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ダンスとか。

東京ダンスカフェ Vol.2 「フレッシュ派」

2004-12-11 | ダンスとか
西荻窪・遊空間「がざびぃ」、夜。
遅刻してしまい福田純子『シンク・アバウト・レジスタンス』を見逃す。
▼ノーズブリーダーズ 『ハネナ洞窟の女』
作/小川真帆、出演/小川真帆、瀧澤美貴子。途中からしか見ていないのでどうともいえない。呪術的なパーカッションが鳴り続け、黒い衣装を着た二人が関係をもったりもたなかったりする。マーシャルアーツのような絡みも。
▼神村恵 『I'm so sorry.』
今年に入って彼女を見るのは3回目。BPMの速い音で体を左右に激しくシェイクし続ける冒頭。リズムを取るのではなく右左右左という動きを荒々しく可能な限り加速する。そしてやっぱり顔が笑ってる。音がブツンと切れ、静かに立って腕や指で細々としたことをやって見せた後、舞台奥にある金属の扉を開け、戻ってくるそれを目がけて何度も飛びかかりキックしたり押しのけたりし続けるところが強烈だった。扉の強い力は重さであり、体の力はもっぱら速度(勢い)である。遅い力と速い力の衝突。単純なことではあれどこんなのは今までに見たことがない。全体としては何だかいかにも「することがない」感じなのだが人としてどうしようもなく面白い。天然と作為のブレンド具合が微妙であろう。
▼初期型01-04 『まだらなまだらいんげん豆が旅立つよ』
振付・構成/カワムラアツノリ、出演/オーエマミコ、カワムラアツノリ、シゲモリハジメ、フカミアキヨ。「ワキ」のネタじゃなく、濃いキャラクター四人のナンセンスなドタバタ。シゲモリは白塗りのマッチョな妖精、オーエは小さい人造人間、フカミはお歯黒に黒縁メガネ、カワムラは博士。ゴス+パンクに寄った感じの「アダムス・ファミリー」といったところか。基本的に笑いを取るのだが、35分もやっていて長くてイヤになった。こういうものは切らなければ無限にやっていられるのだから、逆に狙いを決めてギリギリまで削り込まなければどこまでもだらしなくなる。少なくとも1回ハケたキャラが再登場するのはナシだろう。舞台の上でストレス解消してはいけない。
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Noism 04 『black ice』

2004-12-11 | ダンスとか
初台・新国立劇場(中劇場)。
→『音楽舞踊新聞』にてレヴュー(『ダンスワーク』56号「2004年ダンスの総括」に再録)
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