明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



本当のことなどどうでも良い、という夜の夢こそまことな私だが、いっている割には、本当にこだわってしまうところがある。創作なんだから、といわれるし、その通りなのだが。とっくに亡くなった作家だったり、何百年前の人物だろうが2人だけの世界になってしまって、三島を作っている時など、ベランダの洗濯物を眺めても、その間に三島が挟まって見える始末で、そうなると心情的に気になってしまうのである。 もっとも斜め45度の肖像画しか残っていないのを、誰も見たことがないから、と正面向かせて喜んでいるなど、勝手なことをして、といわれればそうなのだが。自分でも何を一人でぶつぶつと日々身を捩りながら、と思うのだが、この有様こそが私らしいと思ってはいる。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )