今年、同い年の友人に、こんなことをやっているが、最新作が人生上の最突端である。といったら付き合いの長い彼に「ボケた?」といわれてびっくりした。制作に体力を使う訳でもなく、材料費もたいしてかからない。あとは好奇心、集中力が年齢と共に衰える気がしなかったので、経験を重ねて行けばピークを最晩年に持って行ける、と若い頃から想定していた。神奈川に住むその友人は建長寺に来て、梱包など手伝ってくれた。からなず一言いう彼が何もいわないのでのでどうだった?と聞いても作品には触れようとせず身体の心配ばかりするので、自分もいつの間にか頸動脈あたりに介錯を失敗したような手術跡をつけておいて “余計なお世話である”