原題:Hawking
その4の続きです。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
デニスさんのお部屋。
「化学は劇場ではないんだ」
講義でホイル教授に間違っていると行ったスティーヴンを「あんな方法で言うのは間違ってるよ」と言うデニスさん。
あなたはホイル教授の理論に賛成しているから、とちょっと捻くれるスティーヴンを窘め、
「死に物狂いで何かをしてみろ、君らしく」と言います。
1978年ストックホルム
ノイズの原因を突き止めるためあらゆる事を考えたと説明している中、アーノさんに
「ドイツ出身だと言いましたね」とインタビュアーが言いだします。
いつの時代もメディアって配慮のかけらも無いですよね。
ロバートさんが「カメラを止めろよ」と言いますが、アーノさんは自分の生い立ちを語り始めます。
それでもロバートさんは話を戻そうとし、アーノさんも
「科学は性格で粘り強く献身的であることが必要なんだ」と言いますが、「ドイツ人の特徴ですね」と言われます。
再び1963年。
大学にジェーンが訪ねてきます。
すれ違いざまにセバスチャン(仮)がペンローズの講義があるよーと教えてくれますが、
スティーヴンはジェーンを連れて歩き出します。
クロッケーをするふたり。
スティーヴンはちょっと自分勝手なプレイをしたりしますが、ジェーンは根気よくつきあい
最後はスティーヴンも笑顔を見せると「ペンローズの講義に行って」とジェーンに言われ向かいます。
ペンローズが位相幾何学の講義をしています。
物理学とか数学は私の脳が拒否するので(笑)ちゃんと説明できませんが、
位相幾何学はかなり応用領域が広く今でもいろいろ研究されている分野なんですね。
スティーヴンも少し勉強になったようです。
病院で「もう治療法がない」と事実上医者から匙を投げられるスティーヴン。
でも両親は諦めませんでした。出来ることはなんでもやるぞ!とパパも奮起します。
だけど、症状はさらに進み指を伸ばしていることも出来なくなってるようです。
指が伸びないから靴を履くのも杖をつくのも大変です。
いつの間にか仲良くなってるジェーンとセバスチャン改めジョージと3人でちょっとおしゃれしてダンスホール?にお出かけします。
自暴自棄になっているスティーヴンはひとりフロアで踊ります。
ジェーンはジョージに自分の望みはスティーヴンと添い遂げる事だというとジョージはそれは不可能だと言い切ります。
1978年ストックホルム。
「音」は解明できてるんですか?推測では?
ぐずぐずと意地悪を言うインタビュアーにアーノさんは再び自分の生い立ちを語り始めます。
6歳の時に小さな弟とふたり、ユダヤ人の子供ばかりを載せたイギリス行きの列車に乗せられた。
母は泣かずに、それが普通であるかのように振舞った。
泣かずにいることがどんなに辛いか想像できるか?私はそれ以来スーツケースが嫌いなんだ。
その後両親はドイツを離れ、アメリカで再会した。
イギリスは私の命を救った。アメリカは私にすごいものを与えてくれた。
「しかし、こんな事が起きるとは夢にも思わなかった」
そう言うとテープレコーダーのスイッチを入れ、
「解明したんだよ。私たちがこれを発見して解明したんだ」
「それは何ですか?」
再び1963年。
ペンローズの部屋で逆にまわる時計を鏡越しに見ているスティーヴン。
何か言いたげなスティーヴンにペンローズはバッハのレコードを聴きながら、
「バッハは曲を完成させる前に死んだ。でも彼が残したものはすべて完璧だ。音が止まっても続きが聴こえるだろう?」
ペンローズの言葉に笑顔を見せるスティーヴンでした。
その6に続きます。
その4の続きです。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
デニスさんのお部屋。
「化学は劇場ではないんだ」
講義でホイル教授に間違っていると行ったスティーヴンを「あんな方法で言うのは間違ってるよ」と言うデニスさん。
あなたはホイル教授の理論に賛成しているから、とちょっと捻くれるスティーヴンを窘め、
「死に物狂いで何かをしてみろ、君らしく」と言います。
1978年ストックホルム
ノイズの原因を突き止めるためあらゆる事を考えたと説明している中、アーノさんに
「ドイツ出身だと言いましたね」とインタビュアーが言いだします。
いつの時代もメディアって配慮のかけらも無いですよね。
ロバートさんが「カメラを止めろよ」と言いますが、アーノさんは自分の生い立ちを語り始めます。
それでもロバートさんは話を戻そうとし、アーノさんも
「科学は性格で粘り強く献身的であることが必要なんだ」と言いますが、「ドイツ人の特徴ですね」と言われます。
再び1963年。
大学にジェーンが訪ねてきます。
すれ違いざまにセバスチャン(仮)がペンローズの講義があるよーと教えてくれますが、
スティーヴンはジェーンを連れて歩き出します。
クロッケーをするふたり。
スティーヴンはちょっと自分勝手なプレイをしたりしますが、ジェーンは根気よくつきあい
最後はスティーヴンも笑顔を見せると「ペンローズの講義に行って」とジェーンに言われ向かいます。
ペンローズが位相幾何学の講義をしています。
物理学とか数学は私の脳が拒否するので(笑)ちゃんと説明できませんが、
位相幾何学はかなり応用領域が広く今でもいろいろ研究されている分野なんですね。
スティーヴンも少し勉強になったようです。
病院で「もう治療法がない」と事実上医者から匙を投げられるスティーヴン。
でも両親は諦めませんでした。出来ることはなんでもやるぞ!とパパも奮起します。
だけど、症状はさらに進み指を伸ばしていることも出来なくなってるようです。
指が伸びないから靴を履くのも杖をつくのも大変です。
いつの間にか仲良くなってるジェーンとセバスチャン改めジョージと3人でちょっとおしゃれしてダンスホール?にお出かけします。
自暴自棄になっているスティーヴンはひとりフロアで踊ります。
ジェーンはジョージに自分の望みはスティーヴンと添い遂げる事だというとジョージはそれは不可能だと言い切ります。
1978年ストックホルム。
「音」は解明できてるんですか?推測では?
ぐずぐずと意地悪を言うインタビュアーにアーノさんは再び自分の生い立ちを語り始めます。
6歳の時に小さな弟とふたり、ユダヤ人の子供ばかりを載せたイギリス行きの列車に乗せられた。
母は泣かずに、それが普通であるかのように振舞った。
泣かずにいることがどんなに辛いか想像できるか?私はそれ以来スーツケースが嫌いなんだ。
その後両親はドイツを離れ、アメリカで再会した。
イギリスは私の命を救った。アメリカは私にすごいものを与えてくれた。
「しかし、こんな事が起きるとは夢にも思わなかった」
そう言うとテープレコーダーのスイッチを入れ、
「解明したんだよ。私たちがこれを発見して解明したんだ」
「それは何ですか?」
再び1963年。
ペンローズの部屋で逆にまわる時計を鏡越しに見ているスティーヴン。
何か言いたげなスティーヴンにペンローズはバッハのレコードを聴きながら、
「バッハは曲を完成させる前に死んだ。でも彼が残したものはすべて完璧だ。音が止まっても続きが聴こえるだろう?」
ペンローズの言葉に笑顔を見せるスティーヴンでした。
その6に続きます。