5. 2009.02.20-教権勢力の危機意識
(1)2009年2月は教権勢力にとってみると衝撃的で過酷な月だった。
・2008年には、教権勢力(統一家の教会権力を握った幹部集団)は彼らなりの千辛万苦の努力の末、最も彼らが彼らの利権を行使するうえで障害となっていた顯進様が就いていたアメリカ総会長職を剥奪することのできる可能性のある世界会長職の座に亨進様を就かせるという一定の勝利を収めることが出来た。
ところで、お父様は顯進様にたいしては父子協助時代においてお父様の継代を継ぐという象徴的な権威でとしての祝福執典権を移譲され(1)、祝福執典の特権を付与されるという祈祷をされ(2)、翌日には「地上では顯進様が祝福執典権を行使される」とのみ言まで語られ(3)ていた。これらのことすべてを亨進様は見聞きして知っておられたはずです。
その前の2006年10月23日には、顯進様の摂理推進の結果をご覧になったお父様は「今、死んでも心残りがない」(1)とまで語られていますし、2007年度には、「顯進様が神様の摂理を80%まで完成したので、残りの20%は統一家の指導者が一致協力して共に成すように」(2)と指示もされていました。
2008年になり亨進様が世界平和統一家庭連合の世界会長として登極されました。世界会長職に就かれた亨進様でしたが、亨進様はこともあろうにお父様のヘリコプター事故をされ入院中で身体の不自由であられたその最中に顯進様からアメリカ総会長職を剥奪してしまったのです。兄の重要な役職を父に無断で奪うという考えられない暴挙を行ってしまわれたのです。その時亨進様からは、顯進様を総会長職から辞任させるなんの理由の説明もありませんでした。総会長職を奪うだけではなく、当時、顯進様がアメリカ総会長としてサポートを受けていたアメリカ理事会委員人事もさえ、お父様の許可なく全て交代させてしてしまっていたのでした。
2009年1月15日、お父様はよりによってそのようなお父様の意に反した職権乱用人事を行った張本人である亨進様を解放圏戴冠式を通して代身者相続者宣布をされました。その日その段階でお父様は、教権勢力のいつわりの報告により、亨進様がまさかの不法人事を行った張本人であるとはまったくご存じで無かったのです。さらに重要なことは2009年1月15日に行われた神様解放圏戴冠式の時、に亨進様に王冠は被せたものの、亨進様をして後継者であるとは何等明言はされていませんでした。この時点において、お父様はまさか亨進様が不法な人事を行ったと言うことをご存じでなかったことはもとより、その前後のみ言をみても、明らかにお父様の継代を継ぐ、使命者は顯進様であるという明白な意思をお持ちだったのです。
お父様の立場から見れば、亨進様に代身者相続者という職級はあたえたもののそれはあくまで神様と真の父母様、そして顯進様に侍る立場で遂行されなければならない職級であったのです。すでにこれに関して2008年12月24日に、「兄を中心として、神様、父母様に侍らなければならない。」とお父様はそのみ言で、亨進様の位相について明確に語られているのです。 :み言選集604巻、200〜205ページ 参照
如何に亨進様がお父様から代身者相続者と語られたとしても、その職分の位置は兄である顯進様の父子協助時代の掲載を継ぐ立場を超えるものではなかったことは明白です。
2009年1月の段階で、お父様が亨進様が父子協助時代の摂理に逆行して、摂理を妨げる不法な人事処置を行っていたことをご存じであったなら、果たして解放圏戴冠式を通して代身者相続者宣布をされただろうかと言う疑問が残ります。お父様が最も大きな期待を寄せ、基元節に向けての重要な摂理遂行の基盤であるアメリカ総会長とアメリカ理事会の改変を許される筈はありませんでした。当然お父様の意に反した行為を為した亨進様を重要な職責に置くことは無かったに違いありません。
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