不倫にこだわってないわ
今日は、あたしの詩を持ち出してきてイジメるのですか?
ちがいますよ。違いますよゥ。。。僕はレンゲさんがすばらしい人だと信じているからこそ、レンゲさんに幸せになって欲しいんですよ。
いいえ、デンマンさんは口先だけですわ。
僕はマジですよ。
本当にマジなら、どうしてデンマンさんがあたしを幸せにしてくれないのですか?
僕はすでに家庭を持って居るんですよ。日本でもカナダでも、重婚は犯罪なんですよ。。。犯罪である以上、僕が離婚しない限りレンゲさんと法律的に家庭を持つ事は出来ないんですよ。レンゲさんだって分かっている。僕がどうして上の詩を持ち出してきたか分かりますよね?
分かりませんわ。そのような回りくどい言い方じゃなくて、はっきりとおっしゃってくださいな。
“道徳”を“不倫”に変えればいいんですよ。レンゲさんだって、不倫が幸せをもたらさないことぐらい分かっている。だから、冷静になって考える時、レンゲさんは上の詩を作りながら悩むわけですよね?違いますか?
デンマンさんは、あたしの詩をそのように解釈したのですわね?
そうですよ。レンゲさんは不倫から学んだはずですよね。違いますか?何度も取り上げるようだけれど、レンゲさんは忘れてしまうようですね?レンゲさんは不倫した事を後悔していたはずですよ。あの苦い経験から何かを学んだはずでしょう?
長い不倫生活の果てに、
得られたものは、
負の遺産ばかりでした。
得られたものは、
負の遺産ばかりでした。
2004-07-21 10:11:08
一度の関係で
終わろうと思っていました。
してはならないことをしてしまった、という思いと、
これで完結した、という気持ちがあったからです。
でも、長い間モーションをかけ続けておいて、
セックスして、
「はいさよなら」なんて図々しい考えですよね。
結局わたしたちは、
不倫関係に陥ってしまったのです。
そして次第にわたしは
苦悩に苛まれはじめました。
彼とは、毎日のように会っていました。
いつしか彼と会えない日は
心に穴があいたように感じるようになりました。
これは、どんな恋愛でもあることだと思いますが・・・
でも、わたしの頭には、
“彼がわたしと会わない=奥さんといっしょにいる”
という図式ができあがってしまい、
嫉妬に苦しむようになったのです。
そのうち、彼から
「子供が大きくなったら(わたしと)いっしょになりたい」
と言われました。
その時点ではその言葉は、
彼の本音だったと今でも思います。
言葉だけでなく、
彼の行動がそれを裏打ちしていたからです。
でも...
“大きくなったらっていつ?”
“奥さんはどうするの?”
そんな疑問で頭がいっぱいでした。
そして、それと同時に
彼の奥さんに対する嫉妬は、
ますますふくらんでいきました。
現在だけでなく、彼らの過去の歴史、
これからの生活などにも
嫉妬の目が向くようになりました。
つまりわたしは、
妄想に苦しめられていたのです。
そんなわたしは彼に対して、
自分の妄想をぶつけはじめたのです。
不倫であれ、どんな関係であれ、
相手から勝手な妄想をぶつけられたら、
何を言えばいいのか、
どうすればいいのかわからなくなる事でしょう。
その頃の自分の愚かさに、
今でも情けなくなります。
わたしはいつも、恋愛を通して自分も相手も
成長していけたら・・・と考えてきました。
そして、何かを得ようとも思っていました。
(念のため、モノではないです)
でも、彼との長い不倫生活の果てに、
得られたものは、負の遺産ばかりでした。
by レンゲ
『不倫の悦びと苦悩』より
もちろん、僕はレンゲさんばかりを責めるつもりではないんですよ。最近の週刊誌を読んでも。。。
あらぁ。。。デンマンさんも日本の週刊誌を読むことがあるのですのォ~?
僕は日本の週刊誌を買って読んだことはありませんよ。
だって、“最近の週刊誌を読んで”とおっしゃっているではないですかぁ~
1週間ほど前に僕の知り合いが日本からやってきたんですよ。
卑弥子さんですのォ~?
違いますよォ~。やだなあぁ~~、最近、卑弥子さんがバンクーバーへ来たいと書いているからって、ライバル意識を持たないでくださいよね。卑弥子さんと僕とは心の恋人でもなんでもないんですから。。。
そんな事を言っていいのですかぁ~?卑弥子さんがまたひがむと思いますわぁ~。
あのねぇ~、レンゲさん。。。、卑弥子さんの事は口にしないでくださいよゥ。僕は別に差別しているわけではないですけれどね、卑弥子さんのことを持ち出すと、ますます問題がこじれてしまいますよ。だから。。。
分かりましたわ。それで、デンマンさんはお知り合いの方が置いていった週刊誌を読んで何がおっしゃりたいのですか?
だから、その週刊誌の中に次のような広告があったんですよ。
10年不倫
彼女たちはなぜ、“不倫しかできない女”に
なってしまったのだろうか?
幸せになりたい。
結婚もしたい。
でも、どうしても不倫がやめられない。。。
10年以上も家庭ある男と付き合い続けた結果、
果たして何がもたらされるのか?
出会い、交際方法から
別れまで赤裸々な告白の数々と自らの体験を下に、
彼女たちの性愛心理の根底に迫る衝撃のレポート!
『週刊朝日 2006.7.21』
91ページの「十年不倫」の広告より
これですよ。これ。。。
先日、この部分をデンマンさんは引用しましたわぁ~。
でもね、レンゲさんが読んでいないのではないかと思ってね。つまりね、不倫にこだわっているのはレンゲさんばかりではないんですよ。増えているんですよ。僕はそう思いますよ。
あたしも“不倫の流行”に乗ってデンマンさんに無意識のうちに接近しているとおっしゃるのですか?
もう、無意識なんてものじゃないでしょう?冗談なら分かりますよ。でも、レンゲさんは次のようにマジで僕に面と向かって言ったんですよ。
あたし、デンマンさんの赤ちゃんなら産んでも良いと思っています。
うへへへへ。。。それって、冗談か、僕を喜ばせるために言っているだけですよね?。。。そうでしょう? うへへへへ。。。。
あたし、マジです。
(。。。デンマン、口をパクパクして言葉が出ません。。。)
デンマンさん、どうかなさいましたの?
この記事。。。この記事は。。。直美も読むんですよ。。。(泣き笑い)
奥様が読むことも知っていますわ。
(ギョッとして。。。) 知っていながら、そのような衝撃的なことを言うのですか?僕の家庭を破壊して、破滅に追い込むような事を言うのですかあああ?
デンマンさんは、いつだってオーバーですわ。(不気味な薄笑い)
これはオーバーなんて言うもんじゃないですよ!もう。。。、んも~~。。。無茶苦茶ですよォ~。清水君の事を問題にしているんですよ。どうして、その問題を解決する前に、また、もっと大きな問題を起こそうとするのですか?しかも、僕の家庭まで巻き添えにして、衝撃的な告白をする。。。しかも。。。しかも。。。直美が読むことを知っていて、こういうショッキングな事を言う。
『不倫したいわけじゃないの』より
レンゲさん、僕はね、レンゲさんのことを良く理解しているつもりですよ。これまでレンゲさんが書いた手記や詩や日記はほとんどすべて僕は保存してありますからね。ちょっと気になる事があれば、検索してレンゲさんが言った事、書いた事をすぐに取り出す事が出来るシステムを僕は構築しましたからね。
デンマンさんはそれ程あたしの事を気にしているのですか?
気にしていると言うよりも、理解しようとしているんですよ。僕はレンゲさんを愛しているから、レンゲさんのことをできるだけ理解して、それでレンゲさんが幸せになれるように僕はサポートしてあげたい。。。今の僕の気持ちは正直、そういう思いなんですよ。
だったら、あたしが言った事もデンマンさんなら良く分かっていただけますよね?あたし、本当にデンマンさんの赤ちゃんなら産んでも良いと思っているのですわ。
だから、その事ですよ。普通の思慮も分別もある平均的な女性ならば、そのような事は言わないんですよ。思っていても口には出さないんですよ。
あたしが自分に正直な事はデンマンさんも良くご存知ですわよね?
知っていますよ。充分に良く理解していますよ。
<< 境界性人格障害の判断基準 >>
■ 対人関係が不安定だ。
理想化とこき下ろしの
両極端を揺れ動く。
■ 衝動性が強い。
浪費、薬物乱用、過食、無謀運転、
見境なしのセックスなどに陥る。
衝動的に不倫に走ったりする。
■ 感情が不安定だ。
強い不快、イライラ、
不安などに悩まされる。
■ 自分ではコントロールできない
不適切なほどの強い怒りが起こる。
■ 自殺の振る舞いや
自傷行為などを繰り返す。
■ 自分自身に対するイメージが不安定。
自己同一性の顕著な混乱が見られる。
■ 慢性的な空虚感、退屈さがある。
■ 見捨てられる不安とそれを
避けようとする行為を繰り返す。
■ 妄想観念や解離性障害
(記憶喪失や現実感の喪失など)がある。
上の9つの項目のうち、5つ以上当てはまると境界性人格障害と診断される可能性が高い。
この項目にある衝動性なんですよ。普通の女性は、たとえ心の中で思っていてもレンゲさんのように衝動的に口に出す事はめったに無いんですよ。特に、まだ結婚してもいないのに“あなたの子供を産みたい”なんて事を言う女性は、たとえ恋愛中の女性が1000人居たとしても、言える人は5人も居ないでしょうね。僕はそう思いますよ。
つまり、その5人は境界性人格障害者だとデンマンさんはおっしゃるのですか?
そうですよ。
でも、あたしは衝動的に言っているつもりではありませんわ。
だから、どうしてそういう事を言ってしまうかというと、上の基準にも書いてあるように対人関係が不安定だからですよ。僕は“心の恋人”だと思うから詩的世界の中で撲とレンゲさんが比翼連理であることに満足できます。僕の精神世界の中でレンゲさんとの関係は“心の恋人”として、すっかり定着して安定しているんですよ。でも、レンゲさんはそうじゃないんですよね。僕をこき下ろすことも過去には何度かありましたよ。でも、現在は清水君と別れている。つまり、愛情をぶつける相手が居ない。そういうわけで、僕を理想化する方向に心が動いてしまう。そのようになると、レンゲさんは僕を“星の王子様”にしてしまう。しかし、“心の恋人”が子供を産んだら可笑しいでしょう?レンゲさんだって、そのぐらいの事は分かりますよね?
自分の思っていることを正直に言う事がどうしていけないことなのでしょうか?
いけなくは無いけれど、相手があり、社会がありますよ。つまり、レンゲさんが書いた上の詩の中の“道徳”ですよ。約束事がある。決まりがある。法律がある。重婚は日本でもカナダでも犯罪ですよ。僕は、結婚もしていないのに、無責任に子供を作るなんてことは、したくないんですよ。それは、“道徳”というよりも社会的な約束事だと僕は理解していますよ。レンゲさんだって、分からないわけじゃないですよね。だから、上のような詩が書けるわけですよね。上の詩の中の“道徳”を“妻子ある人の子供を産む”に置き換えてくださいよ。