三軒茶屋・シアタートラム。
テクスト/ジャン・ジュネ、翻訳・構成/宇野邦一、監修/三浦基
出演/安部聡子、山田せつ子
BankART NYKで見た時は言葉の響きと体の動きが何か重厚な関係を築きそうな気配がしたので、期待していたのだけど、今回はどちらもが生まれるそばから蒸発してしまう感じがした。両者が絡まず、入れ替わって交互にやっていたのが一番大きな違いだろうか。後半のトークは宇野邦一、三浦基、鵜飼哲。上演もトークも、研究会的なノリを抜け出すつもりがないのであれば、それはそれで良いと思うけど、そういうことをやれる空間をしっかり選択したり、場を作ったりすることについては、もっと意識的にやれるはずだと思う。パブリックなのか、プライヴェートなのか、その度合について地点は独自のバランスを取ろうとしているように見える(既存のパターンにはまってない)のだけど、どう受け止めたら地点のやっていることのインパクトが自分にとってもっと大きくなるのか、ぼくにはずっとわからない。
テクスト/ジャン・ジュネ、翻訳・構成/宇野邦一、監修/三浦基
出演/安部聡子、山田せつ子
BankART NYKで見た時は言葉の響きと体の動きが何か重厚な関係を築きそうな気配がしたので、期待していたのだけど、今回はどちらもが生まれるそばから蒸発してしまう感じがした。両者が絡まず、入れ替わって交互にやっていたのが一番大きな違いだろうか。後半のトークは宇野邦一、三浦基、鵜飼哲。上演もトークも、研究会的なノリを抜け出すつもりがないのであれば、それはそれで良いと思うけど、そういうことをやれる空間をしっかり選択したり、場を作ったりすることについては、もっと意識的にやれるはずだと思う。パブリックなのか、プライヴェートなのか、その度合について地点は独自のバランスを取ろうとしているように見える(既存のパターンにはまってない)のだけど、どう受け止めたら地点のやっていることのインパクトが自分にとってもっと大きくなるのか、ぼくにはずっとわからない。