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明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昨日コンビニで、ペットボトル入りのブラックコーヒーを買ってしまった。私はコーヒーはミルクを多めに入れれば大丈夫だが、そうでないと胃がもたれて、とくに空腹の時は大変である。まったく魔が差したとしかいいようがない。何故か大丈夫な気がして500ccほど飲んでしまい終日気持ち悪かった。そこにプラス、私とリンカーンが同い歳ということが発覚し、ますます胃の奥から苦酢っぱい物がこみ上げてきた。こんな驚きは力道山の年齢を追い越して以来であろう。 昨日はフェイスブックにアップしたせいで、己がツラをつくづく眺めてしまったが、確かに無防備なツラである。おまけに眼鏡は斜めレンズは汚れている。かといって他に良い写真があるわけでもなく、換えたところで、もう一度恥ずかしいだけである。 2冊目の拙著『ObjectGlass12』(風濤社)(ちなみにこのタイトル。デザイナーにお任せしたが、未だに意味が判っていない)。に書いたが、陶芸の専門学校で年上の苦労人と出会い、このままでは生きていけない、我慢を覚えよう。と岐阜の陶器の量産工場に就職したが、ここに現れたのが最近少なくなったが、真ん中分けロングへヤーの年上の女の子である。読めと押し付けて帰ったのが澁澤龍彦であった。万引きしたといっていた。 澁澤曰く“人生に目的などありはしない。信ずべきは曖昧な幸福にあらず、ただ具体的な快楽のみ”。今思うと、私が澁澤に反応したのはこの一点だったのは間違いがない。後に人形を作り出したのは偶然で、単に黒人音楽が好きだったからである。 おかげですっかり目が覚めてしまい、一年で元の木阿弥。気がついたらこんな顔になっていた。というわけであろう。

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