▼バランシン『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』
Balanchine, Tchaikovsky Pas de Deux
出演/レオノール・ボラック(Léonore Baulac)、トマ・ドキール(Thomas Docquir)
▼マクミラン 『マノン』より“出会いのパ・ド・ドゥ”
MacMillan, Manon
出演/ドロテ・ジルベール(Dorothée Gilbert)、ユーゴ・マルシャン(Hugo Marchand)
▼マクミラン 『マノン』より“寝室のパ・ド・ドゥ”
MacMillan, Manon
出演/リュドミラ・パリエロ(Ludmila Pagliero)、フリーデマン・フォーゲル(Friedemann Vogel)
振付の遊び心をよく消化した、快活で音楽性豊かな踊り。とくにパリエロのメリハリの利いた動きが小気味よく、劇的な説得力につながっていた。
▼フォーサイス 『イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド』
Forsythe, In the Middle Somewhat Elevated
出演/ビアンカ・スクダモア(Bianca Scudamore)、オードリック・ベザール(Audric Bezard)
▼クランコ 『オネーギン』
Cranko, Onegin
出演/アマンディーヌ・アルビッソン(Amandine Albisson)、マチュー・ガニオ(Mathieu Ganio)
▼ワイノーネン 『パリの炎』
Vainonen, Flames of Paris
出演/クララ・ムーセーニュ(Clara Mousseigne)、ニコラ・ディ・ヴィコ(Nicola Di Vico)
▼マクミラン 『コンチェルト』
MacMillan, Concerto
出演/ビアンカ・スクダモア、トマ・ドキール
▼イゾアール 『ヴィヴァルディ・パ・ド・ドゥ』
Izoard, Vivaldi pas de deux
出演/リュドミラ・パリエロ、マチュー・ガニオ
音楽はカウンターテナーの歌曲。パリエロとガニオが関係を様々に変化させつつ、常に息の合った流れるような踊りで、胸のすく快さだった。
▼ゲッケ 『悪夢』
Goecke, Nachtmerrie
出演/レオノール・ボラック、フリーデマン・フォーゲル
中空にスモークが浮かび、トップからの円い照明が刻々と色を変えていく。ゲッケの「いつものテイスト」という印象を超えて刺さって来るものが特になかった。ウィットを醸し出しているのであろう所も普通にサラサラと流れてしまう。音楽(キース・ジャレット、レディー・ガガ)もあまり効果的に見えなかった。
▼ノイマイヤー 『椿姫』
Neumeier, Die Kameliendame
出演/アマンディーヌ・アルビッソン、オードリック・ベザール
▼マクミラン 『うたかたの恋 マイヤーリング』
MacMillan, Mayerling
出演/ドロテ・ジルベール、ユーゴ・マルシャン