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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 2-2 The Hounds of Baskerville その1

2014-05-14 23:19:46 | Sherlock S2E2
「バスカヴィルの犬」

Director: Paul McGuigan
Writers: Mark Gatiss,


バスカヴィルの途中でS3が始まってしまいずっと放っていたのですが、
嬉しいことに読んでくださっている方がいらっしゃったので、張り切って再開します!
ですがかなり間も空いた上にS3から画像の貼り方も変えたので最初からやりなおそうと思います。
何が違うのかというと、画像がより多くなっています。それだけです(笑)
きっといつものようにのろのろ続くと思いますが、
よろしければおつきあいのほどよろしくお願いいたします。


夕暮れの森の中で子供が何かに追われるように走っているところから始まります。
途中出会ったワンちゃんを連れたおば様に「大丈夫?迷ったの?」と聞かれますが、
犬を見た途端悲鳴を上げ、ひとり佇む男性に画面が変わります。

OP終了後、Speedy'sのウィンドウに何とワンちゃんたちがいるんですよね。
こういうさりげないネタも好きなんです。


ドアが開いたのでジョンが振り返るとそこには銛を片手に血まみれのシャーロックでした。
「それで地下鉄に乗ったのか?」とジョンが聞くと「乗せてくれるキャブがなかったんだ。」と
乗車拒否されたらしいシャーロック。普通は逮捕されちゃうレベルではないのか?これ。

キレイになって部屋に戻ってきたシャーロック(まだ銛は持ち歩いていますが)、
「何かある?」とジョンに聞きます。
新聞に記事を読み上げるジョンはそこに掲載されているシャーロックの写真を見つけつつ更に続けます。

ウロウロと部屋の中を歩き回るシャーロックですが「重要な事件はないのか?」と叫ぶと、
ジョンに向かって「アレが必要だ。」と言います。
「John, I need some. Get me some.」

そんなシャーロックにジョンは「No」の一言。
食い下がるシャーロックですが、「何があろうときっぱりやめるって話し合っただろう?」とジョンは
「君が根回ししたから半径2マイル内で君に売る人はいないよ、覚えてる?」と続けます。
「ばかばかしいアイデアだ。誰が考えたんだ。」とシャーロックにジョンはあてつけるように咳払い。
「ハドソンさん!」とシャーロックは叫びそのまま部屋中を探し始めます。
「聞けよ、シャーロック。君は本当によく頑張ってるよ。だからあきらめるな。」
ジョンが宥めますがシャーロックは「どこにあるんだ。」と探し続け、
最後には「Please」とジョンを見ます。

しかしジョンはそっけなく「ダメ。」と一言。
「来週の宝くじの番号教えるから。」シャーロック必死です。
そこにハドソンさんが入ってきます。

「あらあら」というハドソンさんに「僕の秘密の備蓄どこにやったんだ。」とシャーロック。
「あなた、私に何も触らせないでしょ。本当はそうしたいんだけど。」
「僕の家政婦じゃないでしょ!」
「違うわよ。」
シャーロックは呻きながらバタバタと部屋を歩き再び銛を手にするので、
ジョンがハドソンさんにお茶を飲ませるよう合図をします。

「お茶でもどう?銛を置いて。」とハドソンさんが言うと「お茶より7%強いモノが欲しいんだ。」と言いながら
ハドソンさんに銛を向けて「またチャタジーさんと会ったんですか?」と推理を始めます。
チャタジーさんはSpeedy's の店主ですね。
「新しいドレスなのに袖に小麦粉がついている。パンを焼くのにその服は着ない。」
ジョンが「シャーロック・・・」と諌めようとしますが、止まりません、シャーロック。
「親指に削りかすのあと。スクラッチカードだな。」そして鼻をくんくんさせて、
「Kasbah Nights.(多分Kasbahという香水だと思います)月曜の朝からすごく際どいな。
そう思わないか?僕のブログに香水の識別について書いてあるから読んだ方がいい。」

「やめて」とハドソンさんの言葉も聞かず更に続くシャーロックの推理。
「彼と船旅に行くのはやめたほうがいい。彼には『Doncaster』で出会った妻がいる。僕しか知らないけど。」
(Doncasterはサウス・ヨークシャーにある町ですが、
この時シャーロックはサウス・ヨークシャー訛りで「Doncaster」と言っています。)
「シャーロック!」とうとうジョンが声を張り上げ、ハドソンさんは何の事かわからないわ!と部屋を出て行きます。
そしてシャーロックはカウチにまるまります。このまるまりがすごーく可愛いんですよね。

「何をやってるんだよ。」と怒るジョンに「君にはわからないよ。」とシャーロック。
「謝って来いよ。」
「謝る?」
「そうだよ。」
「君が羨ましいよ、ジョン。」
「何でだよ。」
「君の思考はとても穏やかで単純でほとんど使われていない。
僕のは暴走したエンジンだ。発射台で立ち往生してバラバラになるロケットみたいなんだ。」
そして「僕には事件が必要なんだ!」と叫びます。
「君、解決したばかりだろう。銛でブタを刺して。」負けずにジョンも叫びます。
「それは今朝の話だ。次はいつ来るんだ。」とイライラするシャーロックに「ウェブサイトには?」とジョン。
シャーロックはジョンにPCを渡し、届いている依頼の内容を話し始めます。
余談ですが、PCを渡された時のジョンの顔がものすごくツボでw

「ミスター・ホームズ、ブルーベルがどこにもいないの。どうかお願いです。助けてください。」
この依頼はシャーロックのブログにも載っていましたね。
カースティ・ステープルトン、8歳の女の子です。一生懸命お願いしているのに、
うさぎだったからか「話にならない」とシャーロック冷たいです。
「ブルーベル?」とジョンが聞くと「うさぎだ!」と叫んでます。
「カースティによるとブルーベルの体が妖精みたいに光って翌朝消えたんだそうだ。
小屋はロックがかかっていて侵入の形跡は無し。」と変なアクションつきで説明するシャーロック。
「よく考えたらスゴイ事だな。レストレードに電話してうさぎが逃げたと言おう。」

「マジで?」とジョンに「それか、クルードをやろう。」とシャーロック。推理ゲームですね。
「嫌だ、君とは2度とやらない。」
「何でだ」
「被害者が犯人だなんてあり得ないだろう?」
「それが唯一の解答だ。」
「そんなルールはないんだ。」
「ルールが間違ってる!」シャーロックが叫ぶのと同時にドアベルがなります。

「呼び鈴だ」ジョンが言えば「あの鳴らし方は」とシャーロック。
そして2人揃って「依頼人だ。」


この場面大好きなのでついつい長引いてしまいました。
続きます。