明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



6時に風濤社。色校の2回目。インクを厚めに乗せることにより大分改善されていたが、微妙な部分は刷りの段階で微調整するそうである。ここまで来ると、あとは私には判らない領域である。結局、長野の印刷会社まででかけ、刷りの現場でチェックしてくるそうである。 例によって焼酎のロック。たまには音楽でも、とかかったのが妙に落ち着かないギターのメロデイである。それは編集者が友人とやっていたバンドで弾いているギターだそうで、そこから続く、彼がボーカルを担当していたバンド。延々と聴かされる絶叫型ボーカル。オリジナルだそうだが歌詞が全部デタラメで、これでライブまでやったらしい。しかも◯◯バンドと自分の名前をバンド名にしている。実にツラの皮の厚い男である。もっとも私がトラックドライバー2人とやっている音に比べれば段違いではあるのだが。それにしたって、これがようやく終わった。とホッとしている作家に対する仕打ちであろうか。 演奏を聴いた限り、案外古いスタイルで、私の馴染みのある世界に近い。80年代のロックははほとんど興味がない私と話もあう。何年生まれ?聞くと72年だという。なんだそりゃ?もう三島死んじゃっていねえじゃねエか? そうかこういう男に私はこの河童どこでもいいから入れてくれ、と懇願していたのか。 さらにそっぽを向いたまま、次は◯◯◯◯はどうかなあ。という。 これあれだろ?いやそれだったらこれはどう?と私に提案させ、結局私がやりたいっていったから、という体に持ち込むやつ!

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