△地下鉄(メトロ)に乗って(2006年 日本 121分)
監督/篠原哲雄 音楽/小林武史
出演/堤真一 岡本綾 大沢たかお 常盤貴子 笹野高史 田中泯 吉行和子
△時をかける愛人
観ていて、ぽつりぽつりと浮かんできたのは、現在が何年なのか制定が曖昧に感じられるため、たぶん平成5年くらいだとおもうんだけど、登場人物の年齢設定になんか説明しがたい違和感のあるのがひとつ。
オープンを作ったのは褒めるけど、ほかのセットはその分予算がなかったのかしらっておもえちゃうのがひとつ。
人物の反応とか、劇中のリアルさに欠ける感じのするのがひとつ。
大沢たかおのひとり舞台っていうか、ちょっと頑張り過ぎなのがひとつ。
主題歌は不要なんじゃないのってのがひとつ。
あらま、なんか沢山でてきちゃったけど、困ったな~。なにもケチをつけてるわけじゃないので、勘弁してくださいな、プロデューサーさん。
でもね、主人公が不倫してるのは全然かまわないんだけど、その不倫相手が、お腹の子(自分)を流産させて自分の存在を殺すっていうのは、どうかっておもうんだよね。
まあ、それだけじゃなくて、なんだか登場人物たちの都合のいいように、話が作られてるって感じが濃くて、なんでこんな展開にしちゃったんだろうって、ずっと首を傾げてた。
もしかしたら、脚本を作るときに船頭が多過ぎたんじゃない?
ま、原作を読んでないので、勝手なことをいってるけど。