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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 2-2 The Hounds of Baskerville その5

2014-05-24 17:01:44 | Sherlock S2E2
「バスカヴィルの犬」

Director: Paul McGuigan
Writers: Mark Gatiss

BSではありますが今夜いよいよ日本初放送ですね。
のんびりとバスカヴィルを書いている場合ではないような気もしますが(笑)
放送を観たらまた感想を書こうと思っています。


続きです。

「BLUEBELL」と書いて見せたシャーロックに博士は「私の娘と話しを?」とちょっとびっくり。
「なぜブルーベルは死んだんですか?」とシャーロックにジョンが「え?うさぎ?」と気づきます。

「内側からロックされた小屋から消えるのは常に示唆的なんだ。」
「うさぎ?」ジョン2度言ってるし(笑)
「内部の犯行なのは明らかだ。」とシャーロックに「まさか」と博士。
「何故か?暗闇で光ったからだ。」シャーロックがそう続けると、
「何の話をしているのかさっぱりわからないわ。あなたは何者?」と博士。
その時、セキュリティシステムの画面に「alert(警告)」の文字と、
「potential level 5 security breach(レベル5のセキュリティ違反の可能性)」が表示されます。

時計を確認しながらシャーロックは「さて、じゅうぶんに見せてもらったよ、伍長。ありがとう。」と言います。
「これで終わりですか?」と伺う伍長に「終わりだ。出口はこっち?」と早々に出口に向かうシャーロック。
ちょっと待って!と博士が叫びますが構わず歩くシャーロック。
「うさぎを調べるためにここに来たのか?」とジョン少しお怒りモードです。
システムは「URGENT (緊急)」と「refer holmes, mycroft(照会:マイクロフトホームズ)」に変わります。
ここでシステムからスタートした連絡が最後はディオゲネスクラブにいるマイクロフトまで
リレーションされる場面がすごく凝っていてかっこいいんですよね。

モバイルを確認したマイクロフトの表情も秀逸です。

エレベーターのある部屋に入るとマイクロフトからテキストが入ります。
「What are you doing? M(何をしているんだ M)」
それを見たシャーロック「23分。マイクロフトも鈍くなったな。」

エレベーターのドアが開くとそこにはフランクランド博士がいました。
ちょっと驚きつつエレベータに乗り込み1Fの到着すると待っていたのはバリモア少佐でした。

あたふたしている伍長に「これはとんでもなく無法な行為だ。なぜ私に話を通さない?」と少佐。
少佐、「bloody outrageous」と言っています。非常に憤慨しています。
ここでジョンが「バリモア少佐ですね?」と握手を求め、無視されるも話を続けます。
「良かったですよ、我々はとても感心しています。ですよね?ミスターホームズ。」
「ええ、とても。」そう言いながらシャーロックは受信されたテキストを見ます。
「What's going on Sherlock? M(何が起こってるんだ、シャーロック M)」
「バスカヴィルにおける重要な点はこの官僚的なナンセンスを撤廃させる事だ!」
バリモアが文句を言いますが、
「悪いが少佐、政府の新しい政策だ。永遠に監視が届かないままの状態には出来ない。
あなたにまで及ぶかどうかはわからないが。」そう言いながらジョンに「止まるな」と小声で言います。
と、突然ライアンズが緊急ボタンを押しドアをロックします。
「IDが不正だと連絡がありました。」

「それは本当か?君たちは何者だ。」とバリモアに
「何かの間違いではありませんか?」とジョンが言いきりますが、
IDを見たバリオアが「明らかにマイクロフトではない」とバリモア。
「コンピューターエラーですよ。全て報告しなければならない。」と頑張るジョン。
「一体どうなってる?」とバリモアが叫んだところでフランクランド博士が近づくと
「大丈夫だ、少佐。私はこの紳士が誰なのか知ってるよ。」と言います。
「知ってるのか?」とバリモアに「すぐにわからなかったよ、ここで会うとは思わなかったから。」と博士。
博士の思わぬ発言にシャーロックが戸惑っていると、博士は続けて
「また会いましたね、マイクロフト。」とはっきり言い握手を求めます。
その言葉にびっくりのジョンと、ひきつり笑顔で応対するシャーロック。

「WHO会議でミスターホームズと会ったんです。あれはブリュッセルだったかな・・・」
バリモアもジョンも驚いたままで、シャーロックもちょっとだけ考えたのか一拍おいてから
「ウィーンだ。」と博士に合せます。
そしてバリモアに「彼は確かにマイロフト・ホームズだ。エラーに違いないよ。」と言います。
バリモアはライアンズに合図をしロックを解除させ「何かあったら責任を取ってもらいますよ」と博士に言います。
博士は少し笑いながら「私が彼らを案内するよ、伍長。」と言いながら3人で外に出ます。
それをじっと見つめるバリモア少佐でした。

セキュリティシステムに表示される画面がとても効果的に使われてドキドキする場面でした。
それにしてもシャーロック、博士の助けがなかったらどうしていたのかしら。
やっぱりお兄ちゃんの出番?

研究所の外に出た3人。
「ありがとう」とシャーロックがお礼を言うと「ヘンリーナイトの件だね?」と博士。
「そうだと思ったよ。彼が助けを求めていたのは知っていたが、
まさかシャーロック・ホームズのところに行くとは思わなかった。」
博士の言葉にシャロックが少し笑うと、
「ああ、心配はいならいよ、君の事は知っているんだ。いつもウェブサイトを見ていてね。
君は帽子をかぶっていると思ってたけど。」と博士。
「僕の帽子じゃない。」とシャーロックが言うと博士はジョンに向かって
「帽子がないとわからないよね」と言うので「僕のじゃない」とシャーロック。

「あなたのブログも好きですよ、ドクターワトソン。」博士は話を続けます。
「Oh,cheers!(ありがとう)」とジョンに「ピンクの事件やアルミの松葉杖!」と博士。
「ヘンリーナイトを知ってるのか?」とここでシャーロックが本題に戻します。
「彼の父親をよく知ってた。父親はこの研究所についていろいろとおかしな事を言ってたけど彼とは親友だったよ。」
博士はそう言うと後ろを振り向きバリモアがこちらの様子を窺っているのを確認し、
「ここでは話せない。」と言うと胸のポケットからメモを出し、
「私のcell number(携帯番号)だ。ヘンリーのために出来ることがあれば電話してくれ。」
シャーロックは少し訝しむような目をすると「あなたはここで何の研究をしているんですか?」と尋ねます。
「それを話したら私は君を殺さないといけない。」と言いながら笑う博士。
「それは荷が重いな。」とシャーロックは続けて「ステープルトン博士について教えてくれ。」と言います。
「同僚の悪口は言えないよ。」と博士に「褒める気はないわけだ。」とシャーロックは
「連絡します。」と言いながら立ち去ります。


続きます。