◇ブリザード 凍える秘密(White Bird in a Blizzard)
なんだかあまりにも予定調和な、かつ単純な脳みその物語にしかおもえん。エヴァ・グリーンって女優は、あまり自分が美しいとはおもっていないのか、だからこういう猟奇的な犯罪映画にも出ちゃうのかな?やっぱり美しいけれども異様なことを経験したり、霊的な世界に嵌まり込んだりしちゃうんだろうか?
どうしても、シェリル・リーくらいしか知られた役者はいないし、これはやっぱり間違ってるっておもってたんだけどね~。しかしそうかあ。もう『ツイン・ピークス』から四半世紀も経っちゃってるんだあ。ただ、そもそも、死体を冷凍庫に隠すってのは『ボルベール 帰郷』をおもいだしちゃうなあ。
(以下、2度目)
エヴァ・グリーンがご贔屓のぼくとしては『ボルベール帰郷』みたいな目に遭ってるのはちょっとな~。
まあそれだけが味噌の映画なんだけど、殺害された動機が結局のところプライドを傷つけられたことへの突発的な怒りっていうなんともおそまつな衝動だっていうのもなんだかね。シェイリーン・ウッドリーの評判はいいみたいだけど、そもそも母親の失踪に対して、いくら大学進学だったとはいえ、すこしばかり無関心すぎないか?失踪してすぐに解決できそうな事件のような気がするけど、3年も掛かるんだろうか?