狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

トランプ政権に送るエルサレムのイスラエル首都承認に対する世界の抗議撤回要求声明の数々(12):トルコ「東エルサレムはパレスチナの首都」、「ポピュリズムや一方的判断や値段を付けて売買される存在ではない」

2017-12-26 05:49:11 | パレスチナ 2012~2017
 

 

 

 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
 

 

出典(経由):「World Literature Today」https://www.worldliteraturetoday.org/

 トランプ大統領、あなたはエルサレムを発火点とする第三次世界大戦を引き起こすつもりであるのか?。
 今月12月6日に、アメリカ・トランプ政権がエルサレムをイスラエルの首都と正式に承認してから2週間程が経ち、その間にその決定に対して世界中で非常に数多くの反対・抗議声明と撤回要求声明が打ち出された。その多大な声明の数々を、No.(1)から数十回に分けて掲載する事にする。本シリーズが、アメリカ・トランプ政権への声明文、署名運動の様なものとなって活かされる事を願う。尚、引用元の文献名は、本シリーズのNo.(2)に掲載している(記事1本当たりの文字数に制限が有る事もあり)。
 トランプ大統領は、エルサレムについての根本が解っていない。公約を守る為と言いながら深く考えずに軽はずみな事をする事によって、ムスリム(イスラム教徒)の方々をはじめとした世界中の多くの方々を「挑発」しただけに過ぎず、和平どころか怒りの火を点けて争い、そしてその先の戦争を起こさせるものである。トランプ氏は政治家としては素人で、人間としては当然ではある事ではあるが完璧では無い。しかし、上に立つ者、特に超大国のトップともなれば、良い側近・スタッフで協力する等してその完璧に近付けなければならない。そして就任後1年がもうすぐ経とうとしている現在までを観察して来た所、今までの既成の体制のアウトサイダーとして努力して来られている事は伺えたが、本心を出せない難しさと共に、その荒の多い状態、穴の多い状態、その短所、欠点、弱み、虚に付け込まれている様である。トランプ氏の抜け目の部分を穴埋めしているのが、ユダヤ、ネオコン、イルミナティ、フリーメーソンの人達である。この度のエルサレムをイスラエルの首都とする承認は、それらの意向そのものの様である。イルミナティ・フリーメーソンのトップであった、あのアルバート・パイクが、「イタリア統一の三傑」と言われイタリア建国の父とも言われるジュゼッペ・マッツィーニに宛てた手紙の中で、世界大戦を3回計画している事を明かし、第一次・第二次は計画通りに行われ、未だ行われていない第三次世界大戦の計画は、シオニストとアラブとの間に引き起こす内容となっているのである。故に今回の件は、トランプ氏がそのイルミナティ・エージェントに利用されている事が解る。そしてそのイルミナティは、その先の「世界統一政府エルサレム」を建てる計画を持っているのである。
 しかし何よりも、パレスチナ人の権利を守らなければならない。そして、エルサレムは特別な場所、他の場所とは異なる「聖なる所」であり、そのアイデンティティを守らなければならない。その為にも、パレスチナ国の建国後にエルサレムをその首都とするのが良いものと思われる。現在のイスラエルは創造主である神との契約の下に建国されたのでは無い。また、イスラエルの支配階級、上層部、入植者として居座っている者達の殆どが、アブラハム―イサク―ヤコブ以下の血統との繋がりが全くない「フェイク・ユダヤ人」達(偽ユダヤ人達)であるので、それらの人達は創造主の「契約の民」ではないので、尚更、現イスラエル国の建国理由、シオニズムが成り立たない事となる。その「フェイク・ユダヤ人」達は、ただユダヤ教に改宗した「宗教的ユダヤ人」達という「偽者」達、白人でウクライナ・ロシア系の「アシュケナジー・ユダヤ人」、「カザール人」達故に、現イスラエル国は、「フェイク・イスラエル」(偽イスラエル)である。そして、逆に、パレスチナ人達の中には、アブラハム―イサク―ヤコブ以下の血統と繋がりを持つ本当のユダヤ人達が多く存在しているのである。故にその本当のユダヤ人であるパレスチナ人こそが、そのパレスチナの地を所有する権利を創造主との契約の下に所有しているのである。
 尚、因みに、一次資料とされ得る「古代ヘブライ語聖書原文」によると、アラビア半島の西南に在る「アシール」エルサレムを定める事となり、世界中に散らされている血統的な繋がりの有る本当の古代ユダヤ人が帰還する「約束の地」は、現在のサウジアラビア西南でイエメン国境近くという事になり、パレスチナ地域ではない事となる。そして、シオニスト・現イスラエル国の論拠は、前述の様に血統的ではない等で主張する理屈が成り立たないだけでは無く、完全に論拠崩壊する事にもなる。
 更に、その単にユダヤ教に改宗しただけの「フェイク・ユダヤ人」達に現在まで散々いじめられ、虐待され、人権蹂躙されて来たパレスチナ人達のその矛盾や理不尽さの中で、パレスチナ人達のアイデンティティ、誇り、基本的人権、神への信仰心、家族・同朋を守り、占領される以前のレベルぐらいまでに回復して頂く必要が有る。それ故、この問題で一番大切な事は、パレスチナ人に同情する心、共感する心、純粋にかわいそうと思う心である。シオニスト達、イスラエルを支持する人達、軍需産業に勤める人達、自分達だけが幸せになれればそれで良いのか?。自分の生活・給料の為に、自分の家族を養う為には、弱者を犠牲にしても平気なのか?。自分が助かればそれで良いのか?。自分の「欲望」を目的として、その分パレスチナ人を犠牲にするのか?。イスラエルやアメリカの「欲望」は、創造主である神の「御心」・「御意志」・「御計画」とは「正反対」である。
 不法に占領中のイスラエルに、エルサレムを首都とする権限は無い。戦争に勝利した者が正しい訳では無い。現イスラエルはパレスチナの地を、創造主の御意志・御計画とは全く関係無く、自分たち人間の都合・欲望で、恣意的に侵略して奪ったに過ぎない。

 トルコ・エルドアン大統領が、私利私欲の無い公義を基にした強い指導力を持って、世界中のムスリム(イスラム教徒)を先導され、エルドアン氏の呼びかけでイスラム協力機構(OIC)の緊急臨時会合をトルコのイスタンブールで開催され、「東エルサレムはパレスチナの首都であると宣言する」との共同声明を、世界に向けて発信する成功に導かれた。またその後、トルコは現在までもエルサレムに領事館を置いて来たが、今後は正式に大使館を東エルサレムに置く方針を表明された。
 しかしこの事を、飽くまでもアメリカの首都承認に対する報復措置、対抗では無いとし、以前から将来のパレスチナ国建国に際しての首都と認める事に伴う方針であった事で、決して仕返し・復讐の様なレベルの低い事を行っているのではないのだという意味合いの事を、大統領報道官は述べておられる。
 また大統領報道官は、「エルサレムは、ポピュリズムや一方的な判断により売買される町でもなく、値段を付けて売却される存在でもない。もしアメリカのドナルド・トランプ大統領が中東で和平を真に望んでいるのなら、まずイスラエルが何十年にもわたり続けている占領を終了させ、イスラエルの軽蔑や押収による政策を中止させるべきだ。」とも述べられた。トランプ氏が自身の政治家としての延命の為に、ユダヤ団体やシオニズムに支配されるアメリカの内政重視になっている姿勢や、それらに影響されている国内世論の重視、雇用を増やすという名目の下でネオコンの意向に沿った軍需産業促進・戦争ビジネスへの傾向、不動産ビジネスやマスコミ界での成功故の独善的で傲慢な部分が有る所、そして抜け目の多い粗い性格であり、イスラムを軽んじている所、イスラエルと言う名前に騙され、ユダヤ人と言う名前に騙され、根本を知らずにそれらを鵜呑みにしている所、感情的になって軽挙妄動の部分がある所等を皮肉る様に、トランプ氏の批判も含められた。
 そしてトルコ外務省のホームページには、「東エルサレムはパレスチナの首都。」と明記された。

以下は、その数多くの声明からの一部である。

 トルコ (エルドアン大統領の声明は(11)、その他は(13)に掲載)
  「(ネタニヤフ氏に)私たちの国や指導者を攻撃するのではなく、イスラエルはパレスチナの占領を終えるべきだ。」(12/10、トルコ大統領府報道官)
  「(アメリカがエルサレムをイスラエルの首都として認めた決定は、)イスラム協力機構加盟国57か国だけでなく、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アジアのほぼすべての国が拒否した。」(12/14?、イブラヒム・カルン大統領府報道官)
  「アメリカの決定を支持したのはチェキア(チェコ共和国)だけである。」(同)
  「アメリカは孤立化する過程にある。単独でこの決定を下した。このことを世界規模で彼らも分析する必要がある。」(同)
  「この会議(12/13・OIC)はイスラム協力機構史上6度目の臨時サミットだった(と述べ)、これほどの短い期間にこれほどまでに成功したサミットを計画するのは容易なことではない。」(同)
  「エルドアン大統領のリーダーシップがなければこのようなサミットを招集することも、このような力強いメッセージを世界に届けることもできない。」(同)
  「(『東エルサレムはパレスチナの首都であると宣言する』という決定について、)これはアメリカの決定に対する報復であると見なされてはならない。そもそも、我々も含め数多くの国が、これまで実際に東エルサレムをパレスチナの首都として認めるような対応をしてきた。現地にあるトルコの総領事館は大使館のように機能している。これが正式に認められることは重要である。将来樹立されるパレスチナ国の国境確定の観点からも、強力な支援を行う意味からも重要である。」(同)
  「エルサレムは、ポピュリズムや一方的な判断により売買される町でもなく、値段を付けて売却される存在でもない。もしアメリカのドナルド・トランプ大統領が中東で和平を真に望んでいるのなら、まずイスラエルが何十年にもわたり続けている占領を終了させ、イスラエルの軽蔑や押収による政策を中止させるべきだ。」(12/15?、同)
  「(トランプ政権がエルサレムをイスラエルの首都と認定し、アメリカ大使館をテルアビブからエルサレムに移転すると決定したことは、)もともと混迷を極めている中東和平プロセスや国際外交に対する攻撃だ。」(同)
  「予測通り世界各地から非難や否定のメッセージが上がっており、アメリカに、この決定を撤回し東エルサレムをパレスチナの首都と認定する機会がまだ残っている。」(同)
  「(アメリカ当局が和平会談を再開する計画のために何か月間も尽力してきたことを振り返り、)しかし、具体的な結論は未だに出ていない。もちろん、エルサレムをめぐる決定がこの新たな取り組みの一部ならば、アメリカの計画ははなから通用しないということが言える。」(同)
  「パレスチナ人はこれまで和平プロセスの土台を築くために自身に科された義務を十分すぎるほど果たしてきた(と述べ、2017年初頭にハマスが新たな政治的発表を行い、1967年時の国境を承認し、ユダヤ教とシオニズムをはっきりと区別していることを伝えたことを振り返った)。」(同)
  「10月にパレスチナの政党であるハマスとファタハが合意して、1つの声として和平交渉に参加することを決定した。」(同)
  「イスラエルのみが誠実で真面目な対話の相手とならなかったために和平交渉が暗礁に乗り上げている。」(同)
  「昨年夏にイスラエルが挑発行為により、アル・アクサー・モスクの地位を変えようとし、占領下の地域と全イスラム地域で衝突を発生させた(ことを振り返った)。」(同)

  「我々はイスラム協力機構とともに、1967年に国境が定められたが現在占領下にある東エルサレムを独立パレスチナ国の首都として認めるよう、世界の全諸国に呼びかける。」(12/12?、トルコ大国民議会・共同声明)

  「まず初めに、パレスチナは他のすべての国から認められる必要がある。われわれはこのために努力しなければならない。」(12/13、チャブシオール外相)
  「東エルサレムを首都とし、1967年に定められた国境線に基づいてパレスチナを認めるよう他の国々に促さねばならない。」(同)
  「(トランプ大統領の決定について、世界を)果てしない戦火に陥れる(ものと強く非難)。」(同)

  「東エルサレムをパレスチナの首都。」(12/14?、外務省、同省のウェブサイトに記載)

  「イスラエルは国家の名前ではなく、侵略テロ組織の名前である。」(12/16?、公務員労動組合連合のアリ・ヤルチュン会長)
  「クドゥスの所有者も継承者も明白である。クドゥスの地権者も支配者も明白である。パレスチナの主権はパレスチナ国である。テロリストのイスラエルは、あの領土の侵略者である。」(同)
  「(クドゥスを)イスラム共同体と人類にとって神聖な預かりものであり、極めて貴重な価値。」(同)
  「イスラエルというシオニストの徒党にとって、クドゥスに手を伸ばすということの末路は、自分たちが破滅するというこの世の終わりである。」(同)
  「クドゥスを孤立させたり、パレスチナの問題を見捨てたりすることは、アル・ファーティハ章(コーランの開端章で最も偉大な章)の道を進む者にとって恥であり、神聖な問題への不義である。」(同)
  「アル・アクサー・モスクをシオニストの靴で汚されるのを黙って見ているのは、惨禍を求めるという意味になる」(同)

  「太平洋の向こうで何とでも言えばよい。トランプ大統領のアメリカが何と言おうと、何という決断を下そうと、我々はクドゥスに関する決定を認めていないし、認めることもない。この決定は全くの無効である。なぜなら、クドゥスは我々の古都だからである。永遠不滅の都だからである。なぜなら、クドゥスのために我々は先頭に立ち、我々の首都を踏みにじらせることはないからである。クドゥスの神聖さと歴史的な地位は決して変わることはない。その地位とは、古代文明の魂であり、古代の中心地であるということである。」(同、トルコ正義労働組合連合のマフムト・アルスラン会長)
  「マスジド・ハラームや預言者のモスク同様、アル・アクサー・モスクも同じである。」(同)
  「クドゥスとアル・アクサー・モスクは自分たちの預かり物である。」(同)

(声明ここまで)


 新約聖書・ヨハネの黙示録1章8節
   神である主、常にいまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

 ヨハネの黙示録2章8~10節
   また、スミルナにある教会の御使いに書き送れ。
   『初めであり、終わりである方、死んで、また生きた方が言われる。
  「わたしは、あなたの苦しみと貧しさとを知っている。 ― しかしあなたは実際は富んでいる。 ― またユダヤ人だと自称しているが、実はそうではなく、かえってサタンの会衆である人たちから、ののしられていることも知っている。
  あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ、悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちのある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。

 ヨハネの黙示録3章9~12節
  見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうではなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。
  あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。
  わたしは、すぐに来る。あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。
  勝利を得る者を、わたしの神の聖所の柱としよう。彼はもはや決して外に出て行くことはない。わたしは彼の上にわたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、わたしの神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを書きしるす。

 The New Testament・The Revelation of St.John the Divine 1:8
  “I am the Alpha and the Omega,” says the Lord God, “who is and who was and who is to come, the Almighty.”

 Revelation 2:8~10
  “To the angel of the assembly in Smyrna write:
  “The first and the last, who was dead, and has come to life says these things:
 “I know your works, oppression, and your poverty (but you are rich), and the blasphemy of those who say they are Jews, and they are not, but are a synagogue of Satan.
  Don’t be afraid of the things which you are about to suffer. Behold, the devil is about to throw some of you into prison, that you may be tested; and you will have oppression for ten days. Be faithful to death, and I will give you the crown of life.

 Revelation 3:9~12
  Behold, I give some of the synagogue of Satan, of those who say they are Jews, and they are not, but lie—behold, I will make them to come and worship before your feet, and to know that I have loved you.
  Because you kept my command to endure, I also will keep you from the hour of testing which is to come on the whole world, to test those who dwell on the earth.
  I am coming quickly! Hold firmly that which you have, so that no one takes your crown.
  He who overcomes, I will make him a pillar in the temple of my God, and he will go out from there no more. I will write on him the name of my God and the name of the city of my God, the new Jerusalem, which comes down out of heaven from my God, and my own new name.


 新約聖書・マタイの福音書23章13・14節
   しかし、忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、人々から天の御国をさえぎっているのです。自分もはいらず、はいろうとしている人々をもはいらせないのです。
  〔忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、やもめたちの家を食いつぶしていながら、見えのために長い祈りをするからです。ですから、あなたがたは、人一倍ひどい罰を受けます。〕

 マタイの福音書23章25~28節
   忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、杯や皿の外側はきよめるが、その中は強奪と放縦でいっぱいです。
  目の見えぬパリサイ人たち。まず、杯の内側をきよめなさい。そうすれば、外側もきよくなります。
   忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは白く塗った墓のようなものです。墓はその外側は美しく見えても、内側は、死人の骨や、あらゆる汚れたものがいっぱいなように、
  あなたがたも、外側は人に正しいと見えても、内側は偽善と不法でいっぱいです。

 マタイの福音書23章33~39節
  おまえたち蛇ども、まむしのすえども。おまえたちは、ゲヘナの刑罰をどうしてのがれることができよう
  だから、わたしが預言者、知者、律法学者たちを遣わすと、おまえたちはそのうちのある者を殺し、十字架につけ、またある者を会堂でむち打ち、町から町へと迫害して行くのです。
  それは、義人アベルの血からこのかた、神殿と祭壇との間で殺されたバラキヤの子ザカリヤの血に至るまで、地上で流されるすべての正しい血の報復があなたがたの上に来るためです。
  まことに、あなたがたに告げます。これらの報いはみな、この時代の上に来ます。
   ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、自分に遣わされた人たちを石で打つ者。わたしは、めんどりがひなを翼の下に集めるように、あなたの子らを幾たび集めようとしたことか。それなのに、あなたがたはそれを好まなかった。
  見なさい。あなたがたの家は荒れ果てたままに残される。
  あなたがたに告げます。『祝福あれ。主の御名によって来られる方に。』とあなたがたが言うときまで、あなたがたは今後決してわたしを見ることはありません。」

 The New Testament・The Gospel According to St. Matthew 23:13・14
   “Woe to you, scribes and Pharisees, hypocrites! For you devour widows’ houses, and as a pretense you make long prayers. Therefore you will receive greater condemnation.
  “But woe to you, scribes and Pharisees, hypocrites! Because you shut up the Kingdom of Heaven against men; for you don’t enter in yourselves, neither do you allow those who are entering in to enter.

 Matthew 23:25~28
   “Woe to you, scribes and Pharisees, hypocrites! For you clean the outside of the cup and of the platter, but within they are full of extortion and unrighteousness.
  You blind Pharisee, first clean the inside of the cup and of the platter, that its outside may become clean also.
   “Woe to you, scribes and Pharisees, hypocrites! For you are like whitened tombs, which outwardly appear beautiful, but inwardly are full of dead men’s bones, and of all uncleanness.
  Even so you also outwardly appear righteous to men, but inwardly you are full of hypocrisy and iniquity.

 Matthew 23:33~39
  You serpents, you offspring of vipers, how will you escape the judgment of Gehenna?
  Therefore behold, I send to you prophets, wise men, and scribes. Some of them you will kill and crucify; and some of them you will scourge in your synagogues, and persecute from city to city;
  that on you may come all the righteous blood shed on the earth, from the blood of righteous Abel to the blood of Zachariah son of Barachiah, whom you killed between the sanctuary and the altar.
  Most certainly I tell you, all these things will come upon this generation.
   “Jerusalem, Jerusalem, who kills the prophets, and stones those who are sent to her! How often I would have gathered your children together, even as a hen gathers her chicks under her wings, and you would not!
  Behold, your house is left to you desolate.
  For I tell you, you will not see me from now on, until you say, ‘Blessed is he who comes in the name of the Lord!’ ”


 マタイの福音書27章18節~26節
  ピラトは、彼らがねたみからイエスを引き渡したことに気づいていたのである。
  また、ピラトが裁判の席に着いていたとき、彼の妻が彼のもとに人をやって言わせた。「あの正しい人にはかかわり合わないでください。ゆうべ、私は夢で、あの人のことで苦しいめに会いましたから。」
  しかし、祭司長、長老たちは、バラバのほうを願うよう、そして、イエスを死刑にするよう、群衆を説きつけた。
  しかし、総督は彼らに答えて言った。「あなたがたは、ふたりのうちどちらを釈放してほしいのか。」彼らは言った。「バラバだ。」
  ピラトは彼らに言った。「では、キリストと言われているイエスを私はどのようにしようか。」彼らはいっせいに言った。「十字架につけろ。」
 だが、ピラトは言った。「あの人がどんな悪い事をしたというのか。」しかし、彼らはますます激しく「十字架につけろ。」と叫び続けた。
 そこでピラトは、自分では手の下しようがなく、かえって暴動になりそうなのを見て、群衆の目の前で水を取り寄せ、手を洗って、言った。「この人の血について、私には責任がない。自分たちで始末するがよい。」
 すると、民衆はみな答えて言った。「その人の血は、私たちや子どもたちの上にかかってもいい。」
 そこで、ピラトは彼らのためにバラバを釈放し、イエスをむち打ってから、十字架につけるために引き渡した。

 Matthew 27:18~26
  For he knew that because of envy they had delivered him up.
  While he was sitting on the judgment seat, his wife sent to him, saying, “Have nothing to do with that righteous man, for I have suffered many things today in a dream because of him.”
  Now the chief priests and the elders persuaded the multitudes to ask for Barabbas, and destroy Jesus.
  But the governor answered them, “Which of the two do you want me to release to you?” They said, “Barabbas!”
  Pilate said to them, “What then shall I do to Jesus, who is called Christ?” They all said to him, “Let him be crucified!”
  But the governor said, “Why? What evil has he done?” But they cried out exceedingly, saying, “Let him be crucified!”
  So when Pilate saw that nothing was being gained, but rather that a disturbance was starting, he took water, and washed his hands before the multitude, saying, “I am innocent of the blood of this righteous person. You see to it.”
  All the people answered, “May his blood be on us, and on our children!”
  Then he released to them Barabbas, but Jesus he flogged and delivered to be crucified.

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  ・2017/12/25付:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエル首都との承認に対する世界中の反対・抗議・撤回要求声明の数々(8)・・・北朝鮮の堂々とした反米声明と白人国家の「ものみの塔」ならぬ「高みの見物」か?」
  ・2017/12/25付:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエル首都との承認に対する世界中の反対・抗議・撤回要求声明の数々(9)・・・米国から脱却し始めた日本、無関心・他人事の大衆、駐日パレスチナ代表の切実な思い」
  ・2017/12/25付:「トランプ政権の軽挙妄動の行動が引き起こす第三次世界大戦・・・イルミナティ・フリーメーソンの企むの3つ目の世界大戦は、『シオニストとアラブ人とのあいだに、イルミナティ・エージェントが引き起こす』」
  ・2017/12/25付:「米トランプ政権に送る、エルサレムのイスラエル首都承認に対する世界中の抗議・撤回要求声明の数々(10)・・・キリスト者が持つべきパレスチナ人への共感と同情の心、ベツレヘム雰囲気ぶち壊しはユダヤの陰謀か?」
  ・2017/12/25付:「トランプ政権に送るエルサレムのイスラエル首都承認に対する世界の抗議撤回要求声明の数々(11):「イスラエルは占領国でテロ国家」強い義の指導でエルサレムを守りパレスチナと共に在るトルコ・エルドアン大統領」
  ・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ」

 引用文献
   本ブログ2017/12/23付記事、「トランプ政権のエルサレムをイスラエルの首都と承認した決定に対する、世界中の反対・抗議声明と撤回要求声明の数々(2)」に、まとめて掲載。(2017/12/04~2017/12/20の声明分)

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

 

 出典:ParsToday「パレスチナ・ハマス政治局長、聖地とヨルダン川西岸解放の抵抗運動の開始を宣言」
 

 

 

 

 

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