原題:Hawking
首の線が細くて、ドラマ設定上の21歳としては年相応だけど本人28歳前後なんですよね。俳優って怖いw
その1の続きです。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
1978年のストックホルム。
「お二人とも受賞されるんですか?」との質問に、アーノさんが長い道のりだったと言います。
2人とも同時にコップのお水を飲んだりして息が合ってる感じですが、ここまでくるには諍いとかもあったんだよって
事を示唆しているようにも思います。
再び1963年のホーキング家。
心配したジェーンがホーキング家を訪れますが誰もいないようです。
その頃パパとママはスティーヴンの病室にいました。
「医者は何も言ってくれないんだよ」と不満を言うスティーヴンに「医者はそうゆうもんだよ」とパパが言います。
パパも医者なので、専門は違うけど医者の考えてることはわかると言いますがそんな物言いに不満そうなママです。
病院から帰宅するとジェーンが待っていました。
一生懸命話をしようとしますが、パパもママもどこか上の空です。息子が大変な事になっているので仕方ないですね。
病室の向かいのベッドに小さな男の子が入院していました。
じっと見つめていると看護師さんが「白血病なのよ」と教えてくれます。
その言葉にちょっとショックを受けているような表情でした。
場面は再びストックホルム。
アーノさんが高感度アンテナについて説明してます。
アーノさんとロバートさんはベル研究所で電波天文学の観測のため超高感度低温マイクロ波アンテナの研究を行っていました。
アンテナを設置したら鳩が住み着いたんだ、と話すのでインタビュアーが「鳩の住処のほかにアンテナの役割はなんですか?」
と、聞くのでアーノさんは「銀河のかなたからくるノイズを観測したかったんだよ」と言います。
そしてロバートさんが「アーノのアンテナはよく出来ているんだ」と言うので「ドイツの血のせいだ」とアーノさんが言うと
インタビュアーはドイツ人である事に食いついてきます。
1970年代になってもまだ戦争が抜けきらない時代だったんでしょうか。単なる意地悪のようにも思いますが。
アーノさんは軽く受け流しながら、ロバートの作ったスイッチは素晴らしんだよとか話を本筋に戻そうとしますが、
「ドイツ生まれなんですか?いつ?1940年代?」としつこく聞いてきます。
アーノさんは「1930年代だよ」と答えますが隣のロバートさんは「ノイズの正体は熱なんです」と再び本題に戻そうとします。
「ノイズの正体が何なのか、来る日も来る日も調べたんだ。この熱が何なのかね」
1963年に戻ります。
スティーヴンが朝起きると男の子が寝ていたベッドが空になっていました。
「かわいそうだけど昨日の夜中に亡くなったの」と看護師さんが教えてくれました。
不安が大きくなったスティーヴンは医師に「僕の病気は何ですか?」と詰め寄ります。
「運動ニューロン病です」そう言って立ち去ろうとする医師に(爆弾落として逃げるなー医者!)
「それは何ですか?何が起きるんですか?」と聞くスティーヴン。
「動きを指示する運動神経が死滅し、脳が筋肉を動かす指令を止めるので信号は送られず筋委縮が起こります」
「それでどうなるんですか?」
「呼吸筋はそんなに早く衰えません」
「でも結局他の筋肉と同じように衰退するんですね。それは呼吸ができなくなるんですか?溺死のように」
このスティーヴンの質問に医師は答えず立ち去ろうとします。
「知能はどうなるんですか?」と最後に聞くと「影響ありません」とだけ告げ立ち去ります。
筋萎縮性側索硬化症は早くて3年から5年で死亡するケースが多いようです。
ちなみに現在でも確実な治療法はありません。
医師からの死刑宣告のような言葉にスティーヴンは動揺します。
動揺しながらも自分のするべき事を懸命に考えているような姿でした。
お風呂の中で息を止めて潜るスティーヴン。
潜ってる時間を計っていました。
今の自分の肺活量を確認しているのか、鍛えて衰退しないようにしているのか。
病名を知ったパパとママがお話しています。
「若いんだからやりたいようにさせるべきよ」とママが言います。
「小さい頃スティーヴンが星はどこからきたのか知りたがって中々寝なかったときがあって。」
「パパが答えを見つけておくから気にするな。って言ったんだけど・・・・結局見つけなかった」
そんな事を言うパパに「今はセンチメンタルに浸ってる場合じゃないのよ」とバッサリ。
「この病気は若いほど進行が速いそうだ。おそらくもって2年だろう」パパが言います。
ママは「生涯かけてあの子を支えるのよ。必ず支え続けるの。ケンブリッジに行かせてあげるのよ、あの子のために」
こんな時、母親はものすごく強さを発揮しますよね。こればかりは万国共通で逆に父親は気弱になります(笑)
ケンブリッジに向かう車の中のパパとの会話。
「博士号を取るににどのくらいかかるんだ」
「題目次第だけど頭が良くて順調に行けば2年くらいだよ」
「お前のアドバイザーは何ていうんだっけ?」
「シャーマ。デニス・シャーマ」
実はスティーヴンはホイル教授の指導を希望していましたが、希望が通らずデニス・シャーマさんになります。
後にとても幸運だったとスティーヴンの話す通り、デニスさんはスティーヴンの良き理解者になっていきます。
場面はストックホルムに変わります。
「私たちが受信した熱は絶対温度より2度冷たいはずだった。しかしその熱は3度高かった」
ホーキング博士関連で絶対避けて通れない物理です(涙)
物理学って普段疑問に思わない生活していて当たり前の事をすごく難しく検証していたりするので
すぐに私の頭はシャットダウンしちゃうんですが、理解できればかなり面白いんでしょうね、この世界は。
「銀河が発する熱より高かったんだ」
その原因として50年代に行われていた核実験の名残でノイズは降灰の音だと推測したと言います。
でも熱はずっと下がらず絶え間なく続いていました。
過去に戻り1963年春のケンブリッジ大学。
部屋に戻ろうと階段を上るスティーヴンですがすれ違う学生にぶつかった拍子に抱えていたレコードを落としてしまいます。
懸命に拾いますが、力が入らない様子です。病状が少し進んでいました。
その3に続きます。
首の線が細くて、ドラマ設定上の21歳としては年相応だけど本人28歳前後なんですよね。俳優って怖いw
その1の続きです。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
1978年のストックホルム。
「お二人とも受賞されるんですか?」との質問に、アーノさんが長い道のりだったと言います。
2人とも同時にコップのお水を飲んだりして息が合ってる感じですが、ここまでくるには諍いとかもあったんだよって
事を示唆しているようにも思います。
再び1963年のホーキング家。
心配したジェーンがホーキング家を訪れますが誰もいないようです。
その頃パパとママはスティーヴンの病室にいました。
「医者は何も言ってくれないんだよ」と不満を言うスティーヴンに「医者はそうゆうもんだよ」とパパが言います。
パパも医者なので、専門は違うけど医者の考えてることはわかると言いますがそんな物言いに不満そうなママです。
病院から帰宅するとジェーンが待っていました。
一生懸命話をしようとしますが、パパもママもどこか上の空です。息子が大変な事になっているので仕方ないですね。
病室の向かいのベッドに小さな男の子が入院していました。
じっと見つめていると看護師さんが「白血病なのよ」と教えてくれます。
その言葉にちょっとショックを受けているような表情でした。
場面は再びストックホルム。
アーノさんが高感度アンテナについて説明してます。
アーノさんとロバートさんはベル研究所で電波天文学の観測のため超高感度低温マイクロ波アンテナの研究を行っていました。
アンテナを設置したら鳩が住み着いたんだ、と話すのでインタビュアーが「鳩の住処のほかにアンテナの役割はなんですか?」
と、聞くのでアーノさんは「銀河のかなたからくるノイズを観測したかったんだよ」と言います。
そしてロバートさんが「アーノのアンテナはよく出来ているんだ」と言うので「ドイツの血のせいだ」とアーノさんが言うと
インタビュアーはドイツ人である事に食いついてきます。
1970年代になってもまだ戦争が抜けきらない時代だったんでしょうか。単なる意地悪のようにも思いますが。
アーノさんは軽く受け流しながら、ロバートの作ったスイッチは素晴らしんだよとか話を本筋に戻そうとしますが、
「ドイツ生まれなんですか?いつ?1940年代?」としつこく聞いてきます。
アーノさんは「1930年代だよ」と答えますが隣のロバートさんは「ノイズの正体は熱なんです」と再び本題に戻そうとします。
「ノイズの正体が何なのか、来る日も来る日も調べたんだ。この熱が何なのかね」
1963年に戻ります。
スティーヴンが朝起きると男の子が寝ていたベッドが空になっていました。
「かわいそうだけど昨日の夜中に亡くなったの」と看護師さんが教えてくれました。
不安が大きくなったスティーヴンは医師に「僕の病気は何ですか?」と詰め寄ります。
「運動ニューロン病です」そう言って立ち去ろうとする医師に(爆弾落として逃げるなー医者!)
「それは何ですか?何が起きるんですか?」と聞くスティーヴン。
「動きを指示する運動神経が死滅し、脳が筋肉を動かす指令を止めるので信号は送られず筋委縮が起こります」
「それでどうなるんですか?」
「呼吸筋はそんなに早く衰えません」
「でも結局他の筋肉と同じように衰退するんですね。それは呼吸ができなくなるんですか?溺死のように」
このスティーヴンの質問に医師は答えず立ち去ろうとします。
「知能はどうなるんですか?」と最後に聞くと「影響ありません」とだけ告げ立ち去ります。
筋萎縮性側索硬化症は早くて3年から5年で死亡するケースが多いようです。
ちなみに現在でも確実な治療法はありません。
医師からの死刑宣告のような言葉にスティーヴンは動揺します。
動揺しながらも自分のするべき事を懸命に考えているような姿でした。
お風呂の中で息を止めて潜るスティーヴン。
潜ってる時間を計っていました。
今の自分の肺活量を確認しているのか、鍛えて衰退しないようにしているのか。
病名を知ったパパとママがお話しています。
「若いんだからやりたいようにさせるべきよ」とママが言います。
「小さい頃スティーヴンが星はどこからきたのか知りたがって中々寝なかったときがあって。」
「パパが答えを見つけておくから気にするな。って言ったんだけど・・・・結局見つけなかった」
そんな事を言うパパに「今はセンチメンタルに浸ってる場合じゃないのよ」とバッサリ。
「この病気は若いほど進行が速いそうだ。おそらくもって2年だろう」パパが言います。
ママは「生涯かけてあの子を支えるのよ。必ず支え続けるの。ケンブリッジに行かせてあげるのよ、あの子のために」
こんな時、母親はものすごく強さを発揮しますよね。こればかりは万国共通で逆に父親は気弱になります(笑)
ケンブリッジに向かう車の中のパパとの会話。
「博士号を取るににどのくらいかかるんだ」
「題目次第だけど頭が良くて順調に行けば2年くらいだよ」
「お前のアドバイザーは何ていうんだっけ?」
「シャーマ。デニス・シャーマ」
実はスティーヴンはホイル教授の指導を希望していましたが、希望が通らずデニス・シャーマさんになります。
後にとても幸運だったとスティーヴンの話す通り、デニスさんはスティーヴンの良き理解者になっていきます。
場面はストックホルムに変わります。
「私たちが受信した熱は絶対温度より2度冷たいはずだった。しかしその熱は3度高かった」
ホーキング博士関連で絶対避けて通れない物理です(涙)
物理学って普段疑問に思わない生活していて当たり前の事をすごく難しく検証していたりするので
すぐに私の頭はシャットダウンしちゃうんですが、理解できればかなり面白いんでしょうね、この世界は。
「銀河が発する熱より高かったんだ」
その原因として50年代に行われていた核実験の名残でノイズは降灰の音だと推測したと言います。
でも熱はずっと下がらず絶え間なく続いていました。
過去に戻り1963年春のケンブリッジ大学。
部屋に戻ろうと階段を上るスティーヴンですがすれ違う学生にぶつかった拍子に抱えていたレコードを落としてしまいます。
懸命に拾いますが、力が入らない様子です。病状が少し進んでいました。
その3に続きます。