脱ケミカルデイズ

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風邪薬で血糖値が上がる

2014年09月25日 | 

日刊ゲンダイ2014年9月25日
風邪薬で血糖値が上がる

 朝タが冷え込み、鼻をグズグズさせる人を見かけるようになってきた。

"この時期に風邪をひいても病院に行くほどでもないし、近くのドラッグストアで市販の風邪薬でも買うか"と考える人も多い。
 しかし、多くの市販の風邪薬には血糖値を上げる成分が含まれている。そのことを知っておいた方がいい。

「プソイドエフェドリン」はグリコーゲンの分解を促進することで血糖値を上昇させることが知られている。

実際、この成分は鼻炎薬や総合感冒薬によく使われており、市販薬の説明尚(添付文書)には、糖尿病と診断された人は服用を控えるよう、書かれている。ところが、このことを知らずに服用しているケースが少なくない。

それを知っている人でも"俺は糖尿病でなく、予備群。大丈夫だ"という人もいる。しかし、その考えは甘すぎる。実は本人が自覚していないだけで既に糖尿病を発症していないとも限らないのだ。

あなたが、鼻詰まりの薬や風邪薬を飲んで、妙に疲れる、頭がボーッとする、甘いものがやたらに食べたくなる、などの症状を自覚したら気をつけた方がいい。ひょっとしたら糖尿病かもしれない。


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