狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

トランプ政権に送るエルサレムのイスラエル首都承認に対する世界の抗議撤回要求声明の数々(11):「イスラエルは占領国でテロ国家」強い義の指導でエルサレムを守りパレスチナと共に在るトルコ・エルドアン大統領

2017-12-25 23:09:12 | パレスチナ 2012~2017
 

 

 

 

 出典:INDEPENDENT「Al Quds Day: Protesters burn flags and chant 'death to Israel' at annual rallies held across Iran」
 

 

出典(経由):「World Literature Today」https://www.worldliteraturetoday.org/

  トランプ大統領、あなたはエルサレムを発火点とする第三次世界大戦を引き起こすつもりであるのか?。
 今月12月6日に、アメリカ・トランプ政権がエルサレムをイスラエルの首都と正式に承認してから2週間程が経ち、その間にその決定に対して世界中で非常に数多くの反対・抗議声明と撤回要求声明が打ち出された。その多大な声明の数々を、No.(1)から数十回に分けて掲載する事にする。本シリーズが、アメリカ・トランプ政権への声明文、署名運動の様なものとなって活かされる事を願う。尚、引用元の文献名は、本シリーズのNo.(2)に掲載している(記事1本当たりの文字数に制限が有る事もあり)。
 トランプ大統領は、エルサレムについての根本が解っていない。公約を守る為と言いながら深く考えずに軽はずみな事をする事によって、ムスリム(イスラム教徒)の方々をはじめとした世界中の多くの方々を「挑発」しただけに過ぎず、和平どころか怒りの火を点けて争い、そしてその先の戦争を起こさせるものである。トランプ氏は政治家としては素人で、人間としては当然ではある事ではあるが完璧では無い。しかし、上に立つ者、特に超大国のトップともなれば、良い側近・スタッフで協力する等してその完璧に近付けなければならない。そして就任後1年がもうすぐ経とうとしている現在までを観察して来た所、今までの既成の体制のアウトサイダーとして努力して来られている事は伺えたが、本心を出せない難しさと共に、その荒の多い状態、穴の多い状態、その短所、欠点、弱み、虚に付け込まれている様である。トランプ氏の抜け目の部分を穴埋めしているのが、ユダヤ、ネオコン、イルミナティ、フリーメーソンの人達である。この度のエルサレムをイスラエルの首都とする承認は、それらの意向そのものの様である。イルミナティ・フリーメーソンのトップであった、あのアルバート・パイクが、「イタリア統一の三傑」と言われイタリア建国の父とも言われるジュゼッペ・マッツィーニに宛てた手紙の中で、世界大戦を3回計画している事を明かし、第一次・第二次は計画通りに行われ、未だ行われていない第三次世界大戦の計画は、シオニストとアラブとの間に引き起こす内容となっているのである。故に今回の件は、トランプ氏がそのイルミナティ・エージェントに利用されている事が解る。そしてそのイルミナティは、その先の「世界統一政府エルサレム」を建てる計画を持っているのである。
 しかし何よりも、パレスチナ人の権利を守らなければならない。そして、エルサレムは特別な場所、他の場所とは異なる「聖なる所」であり、そのアイデンティティを守らなければならない。その為にも、パレスチナ国の建国後にエルサレムをその首都とするのが良いものと思われる。現在のイスラエルは創造主である神との契約の下に建国されたのでは無い。また、イスラエルの支配階級、上層部、入植者として居座っている者達の殆どが、アブラハム―イサク―ヤコブ以下の血統との繋がりが全くない「フェイク・ユダヤ人」達(偽ユダヤ人達)であるので、それらの人達は創造主の「契約の民」ではないので、尚更、現イスラエル国の建国理由、シオニズムが成り立たない事となる。その「フェイク・ユダヤ人」達は、ただユダヤ教に改宗した「宗教的ユダヤ人」達という「偽者」達、白人でウクライナ・ロシア系の「アシュケナジー・ユダヤ人」、「カザール人」達故に、現イスラエル国は、「フェイク・イスラエル」(偽イスラエル)である。そして、逆に、パレスチナ人達の中には、アブラハム―イサク―ヤコブ以下の血統と繋がりを持つ本当のユダヤ人達が多く存在しているのである。故にその本当のユダヤ人であるパレスチナ人こそが、そのパレスチナの地を所有する権利を創造主との契約の下に所有しているのである。
 尚、因みに、一次資料とされ得る「古代ヘブライ語聖書原文」によると、アラビア半島の西南に在る「アシール」エルサレムを定める事となり、世界中に散らされている血統的な繋がりの有る本当の古代ユダヤ人が帰還する「約束の地」は、現在のサウジアラビア西南でイエメン国境近くという事になり、パレスチナ地域ではない事となる。そして、シオニスト・現イスラエル国の論拠は、前述の様に血統的ではない等で主張する理屈が成り立たないだけでは無く、完全に論拠崩壊する事にもなる。
 更に、その単にユダヤ教に改宗しただけの「フェイク・ユダヤ人」達に現在まで散々いじめられ、虐待され、人権蹂躙されて来たパレスチナ人達のその矛盾や理不尽さの中で、パレスチナ人達のアイデンティティ、誇り、基本的人権、神への信仰心、家族・同朋を守り、占領される以前のレベルぐらいまでに回復して頂く必要が有る。それ故、この問題で一番大切な事は、パレスチナ人に同情する心、共感する心、純粋にかわいそうと思う心である。シオニスト達、イスラエルを支持する人達、軍需産業に勤める人達、自分達だけが幸せになれればそれで良いのか?。自分の生活・給料の為に、自分の家族を養う為には、弱者を犠牲にしても平気なのか?。自分が助かればそれで良いのか?。自分の「欲望」を目的として、その分パレスチナ人を犠牲にするのか?。イスラエルやアメリカの「欲望」は、創造主である神の「御心」・「御意志」・「御計画」とは「正反対」である。
 不法に占領中のイスラエルに、エルサレムを首都とする権限は無い。戦争に勝利した者が正しい訳では無い。現イスラエルはパレスチナの地を、創造主の御意志・御計画とは全く関係無く、自分たち人間の都合・欲望で、恣意的に侵略して奪ったに過ぎない。

 この度の件で一貫して、トルコのエルドアン大統領は、強い「義」のリーダーシップを発揮して、世界中のムスリム(イスラム教徒)を率い、エルサレムを守るために行動し、パレスチナに同情し、共感する心を持って寄り添っておられる所を表明されていた。また、現イスラエル建国前から現在に至るまでのイスラエルのパレスチナ人達への人権蹂躙や、迫害、デイルヤシン等の大虐殺、その他アメリカでの911(アメリカ同時多発テロ事件)をはじめとした世界中でのテロを行って来た事実を基にして、「イスラエルは占領国でテロ国家だ」と糾弾された。
 トルコは、中東、ヨーロッパ、ロシア、アジアの中間に存在し、地政学的に難しい所に位置する。旧オスマン帝国は第一次世界大戦までは広大な領土を保有されていたが、イギリスの三枚舌外交(「フサイン=マクマホン協定」、「サイクス・ピコ協定」、「バルフォア宣言」)によってアラブが撹乱されて反オスマンとして煽られ、オスマン帝国は敗北し、現在はアナトリア半島のみをトルコ共和国が領有する事となっている。エルドアン大統領をはじめトルコ人は、その旧オスマン帝国から誇りを受け継いでいる。
 エルドアン氏が大統領になるまでは、軍と政府が同格、或いは軍の方が上位になる程であった為に、政府による軍の制御、シビリアン・コントロールが不可能であった。エルドアン大統領は諸改革を進める中、憲法改正等で軍を抑えて政治優位に変えていき、大統領の権限を強め、その途中でアメリカの工作による軍のクーデターが行なわれた事もあって、更にその傾向を強めていった。そして、以前はEUやNATO、米国寄りに傾きかけていた事もあったが、またそれらとの付き合いを優先せざるを得なかった面も有り、且つ欧米の工作からそちら寄りとなっていた面、更に軍の勝手な行動に振り回されていたりしたが、現在ではロシアやイラン寄りのスタンスとなっている。ロシア機撃墜やISと繋がる石油の密輸等は、アメリカと繋がっていた軍の仕業で、トルコ政府の知らない所で、且つ指導・コントロールの行き渡らない所で行われていたと言える。エルドアン大統領は、憲法改正等によって獲得した強い権限によって、今までの様な(アメリカに支援されていた)軍の勝手な行動を抑え込み、政治によって政策の実施を行い始めている。その結果として、今年の第3四半期の経済成長率は、11.1パーセントにも昇っている。
 エルドアン大統領が「イスラエルは占領国でテロ国家だ」と糾弾された後、イスラエルのネタニヤフ首相が訪問先のフランスで、エルドアン氏に対し「クルド人を……」等と反論されていた。トルコは自国の安全保障の為に、トルコとシリアとの国境付近に存在するクルド勢力の排除を行おうとしていたのだが、そのクルド勢力を支援して来たのはイスラエルであり、イスラエルはトルコの撹乱と分断を起こそうとして来たのである。2010年に、パレスチナ・ガザに向かうトルコの人道的支援の活動家の船が、イスラエル軍に襲撃されてトルコ人10人が亡くなられた事により、その後関係が悪化していたが、昨年関係が正常化していた。しかしイスラエルは一方でその様な事をして来た事からも解る様に、ダブルスタンダード、嘘つきである。
 人道的で私利私欲の無い、公の為の「義」、「公義」を基にした強権によって強いリーダーシップを発揮し指導されるエルドアン大統領。ロシアのプーチン大統領やリビア故カダフィ前最高指導者、イランのアフマディネジャド前大統領、シリアのアサド大統領も同様である。皆、欧米、西側のメディアからは独裁者といったレッテルを貼られている。しかしそれは、欧米・西側のメディアは総体的に、偽善、妬み、嘘つき、悪である。日本の安倍首相も、当初はその様なレッテルを貼られていたものだが……(本心とはズレた歴史認識やグローバリズム的な経済政策から少し曖昧な状態になっている事から……)。

以下は、その数多くの声明からの一部である。

 トルコ・エルドアン大統領 (その他の声明は(12)(13)に掲載)
  「イスラム教徒にとってレッドライン(越えてはならない一線)だ。」(12/5、エルドアン大統領)
  「(承認した場合、)イスラエルとの『外交関係の断絶』もあり得る。」(同)
  「この地域を火の輪の中に投げ入れた。」(?、同)
  「(承認宣言は)無効だ。」(12/10、同)
  「イスラエルは占領国でテロ国家だ。」(同)
  「エルサレムを子供たちを殺している国のなすがままにさせない。」(同)
  「(パレスチナを)抑圧された犠牲者。」(同)
  「(イスラエルについて)完全な占領国家。それについて国連などのどんな決定も認めてこなかった。」(同)
  「今日自分たちをエルサレムの支配者だと考えている者たちは、明日にはその背後に身を隠せる木さえも見つけられなくなることを知るべきである」(12/11?、同)
  「アメリカは、ドナルド・トランプ大統領がエルサレムを『イスラエルの首都』として認定したことにより、流血に加担したことになった。我々はこの決定を認めておらず、認めることもない。トランプ大統領の発言は我々を拘束しないし、エルサレムも拘束しない。」(同)
  「ムスリムやそのほかの宗教の信仰者からエルサレムを奪う者たちは、手に染まった血を拭い去ることは決してできないであろう。パレスチナとエルサレムの問題はリトマス紙である。この問題で抑圧された人々と共にない者たちは、世界平和に関して発言権はない。」(同)
  「第2次世界大戦以降、パレスチナ、特にエルサレムは甚大な苦痛にさらされており、心から常にこのような叫びが高まっている。青い空に飛び立つ鳩は、常にまっさらなまま戻ってくる。しかし、ムスリムやそのほかの宗教の信仰者からエルサレムを奪う者たちは、手に染まった血を拭い去ることは決してできないであろう。」(同)
  「(トルコを弱く見せようとしている国内外の悪意を持った病巣に対し、第3四半期に11.1パーセントとなった経済成長率が最良の答えとなったと明かし、)トルコは、自分を信頼し、信じて投資を行ってくれた人々を失望させたことは決してない。失望させることもない。」(同)
  「アメリカが決定を見直すことを呼びかける。」(12/13、同)
  「今後は、中立の立場にない米国がイスラエルとパレスチナの仲介役となることは不可能だ。」(同)
  「今後の仲介役を誰にするかを協議する必要がある。この問題は国連でも取り組む必要がある。」(同)
  「(アメリカのトランプ大統領が下したエルサレムをイスラエルの首都として認定する決定を取り下げるよう、)まず、国連安全保障理事会で、そこでも拒否権が行使されれば、国連総会で不当な決定の取り下げに向けて取り組む。」(12/14?、同)
  「エルサレムのために国連内でも試みを開始する。この決定が取り下げられるよう、問題を国連に持ち込む。」(同)
  「(世界で国際法に勝る国はないと明かし、)民主主義の保護国になるという主張をしつつ、かつ気分次第で法、民主主義、権利のために何でも踏みにじる。このような恥辱は断じて容認できない。」(同)
  「ムスリムは、このダブルスタンダードで、この不当に、この権利侵害に断じて屈服しない。トルコは、この問題における責務を最後まで果たす決意がある。」(同)
  「(イスラム諸国として、パレスチナの家族を擁護するために新たな基金を設立すると明かし、)現在、国際社会の137か国がパレスチナ国を承認している。この数が我々の努力によってさらに増えるよう願う。」(同)
  「今、エルサレムをめぐり、全中東、全ムスリムを標的にした新たな攻撃が始まった。この件で、我々は最初の行動を12月13日水曜日に大掛かりに開始した。それが続くよう望む。エルサレムが失われれば、メディナを守ることができなくなるということは周知の通りだ。メディナが失われれば、メッカを守ることができなくなる。メッカが失われれば、カーバ神殿も失われてしまう。エルサレムはイスタンブールであり、イスラマバードであり、ジャカルタであることを忘れてはならない。メディナはカイロであり、ダマスカスであり、バグダッドである。カーバ神殿は、全ムスリムとしての我々の誇り、貞操、栄誉、名誉、存在の目的である。我々はこのどれをも諦めない。神の命令と先祖から受け継いだすべてのものを守るために、必要なことをすべてする。」(12/15?、同)
  「世界の秩序が乱れており、この乱れた秩序が、海岸に打ち上げられた無実のシリア人の遺体や、自宅を破壊されすべての権利を奪われたパレスチナ人の姿を取って現れている。」(同)
  「この乱れた秩序は、祖国からその全員が追われる中、川や沼で死んでいくロヒンギャ族の姿を取って我々の前に現れており、我々はそれに黙ってはいない。」(同)
  「(在パレスチナ・トルコ大使館を早期開設できるようにしたいという希望を表明し、東エルサレムが占領下にある以上大使館は容易に開けないが、)神のおぼしめしでその日は近いわが国はそこに大使館を正式に開設するだろう。」(12/17、同)
  「ユダヤ人には、『イスラム教徒の中心地』であるエルサレムを『専有する』権利はない。」(同)

(声明ここまで)


 新約聖書・ヨハネの黙示録1章8節
   神である主、常にいまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

 ヨハネの黙示録2章8~10節
   また、スミルナにある教会の御使いに書き送れ。
   『初めであり、終わりである方、死んで、また生きた方が言われる。
  「わたしは、あなたの苦しみと貧しさとを知っている。 ― しかしあなたは実際は富んでいる。 ― またユダヤ人だと自称しているが、実はそうではなく、かえってサタンの会衆である人たちから、ののしられていることも知っている。
  あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ、悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちのある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。

 ヨハネの黙示録3章9~12節
  見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうではなくて、うそを言っている者たちに、わたしはこうする。見よ。彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、わたしがあなたを愛していることを知らせる。
  あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。
  わたしは、すぐに来る。あなたの冠をだれにも奪われないように、あなたの持っているものをしっかりと持っていなさい。
  勝利を得る者を、わたしの神の聖所の柱としよう。彼はもはや決して外に出て行くことはない。わたしは彼の上にわたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、わたしの神のもとを出て天から下って来る新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを書きしるす。

 The New Testament・The Revelation of St.John the Divine 1:8
  “I am the Alpha and the Omega,” says the Lord God, “who is and who was and who is to come, the Almighty.”

 Revelation 2:8~10
  “To the angel of the assembly in Smyrna write:
  “The first and the last, who was dead, and has come to life says these things:
 “I know your works, oppression, and your poverty (but you are rich), and the blasphemy of those who say they are Jews, and they are not, but are a synagogue of Satan.
  Don’t be afraid of the things which you are about to suffer. Behold, the devil is about to throw some of you into prison, that you may be tested; and you will have oppression for ten days. Be faithful to death, and I will give you the crown of life.

 Revelation 3:9~12
  Behold, I give some of the synagogue of Satan, of those who say they are Jews, and they are not, but lie—behold, I will make them to come and worship before your feet, and to know that I have loved you.
  Because you kept my command to endure, I also will keep you from the hour of testing which is to come on the whole world, to test those who dwell on the earth.
  I am coming quickly! Hold firmly that which you have, so that no one takes your crown.
  He who overcomes, I will make him a pillar in the temple of my God, and he will go out from there no more. I will write on him the name of my God and the name of the city of my God, the new Jerusalem, which comes down out of heaven from my God, and my own new name.


 新約聖書・マタイの福音書23章13・14節
   しかし、忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、人々から天の御国をさえぎっているのです。自分もはいらず、はいろうとしている人々をもはいらせないのです。
  〔忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、やもめたちの家を食いつぶしていながら、見えのために長い祈りをするからです。ですから、あなたがたは、人一倍ひどい罰を受けます。〕

 マタイの福音書23章25~28節
   忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは、杯や皿の外側はきよめるが、その中は強奪と放縦でいっぱいです。
  目の見えぬパリサイ人たち。まず、杯の内側をきよめなさい。そうすれば、外側もきよくなります。
   忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。あなたがたは白く塗った墓のようなものです。墓はその外側は美しく見えても、内側は、死人の骨や、あらゆる汚れたものがいっぱいなように、
  あなたがたも、外側は人に正しいと見えても、内側は偽善と不法でいっぱいです。

 マタイの福音書23章33~39節
  おまえたち蛇ども、まむしのすえども。おまえたちは、ゲヘナの刑罰をどうしてのがれることができよう
  だから、わたしが預言者、知者、律法学者たちを遣わすと、おまえたちはそのうちのある者を殺し、十字架につけ、またある者を会堂でむち打ち、町から町へと迫害して行くのです。
  それは、義人アベルの血からこのかた、神殿と祭壇との間で殺されたバラキヤの子ザカリヤの血に至るまで、地上で流されるすべての正しい血の報復があなたがたの上に来るためです。
  まことに、あなたがたに告げます。これらの報いはみな、この時代の上に来ます。
   ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、自分に遣わされた人たちを石で打つ者。わたしは、めんどりがひなを翼の下に集めるように、あなたの子らを幾たび集めようとしたことか。それなのに、あなたがたはそれを好まなかった。
  見なさい。あなたがたの家は荒れ果てたままに残される。
  あなたがたに告げます。『祝福あれ。主の御名によって来られる方に。』とあなたがたが言うときまで、あなたがたは今後決してわたしを見ることはありません。」

 The New Testament・The Gospel According to St. Matthew 23:13・14
   “Woe to you, scribes and Pharisees, hypocrites! For you devour widows’ houses, and as a pretense you make long prayers. Therefore you will receive greater condemnation.
  “But woe to you, scribes and Pharisees, hypocrites! Because you shut up the Kingdom of Heaven against men; for you don’t enter in yourselves, neither do you allow those who are entering in to enter.

 Matthew 23:25~28
   “Woe to you, scribes and Pharisees, hypocrites! For you clean the outside of the cup and of the platter, but within they are full of extortion and unrighteousness.
  You blind Pharisee, first clean the inside of the cup and of the platter, that its outside may become clean also.
   “Woe to you, scribes and Pharisees, hypocrites! For you are like whitened tombs, which outwardly appear beautiful, but inwardly are full of dead men’s bones, and of all uncleanness.
  Even so you also outwardly appear righteous to men, but inwardly you are full of hypocrisy and iniquity.

 Matthew 23:33~39
  You serpents, you offspring of vipers, how will you escape the judgment of Gehenna?
  Therefore behold, I send to you prophets, wise men, and scribes. Some of them you will kill and crucify; and some of them you will scourge in your synagogues, and persecute from city to city;
  that on you may come all the righteous blood shed on the earth, from the blood of righteous Abel to the blood of Zachariah son of Barachiah, whom you killed between the sanctuary and the altar.
  Most certainly I tell you, all these things will come upon this generation.
   “Jerusalem, Jerusalem, who kills the prophets, and stones those who are sent to her! How often I would have gathered your children together, even as a hen gathers her chicks under her wings, and you would not!
  Behold, your house is left to you desolate.
  For I tell you, you will not see me from now on, until you say, ‘Blessed is he who comes in the name of the Lord!’ ”


 マタイの福音書27章18節~26節
  ピラトは、彼らがねたみからイエスを引き渡したことに気づいていたのである。
  また、ピラトが裁判の席に着いていたとき、彼の妻が彼のもとに人をやって言わせた。「あの正しい人にはかかわり合わないでください。ゆうべ、私は夢で、あの人のことで苦しいめに会いましたから。」
  しかし、祭司長、長老たちは、バラバのほうを願うよう、そして、イエスを死刑にするよう、群衆を説きつけた。
  しかし、総督は彼らに答えて言った。「あなたがたは、ふたりのうちどちらを釈放してほしいのか。」彼らは言った。「バラバだ。」
  ピラトは彼らに言った。「では、キリストと言われているイエスを私はどのようにしようか。」彼らはいっせいに言った。「十字架につけろ。」
 だが、ピラトは言った。「あの人がどんな悪い事をしたというのか。」しかし、彼らはますます激しく「十字架につけろ。」と叫び続けた。
 そこでピラトは、自分では手の下しようがなく、かえって暴動になりそうなのを見て、群衆の目の前で水を取り寄せ、手を洗って、言った。「この人の血について、私には責任がない。自分たちで始末するがよい。」
 すると、民衆はみな答えて言った。「その人の血は、私たちや子どもたちの上にかかってもいい。」
 そこで、ピラトは彼らのためにバラバを釈放し、イエスをむち打ってから、十字架につけるために引き渡した。

 Matthew 27:18~26
  For he knew that because of envy they had delivered him up.
  While he was sitting on the judgment seat, his wife sent to him, saying, “Have nothing to do with that righteous man, for I have suffered many things today in a dream because of him.”
  Now the chief priests and the elders persuaded the multitudes to ask for Barabbas, and destroy Jesus.
  But the governor answered them, “Which of the two do you want me to release to you?” They said, “Barabbas!”
  Pilate said to them, “What then shall I do to Jesus, who is called Christ?” They all said to him, “Let him be crucified!”
  But the governor said, “Why? What evil has he done?” But they cried out exceedingly, saying, “Let him be crucified!”
  So when Pilate saw that nothing was being gained, but rather that a disturbance was starting, he took water, and washed his hands before the multitude, saying, “I am innocent of the blood of this righteous person. You see to it.”
  All the people answered, “May his blood be on us, and on our children!”
  Then he released to them Barabbas, but Jesus he flogged and delivered to be crucified.

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  ・2017/12/23付:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエルの首都と承認した決定に対する世界中の反対・抗議声明と撤回要求声明の数々(6)・・・フランスの強い発信力の背後の世界権力と世界統一政府エルサレム」
  ・2017/12/24付:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエルの首都と承認した決定に対する世界中の反対・抗議声明と撤回要求声明の数々(7)・・・ユダヤの歴史捏造でイスラエル建国に一役買わされ抑えられて来たドイツ」
  ・2017/12/24付:「私のノートパソコンでは出て来ない部分が、マスク(言論弾圧)されていないかテスト。」
  ・2017/12/25付:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエル首都との承認に対する世界中の反対・抗議・撤回要求声明の数々(8)・・・北朝鮮の堂々とした反米声明と白人国家の「ものみの塔」ならぬ「高みの見物」か?」
  ・2017/12/25付:「アメリカ・トランプ政権に送る、エルサレムをイスラエル首都との承認に対する世界中の反対・抗議・撤回要求声明の数々(9)・・・米国から脱却し始めた日本、無関心・他人事の大衆、駐日パレスチナ代表の切実な思い」
  ・2017/12/25付:「トランプ政権の軽挙妄動の行動が引き起こす第三次世界大戦・・・イルミナティ・フリーメーソンの企むの3つ目の世界大戦は、『シオニストとアラブ人とのあいだに、イルミナティ・エージェントが引き起こす』」
  ・2017/12/25付:「米トランプ政権に送る、エルサレムのイスラエル首都承認に対する世界中の抗議・撤回要求声明の数々(10)・・・キリスト者が持つべきパレスチナ人への共感と同情の心、ベツレヘム雰囲気ぶち壊しはユダヤの陰謀か?」
  ・本ブログ・カテゴリー:「パレスチナ」

 (2017/12/26:次の記事追加)
  ・2016/10/16付:「欧米に翻弄されながらもトルコの内に維持する誇り・・・戦後日本との類似」

 引用文献
   本ブログ2017/12/23付記事、「トランプ政権のエルサレムをイスラエルの首都と承認した決定に対する、世界中の反対・抗議声明と撤回要求声明の数々(2)」に、まとめて掲載。(2017/12/04~2017/12/20の声明分)

 引用文献
  ・新改訳聖書(発行:日本聖書刊行会)
  ・World English Bible(eBible.org)

 

 出典:ParsToday「パレスチナ・ハマス政治局長、聖地とヨルダン川西岸解放の抵抗運動の開始を宣言」
 

 

 

 

 

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