではベインブリッジ2等兵が血だまりの中で倒れていました。

「君の事は新聞で見たぞ。奇妙な帽子をかぶった探偵と一緒にいるだろう。ベインブリッジが探偵に何の用だ」
「私からは何も言えません」
そこにベインブリッジが死んだと少佐に連絡が入ったのでジョンもあとを追いかけます。

ジョンはベインブリッジに近づこうとしますが制止されます。
「僕は医者なんです」
「今度は医者だと?大尉」
そこにタイミング悪くシャーロックも「うろうろしてましたー」と連れて来られてしまいます。
怒った少佐は二人が共犯でベインブリッジを殺しただろうと言うのでシャーロックが推理としながら反論します。

そしてなかなか納得しない少佐にとうとうジョンが爆発します。
「お願いです、少佐。私は第5ンーザンバーラント連隊のジョン・ワトソンです。アフガニスタンで3年、
カンダハール、ヘルマンド、そしてバーツ病院も経験してます。ベインブリッジを調べさせてください。」
内容は丁寧ですけどほとんど怒鳴っていて少佐が威圧されています。

隣りでちょっと嬉しそうなシャーロック(笑)怒ると誰より怖いドクターです。

圧倒された少佐が承諾したので早速検視をしてシャーロックは現場検証をします。
「腹部に傷がある。信じられないくらいきれいだ」
「刺殺されたけど武器が見当たらない。出入り口もひとつだけ」
「シャーロック・・」
「うん?」
「まだ息がある」

「どうすればいい?」
「スカーフをくれ」
「え?」
「早くしろ!」と怒られ(笑)首から外します。
そして「救急車呼んで」と兵隊たちに言いますが、
隊員たちも「え?」なので
「今すぐ救急車を呼べ!Do it!!」と怒られます。
ドクターものすごくかっこいいんですけど。さすが戦場を渡り歩いた軍医だわ。
こんなシチュエーション大好きな私でした。
緊迫した状態は更に続きます。
「ナース、ここを強く圧迫して」ととうとうナース呼ばわりされるシャーロック。
「ナース?」
「ああ、あるもので対処しないといけないだろう?だから圧迫しろ」

治療に関してはジョンのテリトリーなのでシャーロックも黙って従ってます。
緊急時の医療従事者に立ち会うとかっこいいのでマジで惚れますよ(笑)

会場に戻ります。
シャーロックがゲストに状況を説明しどうやって刺されたのか凶器はどこにいったのかを尋ねます。

「さあ、誰か応える方はいませんか?スコットランドヤードの方はどうですか?」
突然矛先を向けられたグレッグさんは犯人は「ドワーフ」とおっしゃいます。ホビットネタ?
「お見事です」とシャーロックに言われ「マジ?」なグレッグさん。「いや」とすぐに否定されます。
同じテーブルのモリーちゃんの彼、トムがこそこそ話しているので「じゃ、トムくん」
トムは自殺説を唱え凶器は自分の血と骨で作ったダガーだと言い、モリーに「座りなさいよ」と小声で怒られます。

「このケースの特徴、ただひとつの特徴は率直に言うといつもと同じ、ジョン・ワトソンでした。
彼は僕が事件を解決しようとしている間に一人の命を救ったのです。
価値のある謎、話すに値する物語はありますが、それに加えてこの最も勇気のある男は実際にどうやればいいのか知っています。
あ、でも結婚式のプランとナプキンはダメですが。今日はジョンを讃えるだけではなく恥ずかしい話もしなければなりません」
「ちょっと待って。結局凶器と犯人は?」とさすがレストレード警部ですが、
「残念ながらわかりませんでした。たまにはそうゆう事もあります」
「ではジョンの恥ずかしい話、Stag Nightの話です」

独身最後の夜に同性だけで騒ぐパーティのことですが、イギリスはStag Nightと言うんですね。
アメリカのバチェラーパーティしか知りませんでした。

ではStag Nightに続きます。

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