明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



スケッチブックに描くと、うっかり描いた物が越えられないことが多く、すぐイメージが決まって良いようだけれど、もっと良い物が出来る可能性が失われるような気がして、一切描かないことにしていた。しかし今回は同時に、背景を作ることも考えるとスケッチが必要となった。さすがに簡単には決まらず2転3転、4転。必要な背景用水石を入手したり。そう考えると、今までやって来たことを、すべて投入することになりそうである。それはともかく。 この面倒臭がりが、2年近くかけてようやく撮影に入れる。一般の写真家が、明日は撮影に出かけよう、という状態になって来た訳で、出所後の、一杯のビールのためにム所に入っていた高倉健のような状態である。

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