明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



エドガー・ポー本人自体の制作は来月に入ってからと決めている。その間、あれやこれや考えているわけである。以前、地元の陶芸家の先輩がいっていたが、近所の小学校の同級生が遊びに来て、手を動かしていないとヒマだと思われ長居されて困る。といっていた。確かに。私の場合、人形を作り出すと、何も考えず、ヨダレを垂らさんばかりに集中するが、それ以外はただ口を開けて、棚からボタモチが落ちてくるのを待っているようにしか見えないであろう。  アッシャー家。ある場所にいかにもアッシャー家にふさわしい建物があったので、そこで撮影しようと思っていたが、海外には当然、さらにアッシャー家そのものというものがある。それを見てしまうと残念無念。さらに。国内で見つけた場所は、そんな特殊な建物だけに、TVのロケなどにも使われている。見る人が見ると、あああそこね。ということになりそうである。そう考えると、当初の予定通り、アッシャー家も自分で作るべきなのかもしれない。普通、この写真は私にしか撮れない。などというと偉そうであるが、自分で作った物を撮っている私は自動的にそうなるのが何よりである。作中、確か真っ二つに割れて湖に沈んでいくはずだが、自分で作った物なら真っ二つだろうが四つにたたもうが自由である。写真家のイリナイヨネスコの、幼いときからヌードの被写体になっていたチビ娘が、母とのことを映画にした。最近は母親に対し、損害賠償と写真返却を求める裁判を起こし勝訴したらしい。その点私の被写体はずっと黙っている。  私に向かって殺すといったKさんに、今度いったらグーで殴ってよい。と一筆書いてよ。と頼んだが、冗談に決まってるでしょ~と身をよじって逃げられた。Kさんの携帯を見たら、あの日、私に殺す、といった直後に、永代通りで立ちションしてるところを私が写メした画像を、岡惚れ中のR子さんに携帯の待ちうけにさせられ、ロックをかけられたらしい。※業務連絡。当分の間、待ち受け画面はあのままでお願いします。

※世田谷文学館にて展示中。

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