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明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



重圧から解放され、未だ何も手に付かずにいる。2002年に、前年にイベントで一度バレエを観ただけで、ニジンスキー、ディアギレフ、コクトーで個展を開催した。ご丁寧にも廃れた写真の古典技法オイルプリントで。あれを持ってパリのオペラ座を訪れても、これほどの緊張感はなかっただろう。 食欲に任せて目の前のパンに齧り付くようにモチーフなど変化させて来た、と頭では思い込んでいるが〝考えるな感じろ‘’の感じる担当の丹田辺りのもう一人の私が実は仕切っているのは判っている。幼い頃から人間にしか興味がない私にとって、これ以上のモチーフはないように思える。創作欲を刺激する祖師の個性的な面相、まつわる伝説。何故早く気が付かなかった、と思わないでもないが、人生にショートカット機能はない。独学我流でひたすらほふく前進してきて身に染みている。

ディアギレフとニジンスキー



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