新開地・神戸アートビレッジセンター(KAVCホール)。
構成・振付・出演/岡登志子、美術/梶なゝ子、出演/糸瀬公二、桑野聖子、文山絵真、垣尾優、福岡まな実、堤悠輔(貞松・浜田バレエ団)、正木悠太、Alain Sinandja、天野光雄、中井瑠美。
「大野一雄 大野慶人 原作『睡蓮』アンサンブル・ゾネ版」と銘打たれている。大野一雄/慶人的なものと岡登志子的なものが実に不思議な形で融合していた。開演直前にハケられてしまう舞台美術により生まれる「何もない空間」、実際何が来るのか予測できない緊張感。川口隆夫の次の一手として興味深く見た。