明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


個展の会場に、と考えた場所は、普段使っていないスペースだそうで、今年の三島の命日11月25日近辺も空いているようである。そこは昨年知人が写真展を開き、何かやるときは借りられる、と人づてに聞いていたのだが、ギャラリーというわけではなく、ただスペースなので、什器も会場に常駐の担当者もいない。さらにやるとしたら三島で、と考えていたが、どう考えても三島が合うような場所ではなく論外、とすっかり忘れていた。 昨年暮れにアダージョ終刊が決まり、久しぶりに個展開催を考えたのだが、三島に関しては以前から構想だけはあったので、田中角栄を制作しながら、アイディアを詰めるため調べ物をしていた。そして前述の場所に、三島が大変な因縁があることを知った。これは呼ばれたとしか思えない。 そんなわけで私は現場も見ずに気分はもうその場所なのだが、とりあえずは近日中に担当の方とお会いしてからである。私はオカルト的なこと、超自然的なことは好きなわりに信じていないが、こと創作に関していえば、集中した時に限り妙なことが起きることは知っている。

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