dm_on_web/日記(ダ)

ダンスとか。

リンゴ企画/近藤良平+3 『極秘カルテット』

2004-12-29 | ダンスとか
神楽坂・セッションハウス、夜。
→『ダンスワーク』56号「2004年ダンスの総括」にてレヴュー
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天狼星堂 『私たち発酵していくわ』

2004-12-28 | ダンスとか
中野・テルプシコール。
構成/大森政秀、出演/松下正己、大倉摩矢子、ワタル、小野由紀子。
→『ダンスワーク』56号「2004年ダンスの総括」にてレヴュー
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ひろいようこ 『マシュマロ・アワーII <聖域リラックス>』

2004-12-26 | ダンスとか
銀座・ペッパーズギャラリー、昼。
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北村成美 『不完全スパイラる』

2004-12-23 | ダンスとか
大阪 新世界・Art Theater dB。
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BATIK/Dance Theatre LUDENS

2004-12-23 | ダンスとか
伊丹・アイホール。
▼Dance Theatre LUDENS 『Against Newton』
▼BATIK 『SIDE B』
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池田亮司 『formula [ver.2.3]』

2004-12-22 | ダンスとか
京都芸術劇場 studio 21、初回。
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ARICA 『kawase』

2004-12-21 | ダンスとか
横浜・BankART1929馬車道(馬車道ホール)。
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マッキーの種子 #3;Mooning Moving

2004-12-18 | ダンスとか
武蔵小金井・アートランド。
遅刻してしまい万城目純の映像上映を丸ごと見逃す。
▼中村公美
▼月光
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ネクスト・ネクスト5

2004-12-18 | ダンスとか
森下スタジオ(Cスタジオ)。
▼康本雅子 『メクランラク』
足踏み旋回しながら上半身を動かし続ける長い冒頭。時々暗転が入り、そこにだけオールディーズのような歌が入ったりする。上半身の動きが旋回運動に奉仕する瞬間はごくわずかで、機械的に方向を変え続ける足とはほとんど交渉が切れている。意識の分裂具合がいかにも、らしいところ。後半は観客の前で見得を切ったり、マイクを持ち出して歌ったりする。頭を強く打ったために方向がわからなくなってあちこちぶつかりながら部屋から出られない人みたいな、呆れるほどデタラメな動き、振る舞い。それにしてもこの人の独特な動きの、独特さはどこから来るのか。端的には細身で部位が長いわけだが、その隅々まで神経を行き渡らせて動いているようには見えない。むしろ非常に大雑把に、思いつくまま体を動かし、あとはただ力を抜いているだけで、それゆえ首に力を入れたのに頭骨はガクンガクン揺れたり、肩は前に振ったのに肘から先はいつまでも背中の方にある、とか、そういう感じだ。いくつかの中心から発せられ、結果的に末端まで波及する動きが、人形振りではなく実際に人形のように見えるけれども、要するに実際の体よりずっと小さい身体イメージで動いているのかもしれない。素材としての天然の面白さはあるが表現者としては認めたくない。単に絶妙な匙加減でブリッ子しているだけで、これでは本当にメクラではないか。ラクメをやらなければならない。ラクではない。22分。
▼北村成美 『不完全スパイラる』
10月に「踊りに行くぜ!!」前橋公演で見た作品。もっと堂々とした痛快な作品だったのに、今回は構成が何だか曖昧。赤い照明の怪しい部分と、社交(競技)ダンスの部分とで行ったり来たりして展開がない。そして肝心の踊りも小さい。これは何かをかばっている小ささだ。体の調子が悪いのか。22分。
▼金魚×10 『幸福の森の掟』
演出・振付/鈴木ユキオ、出演/陽茂弥、村岡ユキ、向井千枝、山下陽光、横山良平、長谷川宝子、KYOM、兼盛雅幸、まろま、サイトウカオリ、鈴木ユキオ。人数が多い、空間も大きい、やはりこうであってこそ鈴木ユキオの才能が生きる。カンパニーのイメージを固定すまいとして毎回わりと違う感じの作品を作っているのだが、『Today is today.』の感じに戻った。どこか作りがぎこちないのは、自己模倣しているという意識があるのではないかと勘繰ってしまうけれども、ぼくはこれが見たかったので、良かった。正面奥に段ボールで作った白い山のような壁のようなオブジェがドーンと置かれ、あとは人が出たり入ったりしながら全く意味不明な行為やダンスを展開し続ける。相互に無関係ないくつかの群が同一平面状に配置されたり、時間を追う中で積み重ねられたり差し引かれたりする。セリフもオフの朗読もあり、小芝居もあればソロダンスもあり、メルヘンチックであったり世知辛かったりする。意味を見せておきつつ文脈を脱落させ続け、しかもそのことを過度に意識させない奇妙な手際。望んでいることと恐れていることとが一緒くたに絡まり合って流れてくる支離滅裂な夢のような時間。しかし、スピードとか音楽性とか間のハズし方とか、そういうわかりやすいレトリックに頼らず、ただ漫然とダラダラ流しているのはあまりにも危険すぎると思う。これでは本当に誰にも理解されないかもしれない(それにしても鈴木ユキオはどうしてこんなものが作れるのか)。上手寄りで男女三人が銀色の短い鉄パイプのようなものを振り上げて金属に打ち付け続けるシーンがあって、ここは黒沢清の『カリスマ』を連想させた。植林作業員の背負っている銀色のバッグ、そして振り下ろされるハンマー。もっと観客に冷や水を浴びせるような酷薄さをチラつかせても良かった。27分。
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アーツコンペティション第1回全国大会

2004-12-15 | ダンスとか
浅草・アサヒアートスクエア。
▼鈴木生子(b.cl.) リール・クレスヴェル:春の祭典
Lyell Cresswell: Le Sucre du Printemps。原題をもじって『春の砂糖』というあまりイケてないタイトルのバスクラリネット×6、コントラバスクラリネット×3のための曲。そのうちバス五人分、コントラバス三人分を録音したものを流して演奏。要するにカラオケということだがそれにしてもいわゆる特殊奏法ばかりなのによく揃う。音楽はダンスよりも拍子がリジッドだとしても。曲とか演奏より、このカラオケということに強く惹かれた。人間と機械では何が違うのか、といえば、機械は決して待たないということだ。
▼『長い張り込み』('04、前田智弘監督)
渡米後のジョン・ウーをひたすら自己流で研究したみたいな学生映画風のアクション。ただもう銃を撃ちたい。
▼阿国社中´ 『亀寿神楽 冬の陣』
おくにしゃちゅうダッシュ。これはちょっと面白い。いわゆる民俗芸能マニアらしき女性二人による「創作神楽」で、子孫繁栄などを祈念する。一人が歌って、もう一人が面を着けて踊ったり客をいじったりするのだが、この屈託のなさはどこから来るのかといえば、それはおそらく自分たちや観客のためにやっているのではなく神様のためにやっているからなのではないかと思う。宗教なきところに宗教を、信仰なきところに信仰を捏造すること。あたかもそれがあるかのように振舞うだけで、何となく本当にあるかのような気がしてくる。
▼木原アルミ 『霊感パントマイム』
心霊現象をパントマイムでやる、という発想がまず素晴らしいと思う。なぜなら一般的にパントマイムとは実際にそこにないものをあるかのように演じるものであり、ところがここで扱われる対象は霊だの何だの、そもそも目に見えないものばかりなのだ。これほどまでに苛烈な批評性をパントマイムに持ち込んでいるというだけで彼女の表現者としての知性と野心は高く評価されるべきと思う。実際には何をやっているのか全くわからなかったのだが。結果は差し当たり問題ではない。
▼ポポル・ヴフ 『裏声』
前から見たいと思っていた関西のダンスカンパニー。構成・演出/徳毛洋子、振付/ポポル・ヴフ、出演/原和代、下津浦瑞希。サックスの演奏(舩橋陽)が付く。動かないポージングと、ゆっくりした動きの連なりというコントラストを見せたり、一方の動きを他方が追いかけてなぞったり、ズレたり、ということをしっかりした空間構成の中で展開していく。柔らかい音楽と、淡い色合いのワンピース、それと動きの質感などが調和して空間がトータルに立ち上がっている。動きは、キメキメなものではないが何度も反復されたり変奏されたりすることできちんと印象に残る。ダンサーたちそれぞれが「私は何でこう動いて次はここへ移動するのか」と考えずして結果的にそうなっていくような自然さ。寝ぼけているけど通い慣れた通学路なので道に迷うことのない子供のような。
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東京ダンスカフェ Vol.2 「フレッシュ派」

2004-12-11 | ダンスとか
西荻窪・遊空間「がざびぃ」、夜。
遅刻してしまい福田純子『シンク・アバウト・レジスタンス』を見逃す。
▼ノーズブリーダーズ 『ハネナ洞窟の女』
作/小川真帆、出演/小川真帆、瀧澤美貴子。途中からしか見ていないのでどうともいえない。呪術的なパーカッションが鳴り続け、黒い衣装を着た二人が関係をもったりもたなかったりする。マーシャルアーツのような絡みも。
▼神村恵 『I'm so sorry.』
今年に入って彼女を見るのは3回目。BPMの速い音で体を左右に激しくシェイクし続ける冒頭。リズムを取るのではなく右左右左という動きを荒々しく可能な限り加速する。そしてやっぱり顔が笑ってる。音がブツンと切れ、静かに立って腕や指で細々としたことをやって見せた後、舞台奥にある金属の扉を開け、戻ってくるそれを目がけて何度も飛びかかりキックしたり押しのけたりし続けるところが強烈だった。扉の強い力は重さであり、体の力はもっぱら速度(勢い)である。遅い力と速い力の衝突。単純なことではあれどこんなのは今までに見たことがない。全体としては何だかいかにも「することがない」感じなのだが人としてどうしようもなく面白い。天然と作為のブレンド具合が微妙であろう。
▼初期型01-04 『まだらなまだらいんげん豆が旅立つよ』
振付・構成/カワムラアツノリ、出演/オーエマミコ、カワムラアツノリ、シゲモリハジメ、フカミアキヨ。「ワキ」のネタじゃなく、濃いキャラクター四人のナンセンスなドタバタ。シゲモリは白塗りのマッチョな妖精、オーエは小さい人造人間、フカミはお歯黒に黒縁メガネ、カワムラは博士。ゴス+パンクに寄った感じの「アダムス・ファミリー」といったところか。基本的に笑いを取るのだが、35分もやっていて長くてイヤになった。こういうものは切らなければ無限にやっていられるのだから、逆に狙いを決めてギリギリまで削り込まなければどこまでもだらしなくなる。少なくとも1回ハケたキャラが再登場するのはナシだろう。舞台の上でストレス解消してはいけない。
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Noism 04 『black ice』

2004-12-11 | ダンスとか
初台・新国立劇場(中劇場)。
→『音楽舞踊新聞』にてレヴュー(『ダンスワーク』56号「2004年ダンスの総括」に再録)
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Co.山田うん

2004-12-09 | ダンスとか
天王洲アイル・スフィアメックス。
▼『ワン◆ピース』
▼『W.i.f.e.』
→『音楽舞踊新聞』にてレヴュー(『ダンスワーク』56号「2004年ダンスの総括」に再録)
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方法マシン第一回定期公演

2004-12-05 | ダンスとか
谷中・SCAI THE BATHHOUSE。
→『ダンスワーク』56号「2004年ダンスの総括」にてレヴュー
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イデビアン・クルー 『関係者デラックス』

2004-12-05 | ダンスとか
新宿・パークタワーホール。
幕で斜めに奥行きのある空間が作られ(可動式)、和服の女性、チアリーダー、警備員……とキャラクターが用意されて、小芝居のようなものと群舞などがコラージュになっている。不条理な「間」でゲームみたいなことをしていた前作『理不尽ベル』と比べるといつも通りのイデビアンで、小芝居と群舞が相互依存的にフォローし合い、一方が行き詰るともう一方に逃れてお茶を濁すような流れで60分強。飽きてしまった。相変わらず手の込んだ振付で、ちょっとしたターンや移動の中に一回だけギザッと寄り道ステップが入っていたり、一度反対方向に体を開いてからジャンプ移動、とか、バレエのパをベースにしつつ遊び心でいじくり回してあり、その偏執的なこだわり具合に呆然とさせられる。綺麗に揃える方向で踊り込んではいないためユニゾンは見映えがしないが、かといってバラバラにやっているところは振付を堪能しづらい、というわけでやはり良いダンサーがソロで踊るのが見たい。音楽はバッハの舞曲ばかりでやや地味め。
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