◎夜の鼓(1958年)
はじめだらだら。有馬稲子、妖艶。金子文雄をかたくなに拒んでから、森雅之にせまるところ、凄い。からだが夜泣きしてる。三國連太郎が叩き通しに叩いたあと、でも愛しているからちから加減がある。だから顔を見ずに一刀両断する。顔を。凄い。森雅之を京都に追い詰め、新しいオンナと鱧を味わう祇園祭の中、月鉾の近くで斬る。見物人に、見届けるために来たのか。つきそいか。これはお上に届け出ている仇討ちだから騒ぐなという乳母、凄い。祇園囃子が流れる。斬る。効果音なし。凄い。
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