ドイツ兼業主婦の台所

在独12年目突入!
なんでも楽しいドイツ生活♪

お寿司の思い出

2010年05月24日 | 気になる食材
日本へ帰国した際の感動『お寿司秘話』でございます。
これから北海道旅行を計画中の方には是非とも知って欲しい。

親友の車で母のお墓参りに行った日のこと。
お昼近くに石狩市厚田へ到着。
いつもなら墓参をしてから食事…というコースですが、
友人から「遅くなるとネタがなくなる」と。
彼女オススメのランチスポットはかなり人気のお寿司屋さんらしく、
ネタが切れて営業終了になるそう。
で、すぐにお寿司屋さんへ直行となりました。

ここが、知る人ぞ知る厚田「かねとも寿司



この日は土曜日でしたが天候は雨。
そのせいか店内は普段よりお客様は少な目のよう。
それでも、私たちの待ち時間は40分少々。
待ってる時間がもったいないので、店主にお願いして散策へ出かけました。

まずは、厚田名物の「とうふ」を買うことに。
でも1時を過ぎようと言う時間、普通は豆腐が売り切れております。
で、穴場スポットの近所の商店へ直行。
豆腐も揚げもかまぼこも全て揃っておりました!
それから戻って、お寿司屋さん近くの魚屋さんへ。
シャッターが半分下りてましたが、覗いたら…
「どうぞ、どうぞ、入んなさい」と、親切な若夫婦の店主。

「今日はもう、これしかないのさぁ。まけるから買ってって」と店主。



友人はこの写真手前の「かれい」をなんと!300円で購入。
それから、話が弾むうちに…
「ほっけもいらないかい?」と、店主から出血大サービス!
写真の奥、右側にある「ほっけ」がおまけとなりました。
浜の人情に感動!
『まる満 佐藤水産』さん、ありがとうございます!

そして…再び『かねとも寿司』
友人のススメで特上2,000円をオーダーしたのですが、出てきてびっくり!
これが特上一人前でございます。


そして…まだおまけが…
この一皿もプラスです。



しかも話はまだ終わらない。
店主が「なんか食べたいものないかい?」と。
言えばウニでも何でも握ってくれますが、追加料金なし!
「ウチは食べ放題だからぁ」という店主の言葉は冗談じゃなかった。

ネタは新鮮、全て店主が一人で握ってます。
テレビ出演も多いらしく、この日も某N○Kの取材依頼を受けてました。

北海道の人情と美味しいお寿司を食べたいなら、是非、厚田へどうぞ。
札幌から足を延ばしてでも行く価値大です。
厚田へ宿泊という手もありますか。

《今日の一句》
厚田にて タイムスリップ 昭和の人情